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写真付きで日記や趣味のブログ。「陸・海・空」乗物免許?マニア?の日記です。筋金入りの「アマチュア無線家」でもあります。

その5 グランドとコンタクト(交信)!

2001-09-29 17:55:00 | 日記
グランド=地上走行管制
タクシー(地上走行)するのに許可が必要!
そこで、ランナップ(試運転)も終わったし、いよいよ、離陸する為に、滑走路4L(フォーレフト)に行かねばならぬ!
生徒:ホノルル グランド  パイパー9118Z アット シーニック  リクエスト タクシー フォア テイクオフ!
(訳:ホノルル地上管制へ こちらはシーニックにいるパイパー9118Zです。離陸の為の地上走行を許可願います!)
グランド:18Z タクシー ツウ フォーライト フォックストロット!
(訳:4R滑走路の出入り口「F」まで、行きなさい!)
生徒:4R F 18Z!
4L滑走路と平行に並んでる、4R滑走路に沿ってタクシーウェイを、ひた走る!時速25Kmが理想だそうだが、結構早い! 40km/hくらいでてるかも?両足を踏ん張って、ラダーペダルを、あやつりながら、タクシーウェイのセンターラインを「またいで!」進む! 途中、くにゃっと、まがってるんだよな!そこへ、無線が入る!
グランド:18Z モニタータワー 118.1
生徒:モニタータワー 118.1 18Z
タワー(管制塔)の周波数を聞けだって!
カチャカチャ無線機のダイヤルを回して、周波数を合せる。
さあ、出入り口「F]です。スロットル絞って右に曲がって、黄色い停止線の手前でブレーキ踏んで停止!
ここで、タワー(管制塔)から無線が入るはず!
目のまえで、巨大なジェット機が着陸してきて、通過する。迫力万点!カメラカメラ!!ナンテ言ってる場合じゃない!ぞ。
つづく   
   



その4 ヘディングメーター

2001-09-28 19:22:00 | 日記
教官:おっとまった!チェックリスト、大事なとこ、すっとばしてるよお!
生徒:えっ!!!!ななななんでしょうか?
教官:ヘディングメ―ター(方向計)合わせてない!
生徒:あわわわ!(ダッシュボードの真ん中にご鎮座してる、磁石式の方向計に、エンジン動力式の方向計を合わせる!)飛びながらも、これ時々やらないと、いけないらしい。
教官:インストルメントチェックのとき、適当に流しちゃだめです!(実際は関西弁で「すっとばしちゃ、あかんがな!」っだったかな?)

その3 (8-9)

2001-09-28 19:09:00 | 日記
8・アルティメタ―(気圧)のセット。2995っ て言ってたなあ!
 ・トランスポンダー(スコークとも言って、 管制塔がレーダーで見守る時の、この飛行機 のコード番号)のセット。0225って言ったよ な?
 ・燃料タンクの切替。燃料タンクは、翼の右 と左にそれぞれある。どちらも使えるか試験 も兼ねて、さっき、エンジンかけたときと反 対のタンクに切り替えてちゃんと、おまんま が、来るか確認する。
 ・フライトコントロールのチェック。操縦桿 を動かして、舵がちゃんと動くか?ギーゴギ ーゴ動かしてみる。
 ・フラップも同じく、下げたり上げたり!
9 さて、いよいよ、「ランナップ」テストで す。
 飛行機は、エンジンの力が命ですから、これ が、最重要です。

 ・スロットル! 2000rpmに!  エンジン がうなる!機体がガタガタ揺れる!
 おもわず、両足を突っ張って、ブレーキペダ ルをふんずける。
 ・マグネトーのチェック。エンジンに1シリ ンダーあたり、二つずつ付いてる、スパーク プラグが両方とも、働いているかのチェッ  ク!途中でのエンストは怖いヨお!
 ・油圧、油温のチェック
 ・警告灯の点灯チェック
 ・サクションゲージ(引圧計:圧力が規定どおり無いとメーター類が動かなくなる!)5あるか?
 ・キャブヒート チェック(高度が高いとキ ャブレターが凍るから、暖める装置のチェッ ク)
 ・電動燃料ポンプをOFFにしてみる。燃圧計O Kか?
 ・スロットル アイドルにして、止まらない か チェック
 ・スロットルを1000rpmにする。
 ・すべての、計器は正常にうごいているか?
 ・パーキングブレーキをリリースする。
 つぎは、グランド(地上管制)と交信だ!

やれやれ、やっと、「チェック」は、おわり かな?
 まだまだ!!!!!

飛行訓練その2(5-7)

2001-09-20 19:35:00 | 日記
つづき

5.教官様曰く「さー、いきまひょか!」(京都出身で、サングラスかけて、お髭をたくわえられたお方!怪しい外人?のようなお方!)
フットブレーキをはなすと、ことこと動きだす。
「ブレーキテスト!」ふむ!止まる!(あたりまえ?)
生徒叫ぶ! 「ユーハブ!」(あんた、やって!)
教官、叫ぶ「アイハブ!」(おれやる!)動き出したらブレーキを踏む!止まる。OKだな。
教官叫ぶ!「ユーハブ!」  生徒叫ぶ「アイハブ!」
このへんは、まだ元気がいいねえ!
ランナップエリア(エンジンその他の試運転をする場所)まで、ことこと、タクシー(地上走行)
 
6.ウインドソック(吹流し)を横目で見ながら、タクシーウエイ近くのランナップエリアへ移動!機首を風上に向けて、停止。後ろに他の飛行機がいないのを確認する。(エンジンをふかして試運転するので、プロペラの風で他の飛行機がひっくり返えると悪い!)
パーキングブレーキ(車で言えばサイドブレーキ)をかける。
ATIS(飛行情報放送 127.9MHz)を聞いて、(情報コード、風向風速、雲量雲高、気温露点、気圧、使用滑走路、その他)をチェック!(覚えるか、メモする)ぜーーんっぶ、勿論「英語でーーす!」
そこは、アマチュア無線で鍛えた「耳」で、さらさらと、「メモ」する!
教官が、チラッと横目で見た!(・・・・こいつ、英語もろくにしゃべれないのに何で解かるんだア?)
無線機の周波数をセット!確認!
クリアランス(飛行申請)121.4
グランド (地上管制) 121.9
タワー (管制塔)   118.1
デパーチャー(出発管制)119.1
4ッつしか入らないので、とりあえずここまで!
しかしつくづく思うんですけど、無線機は日本製のほうが20年すすんでるよなあ!おらのアマチュア無線の機械なんか99チャンネルメモリーなんてあたりまえだよなあ!それに、キータッチ式じゃないし!カチャカチャつまみをまわすんだよお!まるで、昔のTVチャンネルみたい!
文句言っても始まらない!
7.クリアランスと交信!(英語で!)(飛行申請です。)
操縦桿に付いているPTTボタンを押しながら!ヘッドセットのマイクに向かって!
「ホノルル クリアランス
 パイパー9118Z
 リクエスト レッドヒル3デパーチャー
 ウイズ インフォメーション W」
と  かっこよく!英語なまりで!歯切れ良く!?生徒が叫ぶ!
うわあー、返事が来た!(当たり前だ!)
「パイパー18Z
 レッドヒル3デパーチャー
 メインテイン 1500フィート
 デパーチャーフレクエンシー 119.1
 スコーク 0223」
生徒: これを、復唱(リードバック)する。
クリアランス:「リードバック イズ コレクト!」
かっこいい!ちゃんと、聞き取れた気分は、最高!  どうだ!まいったか!
(まだ、飛んでもいないくせに!)

つづく

飛行訓練 その一(1-4)

2001-09-08 18:35:00 | 日記
だんだん、忘れかけてる!いかん!
暫くぶりで、飛行訓練の流れを順を追って、整理してみた。

1.あさ、飛行学校(とはいっても、トレーラーハウスに毛が生えた!失礼!程度?)に登校したら、スケジュールボードを見て、自分の乗る飛行機と、時間を確認する。ATIS(飛行情報)をワッチする。

2.自分の番になったら、ログブックと飛行機の鍵をもって、飛行機によじ登りプリフライトチェック。まず、タコメーターとホッブスメーターの値を、チェック!ログに書く。
だれも、見てないからといって、いんちきやると、自分の命に関わる!(車のレンタカーなら、借りた時、「チェック」はしないよな!途中でエンストしたよ!金返せ!ですむけど)飛行機は、操縦者(訓練生の私)の責任で飛ぶ。 「オイルが足りない」とか、「アンテナが一本、飛んでる」とか「ランディングライトが点かない」とか、何か見つけたら、報告する。(終わったら、報告する。)「プリフライトチェック コンプリート!」それで、教官様が「了解!」(・・・人が折角、英語できめたのに、「リョウカイ」 だって!

3.乗り込んで「ビフォア スターティング エンジン」チェック(エンジン始動前点検)
要するに、ドア閉めて(ほんとは暑いから閉めない!)シートベルと締めて、
全ての電気系統のスイッチのOFFを確認して、パーキングブレーキをかける。

4.いよいよ!「スターティング エンジン」チェック(エンジン始動時点検)
赤いマスタースイッチをON!
アンチコライジョンライト(衝突防止のストロボライト) ON!
アナウンシエーターライト(警告灯) 点灯確認! ランプが切れてないか?
電動燃料ポンプ ON!(ガソリンを汲み上げるポンプが、2系統ある)
飛行機の周りに(特にプロペラの近く!)人が居ないか確認!
小窓から外に向かって大声で!「クリアー―」と叫ぶ!
車のエンジンスタートの様に鍵を回して、始動! 1000回転に合わせる。
油圧・油温のチェック!
ロードメーターチェック! つまり発電機が働いているかのチェック!
アナウンシエーターライト(警告灯) テスト釦を押して点灯チェック!

これで、ブレーキ放せば、ことこと動き出すはず。

続きは、また次回!