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写真付きで日記や趣味のブログ。「陸・海・空」乗物免許?マニア?の日記です。筋金入りの「アマチュア無線家」でもあります。

スティープターン(急旋回)

2001-10-11 09:53:00 | 日記
ここは、オアフ島北部のハイレワ沖の訓練空域。スティープターン(急旋回!)の練習しました。通常の旋回は、20度バンク(翼を20度傾ける)くらいですが、急旋回は、45度バンクで、ギョエー―っと!左に360度。続けて、右に、360度。つまり、8の字に旋回して、元の場所にぴたりと戻る。旋回中は、高度は「一定!」(誤差30m以内)。バンク角の「一定!」(10度以内!)
じゃあやってみて!(ほらきた! 45度バンクなんて、やったことないけど、なんか、急降下しそうだなあ? たぶん、揚力がずっと減るからヨーク(ハンドル)いっぱい引けばいいのかなあ?)
ヘディング目標!ノースショアの岬の先端!高度2000ft(600m)、速度110ノット。マニューバーチェック!(またチェックリスト!)電動燃料ポンプ-ON、ランディングライト-ON(着陸灯)、燃料タンク切替。
トラフィック(他の飛行機)確認!前、右、前左、前。(もちろん上も下も後ろも、見たつもり!)
左手は、ヨーク。右手は、スロットル。ちょっと、噴かして、バンクを左45度へ!そらきた!高度が下がる!ヨークをひいいーーーく!左ラダーペダルで、すべり計のボールを真ん中へ!!あらら、バンクが30度になっちゃった!
嗚呼―――今度は!高度がア!!!
カッコワルー――!
むずかしい!シュミレーターでは、簡単なんだけどな!ヨークがこんなに重いなんて、力任せに引っ張りながら、微妙に調節するなんて、可能なの?(ほら!教官!いらついてきたみたい!)
教官:だから、計器ばかり見て頼りすぎるからですヨ!表示が少し遅れて出るので、頼りすぎるとだめなんですよ。前の窓枠と見える水平線との、位置関係を良く見て、それを、一定にすればいい!
ムー!なるほど!それにしても、腕っ節の力が残ってるだろうか?明日筋肉痛!
何回目かに!すーーーと、うんまくいったあーーあ!
ターンに入ったら、アラ不思議。前後左右上下の「加速度」を「感じない!」。私は、空中に「止まっている!」窓枠の外が「45度に傾いて」。「同じ構図の、風景が流れている!」
不思議な気持ちでした。わー―っ。凄かった!