JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

バンド間の被りの検証

2020-05-05 15:43:00 | アマチュア無線
外出自粛の連休ではありますが、コンテスト参加にワークショップ、それに被りの原因の検証と実に充実しています。

Blogのトップにあるように1本のタワーに複数のアンテナが乗っているのですが、昨年の14MHzモノバンドから14/21MHzデュアルバンド八木に変えてから被りが気になることが多くなったので、検証してみました。

タワーの乗っている全てのアンテナでカバーするバンド全てで100Wで送信して他のアンテナに誘起されるエネルギーを接続されている同軸ケーブルの先端コネクタ(リグに接続する部分)を終端型の電力計に接続して電力を測定してみました。

誘起される電力と被りの度合いは比例していました。原因はTA-22jrと214Cには21MHzが含まれているのでどちらかのアンテナで21MHzを送信するとTA22jrの40m又は214Cの20m受信に被りが生じて使用できない状況です。

もう一つはっきりしたのは、90度ずらした40/20/15/10m用ローターリーダイポールはバンドが重なっているものの殆ど誘起されずに、当然被りも殆ど発生していません。

これは夕方から夜にかけてSO2Rで40mで北米とやりながら20m15mでヨーロッパと同時に交信することに貢献していました。朝方はこの逆で40mでヨーロッパ20m15mで北米です。

パワー計の最小レンジが5Wなので0.5W以下の数値はちょっとでも針が振れれば目分量での値です。ゼロは全く振れない状態です。


コメント

CWS Contest Work Shop

2020-05-05 09:52:00 | アマチュア無線
Contest work shop(コンテスト勉強会)
ワークショップ?馴染みのない方だと何かの店?と想像される方もいるかもしれませんが、勉強会などを開催するときに使われる表現です。セミナーだと一方的に講師の話を聞くのが多いが、勉強会だと発表者だけでなく参加者からの情報も共有できるイメージでしょうか?

表題の通りコンテストの勉強会です。例年だと8月のハムフェアーに合わせて場所を設けて開催されるのですが、今年のハムフェアーは10月に延期、さらに新型コロナウィルスの影響で感染拡大を防ぐ措置として三密を避けることと外出自粛が呼びかけられました。

それでネット(zoomアプリを使って誰でも、PCでもタブレットでもスマフォでも参加できる) によるワークショップの開催となりました。

前置きはこれ位で、今回のテーマはSO2Rに関する発表が2名、160mバンドのモード別運用周波数について1名、そしてコンテストに関するアンケート結果、その後はネットミーティング(駄弁り、飲み会)でした。
今回は33名の参加申し込みがありました。



SO2Rに特化した発表でしたので、コンテスト運用スタイル、経験、技術的な知識の違いによっては、内容が難しい部分もありましたが、殆どの部分がコンテスト参加に限らず、アマチュア無線を楽しむためのハード、ソフト情報が網羅されていました。

どの様な内容だったかは、文字で説明するよりも、実際に見て聞いてもらうと宜しいかと思います。発表内容はこちらで見ることが出来ます。

発表資料:
https://www.dropbox.com/sh/7y5bavfbzpwmqv1/AABQLrMF3-QHMuAXwefdsNTaa

発表動画

https://youtu.be/5sHnM6ycvcM
中規模ローパワー局のSO2R実践 contest Workshop 2020 JA1BJI May 2, 2020

https://youtu.be/LjxbBHNLDMs
SO2Rへの道 JH4UTP

https://youtu.be/Eyz97uPwDM0
160m/80m Band Planについて by JA5DQH/KH7A

https://youtu.be/p11z3qluAhI
2019年秋実施アンケート結果発表

by JH5GHM

SO2R導入きっかけに関しては、得点向上は勿論ですが、ビッグステーションと呼ばれる局の様に呼ばれ続ける設備ではなく、標準的な設備では、呼ばれる続けることも少ないので、暇な時間が多いのです。また、交信が始まって相手が送信している間は手持ちぶさたを感じるようになるのです。

そこで、それじゃ他のバンドも同時に聞いてみるか?さらに呼びに回って交信もやろうと思うようになるのです。この辺りは発表者と共通していました。そこから先は、ハードとソフトの工夫が始まります。これも発表を見てもらうと参加になる部分があると思います。

もう一つのテーマは解禁になった160m SSBの運用区分についての世界的な現状でした。世界的なバンドプランだけなく、日本(JARL)が所属している世界的なアマチュア無線連盟の組織のアジア、大洋州地区の集まりIARU-R3では160mではSSBは1843KHzから上を使いましょうとされています。日本もメンバーですので、当然このバンドプランを批准しています。

ただ日本では電波法的には1843KHzから下での運用も可能ですので、運用しても電波法違反にもならないし、JARLがバンドプランとして強要することも出来ません。しかしJARLはこのバンドプランを批准していることを日本のアマチュア無線家に周知させることは必要だと考えます。

強要ではなくとも、この様な決めごとがありますよと知らしめる目的として社員総会等でJARLへの要望として発言されることを望みます。一般会員から理事や事務局へ要望しても良いのですが、これだとどこかでフィルターが掛るか担当者とのやり取りだけで終わって「検討します」で終わってしまうことも、社員総会だと要望の記録が残ります。

次のワークショップは10月のハムフェアーか、適当な時期にZoomを使ってネットでの開催が計画されますので、その時期になったらお知らせします。

Zoomを初めてやってみて、コンテストに限らず他のジャンルのテーマでもやってみるのは面白いと思います。Youtube等で一方的に見る、聞くだけではなく、質問出来るし、質問者と発表者とのやり取りを聞けるので、自分も参加しているという意識を持てるのもZoomの特徴ではないでしょうか

企画されたJH5GHM、発表者のJA1BJI,JH4UTP,JA5DQHの皆様に感謝です。

おまけ:実は調子こいて、翌日にZoomでAMコンテストの実況やりますよ~ってFacebookに投稿したら5名程の暇を持て余した人たちが参加されてコンテストそっちのけで顔を見ながら4時間ほど駄弁っていましたらモバイルネットのデータを3GBほど消費していました。汗 

私の様に使用容量制限有のモバイルネットでネットをやっている方にはzoomは厳しいかもしれません。実は今週末から光が開通する予定ですので、モバイルネットを使い切っても、(多分)大丈夫なのです。ドリンクバーだけ注文してファミレスで無料ネットと言う手もありますが

コメント (2)