週末は、ARRL DX contest CWに 10m Low power limitedで参加しました。
10mのアンテナをHB9CVから6eleに入れ替えて、丁度1週間でしたので、どんな感触か、とても興味ありました。
アンテナを上げた直後のWPX RTTYに5Wで参加した時の印象は良かったので期待していました。
スタートは、多くの局がランニングしているので、こちらがランニングしても効率が悪そうでしたが、ランニングと呼び周りを繰り返してみました。今回はlimitedなので、RBNやクラスターの情報は使えませんので、リグのウォーターフォールも見ながら、ひたすら、かつ慎重にダイヤルを回すだけです。スタート後2時間で100QSO程度で11時を回った辺りから信号も見えなくなり、いつもの感じです。翌朝まで休息と他のバンドの様子をRDPで見て少しだけ呼びに回ってみました。40/20/15m共にRDPでも聞こえた局は殆どできたので、十分楽しめます。
日曜日の朝は7時を回った頃からバンド内は隙間が無い位に埋まっていました。呼びにも回っていたのですが、いつもバンドマップ見て楽をしていたので、ダイヤルを回してコールサインを聞く操作が鈍っていました。呼びに回りながら、空きを見つけたらランニングしていました。すると7時半頃から、次第に呼ばれ始めて2時間位はずっとコンスタントに呼ばれました。スタート時にCWの送信スピードは34WPMだったのですが、どこかで知らぬ間に36WPMに変わっていました。本人も何となく速いと思っていたのですが、あとで気付いたのでした。しかし、何となく36WPMの方が喰いつきが良かったような気もします。それは、他局との交信が待ちきれない人が多いのかなと思ったりします。
それに100WですのでナンバーはATTを送っていましたが、聞き返されることは殆どなかったですので、36WPMでも速すぎるという事はないようです。ただ相手もそのリズムで来ますので、ちょっとした油断でこちらはとちってしまいます。この時の100QSO/hのレートが2時間続いて、これは、過去日本から参加したDX contestでは初めての経験でした。1kWのハイパワーだとこれ位のレートも普通なのだと思いますが。ここで400QSOを超えたので、月曜日の朝は特に呼ばれるので、500QSOに届くだろうと思いながら、今回は前日までにかなりやっていたので最終日はDUPが増えるだろうから、効率は落ちるだろうとの予想もありました。
月曜日の朝、やはり、効率はガタっと落ちました。500QSOには、乗せたかったので、周波数を変えながらランニングと呼び周りを繰り返して、どうにか超えることが出来ました。
終わってみれば、マルチを探すこともなく51マルチ出来たので良い方でしょう。これがUnlimitedですと、バンドマップに現れたニューマルチを呼びに行くのですが、その間、ランニングのレートが落ちるので、局数の伸びは少なかったかもしれません。実際は判りませんが.......
アンテナのジャンクを集めて作った6エレ(クリエートのコピー)ですが、ちゃんと働いているです。
今回はSO2Rもクラスターもないのでスッキリした画面です。バンドマップを表示していますが
ここにはQSO済と呼んでも交信出来なかったコールサインが表示されていますので、ダイヤル(周波数)と連動して
コールサインを聞く前にDUPが分かり、後は、空いた時間に取れなかった局を呼びに回ることもやっていました。
以下の表は、
左から時間毎の交信数、時間毎のZone交信数、時間毎のランニング(CQを出しての交信)になります。
こちらは交信レート、1分間の交信レートでは最大瞬間風速が吹く場合もありますが
60分だと、私の場合には、そんなにはなく、初めての経験でした。
今回IC-7610の録音機能があることを知り(今?)ましたので、ほぼすべての交信を
サイドトーン付きで録音しています。ログの締め切りが終わったら、公開します。
おまけ
IC-7800とIC-7300を使っているコンテスターから7300は受信音が疲れるとのコメントがあったので
SDRゆえに?と思って、私の方は7700(100W2日目)と7610(初日と最終日)を入替て比較してみました。
同じ様な印象はありましたが、気のせい?歳のせいでしょうか?
でもコンテストでの操作性は別として7610よりも7700が疲れないのは、実感しています。