JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

World Wide DX CONTEST SSB

2022-10-31 17:25:35 | アマチュア無線

週末はWorld Wide DX CONTEST SSBに15m LP Non assistedで参加しました。

10月に入ってから10mのコンディションが良くなってきていたので10mでの参加も考えましたが、アンテナがHB9CVのみですので勝ち目はないので今年までは15mにしました。目標は1000QSO 30Z 80C位でした。マルチは強くは意識していません。

期待に胸を膨らませて土曜日の朝を迎えました。10mも15mもラジオのウォーターフォールに隙間がない位開いていました。7600のウォーターフォールですので7300ならば隙間が見えたかもしれません。スタート時は皆さんランニング好きなので、ランニングしても殆ど呼ばれません、ローパワーだとなおさらです。中米やカリブ以外だと呼べば殆ど取れる状態でしたが、直ぐに遣り尽くしてしまいました。

九州から(私の所だけ?)は東海岸は殆ど聞こえず、良くてZone4までした。これが11時頃まで続き、そこから夕方まではYBを相手にポイントを稼ぐ時間帯です。15時を回った辺りからヨーロッパが聞こえ始めました。でもランニングしても殆ど呼ばれずに、呼びに回る状態が続きました。ランニングとS/Pを交互に続けていました。すると19時頃から急に呼ばれ始めましたが1時間も経たないうちに、呼ばれなくなり信号も少なくなってきましたので初日は21時には終わって翌朝まで休息です。この時点で400QSOでした。

日曜日の朝は6時頃から北米が聞こえ始めるので、ここで局数を伸ばせることを期待しましたが、ランニングしてもやはり呼ばれません……トホホ そのあとは近隣のオセアニアYBを意識してやっていました。夕方のヨーロッパは16時頃から2時間ほどランニングが出来ました。その後21時前にはヨーロッパの信号は見えなりバンド内がシーンとなったので、今夜もお開きかと思ったのですが、南西から南アンテナを向けるとVKやYBがまだ聞こえていましたので、やっていない局を探して呼びまわり、そのうちに5RとZSに巡り会えました。

そういえばコンディションの良い時期には深夜にアフリカが聞こえていたのを思い出しました。これからしばらくはこの時間帯は外せないようです。ただアフリカのアクティビティはどうなのでしょうか?この時点で700QSOでした。この調子だと月曜日の朝は時間当たり100QSOはやらないと1000QSOは無理の様です。北日本やハイパワーだと行けそうな数字なのですが….

月曜日の朝も6時頃から北米が聞こえ始めて、今度はマルチ探しをしました。この時点でTI,V3,XE,PJ9,PJ4,KP4とzone7,8,9が未だでした。月曜日の朝は割と取れるのですが、中々激戦でした。どうにかマルチは抑えることが出来ました。この時間帯も空いている周波数を見つけたらランニングしたり、3分タイマーを見て呼びに回ったりの繰り返しでした。

いつもだと、九州でも早い時間に東海岸からガンガン呼ばれるのですが、それが中々始まらずにダメかと思っていましたが終了30分前に来ました。終了まではしびれるように呼ばれて気分よく終了しました。次はWW/CWです。

IC-7600 NagaraT25DX Heil ic element. 

20年位前にTI5KD Kekoとオペレートして以来、彼がVOXでやっているのを見てフットスイッチ等は一切使用せず、全てVOXによるオペレートです。運用スタイルにもよるかもしれませんが、何も操作せずに喋るだけですので、こんなに楽な方法はありません❣

 

時間毎の交信相手ZONE

Running-535QSOとS/P-294QSOの割合

終了前30分のしびれた時間帯

おまけ、同時間での15mと10mの信号がびっしり詰まっています。

 

 

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東京CWコンテストとUK/EI SSBのダブルヘッダーな週末

2022-10-24 17:16:25 | アマチュア無線

週末は東京CW contestとUK/EI SSBに参加しました。

UK/EIは土曜日の21時スタートでしたが、ハイバンドは既に閉じており日曜日の午後からの参戦になりました。日曜日は朝の6時から東京CWにマルチバンドで参加、20/15/10mまで開いていましたので、シングルバンド参加でも楽しかったかもしれません。スタートは80mでランニングしながら40mで呼びに回るSO2Rでの運用でした。

7時頃までこの2バンドでやってその後は40mと20m,又は20mと15mとの組合せでした。10mはバンドマップとウォーターフォールで開け具合を見ながら運用しました。SO2Rの運用はDueling(2バンドで交互にCQを出す)方法とRunしながら他のバンドで呼びに回るS/Pモード等がありますが、朝の時間帯の40mは九州からだとあまり呼ばれる印象がないので、20mでRunしながら40mで呼びに回りましたので40mの局数はあまり伸びませんでした。

また15mと10mなど上のバンドが開いているが他の局があまり聞こえていない場合にはDuelingでCQを出すことでRBNに拾われて呼ばれ始めるので有効な場合もあります。それでもやはり呼ばれるバンドを見つけて、もう片方で呼びに回るのが効率は良いようです。

昨年まで、このコンテストは得点のみの発表で入賞者の交信局数やマルチの数が見えませんでした、今年から入賞者については公開するとのこと。今回の目標は1時間で60QSO(60Q/h)を6時間続ける(360QSO)ことを意識していました。しかし後半で失速し30局程足りませんでした。

この時間当たりの交信数を意識することは確実に効率的な運用に繋がります。例えばN1MMのタイマーや時間当たりの交信局数Q/hを見ていると、交信レートの変化を知ることができますので、効率を落とさないために、「今はCQを出すか?呼びに回るか?バンドを変えるか?等」、思考回路がフル回転します。結果として目標値に近付けることになります。これはラリーやレース、マラソン等スポーツと同じだと考えます。そこもコンテストの楽しみの一つかなと思います。

勿論、コンテスト参加の動機は、入賞は度外視でアワードの為であったり、知り合いへのエールであったりで、週末に集中して多くの局と交信できるからとも言えます。

正午に東京CWを終えて一息ついたら15時頃からUK/EI SSBを再開しました。この時点でまだゼロ交信でした。このコンテストはUK/EIだけでなく他のDXも得点マルチになります。15/10mともヨーロッパは聞こえますが、コンテストをやっている局は聞こえず、CQ出しても全く呼ばれません。16時頃から少しずつ呼ばれ始めましたが、ランニングしている局は殆ど聞こえていません。

続けて呼ばれ始めたのが18時頃からです。交信した何局かがスポットしてくれたので、この効果もあったようです。先週辺りは10mが賑わっていたのとヨーロッパが少し聞こえていたのでランニングしましたさっぱりで、15mはウォーターフォールには信号は見えていないのですがランニングしたら意外と呼ばれました。無理かなと思っていたUK/EIとも交信できました。

20時頃には10/15m共に静かになって21時終了の1時間前にはコンテストを終えました。20mは全く出来ませんでした。5月のUK/EI CWでは155QSOでしたが今回はやっと40QSOを超えた程度でコンディションもですがSSBという事でも少なかったのかなと思っています。

今週末はWW PHですが、ここ数週間10mが賑わっており、15mは開いているにも関わらず静かです。マルチバンド参加は別としてシングルバンドでの参加だとどちらのバンドを選ぶか悩ましいかもしれません。

東京CWコンテスト

N1MMでロギングした後にCBRをCTESTWINに読み込んでログサマリー提出

1 Radio1(80/20/10m)  2 Radio2(40/15m)

SO2RでのRadio1とRadio2での時間毎の交信数

常に2バンド使っていますが、

同時送信には、ならないインターフェースを使用しています。

例えば、片方で送信を始めた場合には、もう片方は自動的に停波します。

UK/EI SSB   DIS(UK/EIのコンテストでの地域区画 155あります)

UK/EIでのRun(CQを出しての交信数True 44QSO)で殆どランニングによる交信です。

おまけ:今回もSO2Rでは2台のキーボードを使用しましたが

①2バンドで交互にCQを出すDuelingでは、一つの信号を両耳で聞いてワンキーボード、これはN1MMとu2Rが自動的に受信音の切替とコールサイン入力欄にへのカーソル移動を自動的にやってくれるので、どちらのラジオで送信、交信しているかは意識せずに、聞こえたコールサインをタイピングすれば、ラジオに対応したログに入力されます。

②またRunしながらもう片方でS/Pで呼びに回る際には、両方のラジオの受信を左右の耳に分けて聞きながらツーキーボードでやりました。これは、ワンキーボードだと入力したい画面にカーソルを移動する必要があり、この操作が面倒に感じます。ツーキーボードだと聞こえた側のキーボードを操作すれば対応したラジオのログに入力されますので、入力画面の切替操作は不要になります。このあたりは実際にSO2Rをやってみないと理解しにくいかもしれません。

私のレベルでは、連続して呼ばれる時間帯は、そのバンドに集中しますので、他まで手が回らずSO2Rはオフにしています。でも、そうでない時間帯は殆どSO2Rでやっています。

 

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翻訳ソフト

2022-10-10 18:23:30 | 語学

先日のOceania DX contest Phoneの投稿を丸ごとDeepLで翻訳して修正を加えずに例として掲載したのですが、一部の英訳の不自然さに加えて内容が冗長すぎるとの助言がありましたので、内容を削って翻訳させてみました。元原稿は国内を意識した内容だったので海外向けではなかった部分も多あり

以下がスリムにした原稿です。

昨年に続き、Oceania DX Contest Phoneに参加しました。

昨年は21MHzLPに参加し、150QSO程交信できて、更にWorld Recordを達成しましたので、気をよくして、今度は28MHzに挑戦しました。

28MHzLPのWorld Recordが60QSOでした。そこで過去のログを参照してオセアニアからの28MHzへの参加状況を調べると、ざっと100局程度でした。

06UTC/15JSTからスタートして感触としてはオセアニアの局は、少ないかなと言う印象でした。Run とS/Pを小まめに切り替えて、夕方頃には目標の60QSOは達成できました。

翌朝はオセアニアの局が聞こえ始めたのが21UTC/06JST頃でした。この時間帯はZL,VKからは北米が開いていますので、ZL,VKのアクティビティが高くなります。
JAにとってもオセアニアとの交信数を増やす時間帯です。

但し、オセアニアの局はアンテナを北米に向けていますので、アンテナの方向は日本から少しずれています。

22UTC/07JST過ぎには日本からも北米、それも東海岸まで聞こえていましたので、コンディションも良かったのでしょう。

この時間帯を過ぎると、オセアニアの局は日本へアンテナを向けてくれて、さらにコンディションも良くなってきてZL,VKの信号も強くなってきます。加えてYB,DUの信号も強くなり始めます。この状態がコンテスト終了の06UTC/15JSTまで続きました。

終わってみれば200QSOを達成していました。
運用場所 矢山岳 890m
TS-480DAT 3ele Yagi

これをDeepLで翻訳して少し修正を加えたのが下のDX向けのBlogです。如何でしょうか?

2022 Oceania DX contest Phone

 

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ACAG / OC DX CW 全市全郡とオセアニアDXコンテストCWに参加

2022-10-10 13:33:48 | アマチュア無線

週末はOC DX CW 10m/LPとACAG 80mMixのダブルヘッダーでした。
結果は正に「二兎を追う者は一兎をも得ず」でした。笑

夫々のコンテストで目的目標はあったので一部分では達成と収穫もあったのですが
①両方とも足跡を残す (目的達成)

②昼間 OC DX CW World Record (目標未達成) JA6WFM
③夜間 ACAG 80m M 全国1位 (目標未達成) JF6YME/6

先ずは土曜日の15時からのOC DX CWから、今回のダブルヘッダーのメインはこちらでした。

と言うのも10mLPのworld recordがとても低かったので、そこそこ出来ればnew recordと目論んだのでした。同じエリアの10mマンも参戦で気合は入りましたが結果は歴代レコードはクリアしたものの、New redordはこの方10mマンに塗り替えられました。(多分他に居なかったような)

初日RBNを見ながらこのお方とのオセアニア方面への信号比較でかなりの差があったので500m級の山の頂上とは言え、南側に土手や木が生茂っていたので、この影響があったようです。日曜日は南側に開いている場所に移設して比較したら、どうにか同等の強度になりましたが、時に既に遅しでした。

実は前日には先週のOC DX SSB10mから気分を変えて15mに参加予定で機材を積み込んでいたのでしたが
SSBの時には、OCもそれを呼ぶNAもどちらもたくさんいて良く聞こえていたので、出発間際に迷って今回も10mにしてしまいました。これが敗因?OCのCW人口は少ないのか?それとも15mが人気だったのか?満足のいく結果には到達しませんでした。ただ、何れにしてもこのコンテストは、自宅でなくとも南側に開いている場所に移動すれば楽しめるコンテストですので、自宅に大きなアンテナが上げられなかったり、ロケーションがあまり良くない場合には、移動での参加は他のDXコンテスト比べてもお勧めです。

さて初日は18時頃には10mバンドも閉じたので21時からのACAG 80mに備えて夕食とビール(ビールがACAGの敗因?)
21時のスタートでは多くの局がランニング(CQ出している)時間帯なのでS/Pで呼びに回りました。JA方向に障害物もなく海を見下ろせるロケーションでフルサイズの逆Vですので、聞こえ方は自宅のスローパーとは全く異なります。ただTS-480DATの受信性能かオペの受信能力の低下か?バンド内が混みあって聞き辛い状況がありました。最長6桁の数字にうんざりも。ただ日付が変わる時点で150QSOは出来たのでまあまあのペースだったと思います。
翌日は6時か頃から7時までACAGを続けましたが、朝の時間はそれほど伸びませんでした。

その後はOC DX CWを再開し15時までやるつもりでしたが、雨の予想と南側の障害物のせいで局数の積み上げは期待できないと判断して、一度は撤収しましたが、同じエリア内で南側に開いている場所があったので、そちらに3エレと車を移設してOC DXを再開しました。それでも1時間程で伸びが無くなったので11時には全て撤収して帰路につきました。

ACAGは気力と体力があれば21時の終了までやろうとも思っていましたが、夜の冷え込みが影響したのか、凄い疲労感が出てきて、こちらも朝の運用を終えた時点でリタイヤでした。

今回の移動地は、一般の方が殆ど訪れず敷地内にトイレもあるし、舗装ですのでアンテナ設置も楽で国内コンテストでは勿論、南側が中心とならないDXコンテストでも、十分使える場所です。さらに上に行くと展望台がありますので、その上にアンテナを上げたら360度障害物無しですが、偶に訪問者もありますので車を停める位置に配慮が必要です。

TS-480DAT
80m IV
10m 3ele

OC DX CW score 28MHz/LP

DXCC別交信数

True/Run(CQ)とFalse//S/P(呼びに回る)の比較

先週のSSBの時にはCQを出してオセアニアの局を誘い出せましたが

今回は誘い出せず、呼びに回っての交信局が半数を超えている

 

ACAG 80m Mix

ハイライトもローライトも無しです。

出発間際で左21MHzHB9CVから 右28MHz3eleに積み替え

トップに80mの逆で真正面は北東で日本列島を向いています。3エレは逆方向のオセアニアを向いています。

天草の島々が見下ろせるロケーション

日曜日の朝から28MHz3eleを南側が開いている場所に移設、最初からここにすれば良かった?

でもここは北東がNGで更に狭いスペースで3.5MHzの逆ブイは無理なのでした。

 

今回のハイライトは唯一これかも 

6m VK6RSX/B ビーコン 自宅では、南側に山が迫っていますので殆ど聞こえず

私自身は久しぶりに聞きました。

 

 

 

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先日のOceania DX contestの運用形態の分析

2022-10-05 21:19:22 | アマチュア無線

先日のOceania DX の解析が抜けていましたので、改めて掲載します。

先ずRunとS/P別の交信数でRunで172QSO獲得しています。

見方を変えるとランニングしていたOCの局が少なかったとも言えます

それで呼びに回っているOCの局を上手く引き出せたのかなと想像します。

N1MMのボイスメモリー(実際にはTS-480DATのボイスメモリーをN1MMで制御)はフル稼働でした。

こちらはDXCC別の交信局数ですが、昨年の21MHzではYBの高いアクティビティの印象が強かったのですが

今回の28MHzではVKが半数を占めています。

半数以上のVKとの交信ですがRunとS/Pの割合を見返すと、沢山できたVKでさえ

ランニングしている局は少なくなかったということになります。

過去のレコードがそれ程高いスコアではなかったことと運用形態には関係ありそうです。

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