JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

4SQ アンテナ 備忘録

2015-05-29 17:15:00 | アマチュア無線
ここ数日4SQアンテナの調整に関わっていました。そして謎も理論も少しだけ解けて、終了しました。


準備したもの
①タワーから引き下ろした3.8MHz用1/4波長バーチカルを4組約20m間隔で設置。確実にタワーや他のアンテナ影響あり とりあえず短縮率96%でカット
②1/4波長ラジアル 3.8MHz 3.5MHz用1本ずつ
③1/4波長75Ω同軸ケーブル4本、速度係数を実測してカット
④クワドレチャハイブリッド(位相分配機)JA6JPS製作
⑤MFJ-259B
⑥サーキットテスタ

実際には3.5MHzに対応させる為にエレメントの下部にスタブを挿入して切り替えていますが、その調整説明は省略。

スタート地点
75Ω7C2V1/4同軸ケーブルは一般的な速度係数でなく、少し長めにカットして同軸の一方を解放でMFJ等のアンテナアナライザーでリアクタンス0になる長さを実測で見つけてカットしないと結果的に1m以上の誤差が生じることもある。これがどれくらい性能やSWRに影響を与えるかは実測していない。

4本のアンテナを設置した状態で位相分配機には繋ぎこまずに、其々のアンテナをMFJ等のアンテナアナライザーで目的周波数でインピーダンス40Ωから60Ω程度、リアクタンス0に調整する。SWRを下げると言う表現もあるが?

この部分は後に4本を位相分配機に繋ぎこんだ時に4本のアンテナが影響し合って変化するらしいが、スタート地点としての位置付け、ここを省略すると迷路に入り込む。

これだけやって4本を繋ぎこめば、ビームを4方向に切り替えても、全てのポジションで、そこそこのSWRとダミーに流れる電力は許容範囲内に入る。

例えば一つの方向でSWRが高いかダミーに流れる電力が大きすぎるか等許容範囲に入らなかったら、何処かに不具合があるはず、全ての部分を見直す。例としてラジアルの取付部分が見えない部分で接触不良だったり、これは、其々のアンテナを見直すと確認できる。

この辺りを省略して無線機側でSWRとダミーに流れる電力を下げようとすると見かけ上は供与範囲に入ることもあるが其々のアンテナが正常に動作しているかが?である。

さらに調整を詰めるには4本のエレメントの長さを同じ長さだけ調整する目的周波数よりも高ければ長く、その逆は短く、これでさらに追い込めるはず、そうならなかったら、調整でなく、もう一度全システムの何処かに不具合があると疑って見直す。

最後に製作記事は割と見つかるのですが理論的な情報が少ないので、私自身全てを理論的に理解しているわけではないので説明できる段階ではなく実験の結果と思ってください。

ただ4本のアンテナが1/4バーチカルとして適切に調整してあればその先は苦労せずにSWRもダミーに流れる電力も許容範囲内に落とせるはずです。

終わってみれば、今回は調整の部分と言うよりも不具合箇所探しが主な作業でした。めでたし

もし誤った理解があればコメント歓迎です。

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子供 作文コンクール 「私の愛したアマチュア無線」 笑

2015-05-27 06:16:00 | アマチュア無線
私がアマチュア無線(コンテスト)にのめり込んだ理由の一つ
それは目立ちたい(笑)

小学校、中学校で成績が良かった
かけっこが速かった
習字がうまかった
絵を描くのが得意だった
どれも当てはまらず

賞状なんてものを貰ったことが無かった
ところが高校生になって地元クラブのFOXハンティング、マラソンコンテストで入賞してしまった。
(夏休みにEスポでがむしゃら交信すると交信数は増える)
ここで入賞、賞状を貰うことに快感を覚えてしまう。
この頃から6m&Downでの入賞を意識する。

きっかけって、本人にすれば凄い感動なのだが
周りか見ると何も凄いことでなく、こんなもんでしょう
そうやっているうちに世界一を目指すことに

そして今もそこを目指しているのでした。

ある時期無線よりもモータースポーツが面白くて
JARLの会費も切らして暫くのめり込んでいたが
コンテストもモータースポーツも通じるものがあって
闘争心を刺激するスポーツなのです。

もちろん全ての人がそうでなく参加の動機は様々ではあります。

ある経営塾で先輩が新人に「成功の経験をさせなくては」とよく言っていた言葉が今でも残っているでした。


こうやって海外の無線雑誌に名前が載るってやっぱり嬉しいのでした。

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今週末はWPX CW CONTEST

2015-05-26 22:42:00 | アマチュア無線
今週末はWPX CW CONTESTです。DXコンテストではありますが日本国内同士も得点になりますので是非交信お願いします。

そして良ければログの提出もお願いします。何故ならば海外のメジャーなコンテストではお互いのログを突き合わせて、コールサインの誤りは無いか?コンテストナンバーの誤りは無いか?など正確な交信が行われたかを主催者がクロスチェックするからです。

相手のログに自分のコールサインが無いければ、コールサインの間違い?違う局との交信を自分との交信と思い込んでいるか?架空の交信ではないか?などチェックされます。その結果減点対象にもなることもあります。

国内のメジャーなコンテストも近い将来そうなるでしょう。

このところ21MHzでは国内が良く開いているので国内QSOでの得点アップにも期待できます。

14MHzか21MHzに出るか、まだ様子を見ていますがコールサインが聞こえましたら交信お願いします。
de JA6WFM
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2014 CQ WW RTTY の結果発表

2015-05-25 19:38:00 | アマチュア無線
昨年のCQ WW RTTYの結果が発表されていました。
http://www.cqwwrtty.com/index.html

予想外の成績で足跡を残すことが出来ました。
2ele HB9CV効果です。



さて週末はWPX CWです。14MHzにするか21MHzにするか迷うな~
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4SQ アンテナ 考察

2015-05-25 08:17:00 | アマチュア無線
と書けば理論尽くめと思われそうですが、ここ数日80m75m用の4SQの設置と調整に関わっています。私のではありません。笑

私の理解では、正方形の角に設置した4本の1/4バーチカルに位相差を与えて給電し指向性を出す。指向性の切り替えは位相差を与えるバーチカルの組合せを切り替える。

さてこのマッチング(合成)回路の理論が良く分からず、4SQやアンテナ合成の資料を読み漁った情報から、4本のアンテナのインピーダンスが50オームで使いたい周波数に共振点があれば(リアクタンスゼロ)であれば、何もせずにSWRは1.1でリターン電力は最小になると考えるのですが?どうなんでしょう

ところが、調整のスタート時点はこのポイントを書いてあるのですが、いざ調整に入るとエレメントやラジアルの長さ、展開方法を色々と試してSWRを下げリターン電力を最小にすると書いてあるのですが、ハイそれで全てOKになりました。果たしてその時の各バーチカルの共振点インピーダンスはどれ位になるのでしょうか?

理論的には50オームで使いたい周波数でリアクタンスがゼロになっているはずです。

しかし、そうならないとしたらバーチカルを設置する位置が正方形でなく、変形していれば、理論通りに行かないのかもしれません。

その辺りを詳しく記載してある情報がありません。SWRが下がってリターン電力が最少でビームが出ていれば、それで良いじゃんという考え方もありますが、その時の理論的な説明を知りたいのでした。

おそらく私の理解不足があるのでしょう


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