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JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

2025 WPX SSB review

2025-04-02 19:51:03 | 日記
今年も28MHz 100W ローパワーで参加しました。
コンディションはどうだったのでしょうか?
スタートで北米が聞こえているけど少ない

一巡したら新しい局が段々と減ってくるので
呼び回っている局に呼ばせるためにランニングを始めるのですが
100Wだと、スポットも極端に少なくて呼ばれません。
お昼過ぎまでは北米タイムなので、ランニングと呼び周りを続けていました。

昨年は、最終的に1000QSOを超えていたので、
今回の勢いを比較すると感覚的にコンディションが悪い印象でした。
下に、昨年のゾーン毎の交信と今年のゾーン毎の交信の比較を掲載していますので、コンディションの悪さが分かると思います。

ヨーロッパが開け始める15時前までは南にアンテナを向けて
ZL,VK etc 大洋州狙いです。
これはトンガで2年間運用した経験から大洋州(南半球)に位置するエンティティはある程度のマルチが取れたら、
そのまま続けて局数を増やそうとアンテナを南に向けている局はあまりいない印象でした。

でも、ランニングをすると呼び回っている局が呼んでくるのです。
それよりも、アンテナをあまり南に向けないことが、大洋州からさんかしている人達を寂しい気持ちさせるのではと思ってしまうのです。
スコアを考えると、大洋州はマルチ狙いだけ
そうなるのかもしれませんが.......

さて15時前からは、ヨーロッパ時間に入るので、
ここで北海道から関東辺りまでの局から朝の北米との交信で離されたスコアをどれだけリカバリーできるかです。
九州では21時頃まで開いていました。

ただ聞こえる局が段々とハイパワーと思われる局ばかりになりますので、特にインド洋向けで聞こえている局は呼んでもかすりもしない状態になり、ヨーロッパとの時間帯も終わります。

日曜日の朝です。
初日よりもA indexが下がっていたからか、少し出コンディションが戻ったような印象でした。

ただこれも初日は9時スタートで日曜日は6時頃からほ米が聞こえ始めるので9時を過ぎた時のコンディションと比較してみないと判りません。それか月曜日の朝の聞こえ方との比較でしょうか。

それで日曜日の朝は結局は土曜日の朝よりは少しマシかなといコンディションでしたが
聞こえている局の多くはやった局ばかりで、新しい局を増やすにはランニングするしかありません

大雑把に見ると初日と同じ位の交信数でしたので、遣り尽くした局が沢山いた割には同じ程度の交信数だったので、コンディション良くなっていたのでしょう。

でっ15時からのヨーロッパは土曜日と同じ程度の交信数でしたので、デュープの割合が増える中での結果なので、コンデイションは良かったのかな?と思います。

さて月曜日の朝です。
ここ数年、期待を裏切られ続けていますので、期待しないほうが
落胆しなくて済みます。

アメリカの東海岸の局との交信数が少ないのはコンディション影響だと思えますが
西側の局との交信数が年々減っているのはコンディションではなく参加局の減少でしょう。
終わってみれば717QSOで昨年よりも300QSO程の減少です........

10m以外のバンドは聞いていませんが、ウォーターフォールを眺めていた印象と日曜日の夕方には50Wと思われる局が21MHzシングルバンドで900番台を送っていた(どの部門にエントリーされるのかは分かりません)の後で聞きましたので、21MHzのコンディションが方が良かったのでしょうか?

WPXはバンドを通してマルチ計上であることを考えると
サンスポットの上昇でハイバンドのコンディションが良くなり始めた一昨年辺りから
マルチバンドだからマルチバンドで運用するとかに拘らず?考えずに
兎に角開いているバンドで交信を重ねることでスコアを伸ばせるという状況が続いています。

実際に昨年のJAでのローパワーのスコアを見るとシングルバンド参加でオールバンド参加のスコアを上回っています。
そして、驚くことに、今年も同じ状況です。
JAのローパワーオールバンドでしのぎを削っているトップ集団のスコアをほぼ21MHzで運用した思われる局が300QSOから400QSOの差をつけている様です。これは送っているナンバーを聞いての比較ですので、実際にはraw scoreが発表されるまで判りません。

これは現サイクルのピーク付近だから
シングルバンドでオールバンドを超えるスコアが出せるのだと思います。
とは言え、それなりの設備を持たないと可能性は低いと思います。

IC-7610 20m高のタワーに6ele八木 
N1MMで7610のボイスメモリを制御


RUN CQ出しての交信(True)  S&P 呼び周りでの交信(False)

ランニングを継続していた時間帯

2025 WPX SSB Zone毎の交信数
2024と比較して北米との交信数が減っていることが分かります。

2024 WPX SSB

2024 100W以下 ローパワー参加 オーバーオールスコア
ALL bandでエントリーはしていても、
大部分の交信がシングルバンドである局もいます。
CQ WPXで公開されている全参加者のPublic log (申告された交信記録)を見てみると興味惹く交信内容が分かります。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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WPX SSB (JG1LFR)
2025-04-07 19:24:26
WFM局 こんばんは

RAW SCOREが出たところでコメントです。
コンディションがいまいち、NA参加局の減少で100万点は逃しましたが、
スコアは昨年比で3割強アップ、上位局との差が少し縮まった結果でした。
ちなみに10mは448Q(777Q)、NA/EUは161/261で東日本の地の利を生かせていません。

40mのTA-22Jrがいまいちの感じなので昼は10m、夜は20mの運用中心、
15mもHEXでは厳しく感じました。

TA-22JrはBS-41を使用して周波数を拡張しているのですが、
CWとSSBでエレメント長をコンテストごとに都度変更しています。
コンディションにもよると思うのですが、14m長のV型RDPと比べても
良くなった気がしない感じです。
高さがないのも一因ですが、短縮した2eleで50Ω直接給電というのは
短縮コイルのQなど相当低いのでしょうか。
WFM局もお使いですがいかが感じておられますでしょうか??
どうぞよろしくお願いします。
返信する
TA-22jr (JA6WFM)
2025-04-07 20:41:23
WPX SSBのrawが出ましたね。
若者がトップ集団に加わり始めて嬉しく思っています。
TA-22jr(N-40P付)は
LFRさんがお持ちの印象と同じです。
以前色々な状況でTA-41jr RDPと瞬時に切り替えて
試していたことがあります。
国内外の相手のよって
どちらが強く聞こえると言うのはあるのですが
殆ど場合、信号強度の変化を感じられませんでした。
ですのでRDPで良いかと思うときもあるのですが
私の環境ではTA-22jrがノイズが少なくなって聞きやすくなるので、これは大きなアドバンテージになり使い続けています。
返信する
TA-22Jr (JG1LFR)
2025-04-07 21:48:50
TA-22Jrについて情報ありがとうございます。
同じような感覚で妙に安心、ノイズについては気にしていませんでした。
数年後にコンディションが下がったら40mのアンテナも
再検討する必要が出るかもしれませんね。
返信する
TA22jr 改 (JA6WFM)
2025-04-08 08:12:33
私もハイバンドのコンディションが下がったら
14/21MHzがメインになると思うのですが
7MHzの強化も必要だなと思って
TA-22jrの前にもう一本同じ様な導波器を載せたら面白いかなと考えています。
なんせ住宅地の中でやっていて
領空侵犯はできませんのでアンテナのサイズも限られてしまいます。
返信する

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