JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

2023 CQ World Wide DX Contest CWに参加しました。

2023-11-27 15:30:46 | アマチュア無線

今年最後?のビッグイベント CQ WW CWに Non-Assisted10m band Low power 100Wで参加しました。

スタート前日辺りからコンディションが回復したようで期待に腹を膨らしてスタート時間を待ちました。バンド内はびっしり詰まっていて、西日本からローパワーでランニングするには28060から上の方でないと隙間もないし、こちらの電波に気付いて貰えません。最初はバンドスコープの幅を28000-28100にしていました。最初28070付近まで詰まっていましたが、直ぐに28100を超える辺りまで広がりました。中南米、カリブの局はこの辺りを好む局もいるんです。コンディション次第では日本で聞こえないだけです。

スタート時はバンド内がカオス状態なので、CQ出してランニングするか、呼びに回るか悩ましいところです。多くの局が暖機運転兼ねてランニングを始めますのでハイパワーならば呼び周りが効率が良いかもしれません。ローパワーだと順番が回ってきませんので、ずっと上の方でランニングした方が、効率が良い場合があります。ですので交信出来ていない3分タイマーを見ながらランニングと呼び周りを交互にやっていました。こんな感じで午前中で150QSO程度でした。

昼からはヨーロッパのオープンを待ちながら、近隣を狙っていました。それと南半球も意識してCQを出すのも効果的です。向こうは呼び周りの局も少なくないのです。これは南半球で2年間運用して気付かされたことです。

15時頃からヨーロッパが本格的に開き始めました。19時前くらいまで賑わっていました。この時初めて時間当たりのレート100を超えることが出来ました。ハイパワーと違って中々巡り合えません。アフリカ方面は12時頃からショートパスで聞こえていました。今回はアフリカの局が少しだけ多い印象でした。お蔭様でZoneもそこそこ埋まりました。初日は468QSOで終了

日曜日の朝、北米のオープンに期待しました。ところが、開いてはいるものの殆ど交信済でパッとしません。後でわかったのですが磁気嵐が発生していたようです。(きっと磁気童が暴れていたのでしょう)そんな状況で期待した局数を積み上げることが出来ませんでした。それでも夕方にかけてのヨーロッパは、賑わっていました。最近は北米よりもヨーロッパが得点源になるようです。呼び方もスマートになっていますので、ヨーロッパ相手でも楽しいです。磁気嵐も収まって日曜日の朝に期待しました。ここで840QSO

日曜日の朝です。1000台に乗せたかったのですが、夜明けが7時前で、残り2時間ではそんなに簡単には行きません。目標修正で900台に乗れればと、呼び周りとランニング周波数を変えたりと、あの手この手とやってみました。これでどうにか941QSOに辿り着きました。

実は、今回は同じエリアの10mマンと「バトルをしましょう」となったのでした。最初は入賞狙いでNos-AssistedとAssistedで分かれましょうか?にもなりそうでしたが、それでは面白くないし、お互いに進歩がないので、同じ部門でバトルにしましょうとなったのです。以前も15mでやったことがあります。その時は大差は付かずにほぼ同じような交信数とマルチでした。バトルを意識したおかげで、マルチがとても気になって、ランニング中心の私でも、最中にも何処かにニューマルチがいるのでは?いなくなるのでは?と気なって仕方ありませんでした。結果は?1週間後のRaw scoreで分かると思います。

今回工夫?したことはCQの出し方です。これまでは CQ JA6WFM TESTでした。これを数日前にDX Contestの第一人者に TEST JA6WFMで全く問題ないと言われて、最初は今までの方法でやっていたのですが、直ぐに、後者に変更しました。これはかなり効果的だと思います。一回の送信時間は出来る限り短く、回数は多くすることで受信する回数と時間も増えます。長いCQは無意味です。小まめに繰り返すことが効果的です。運用方法を変えるときには、不安になるものですが、それは自分を基準にしているからです。例えばCWのスピードです。自分が心地良いスピードがあります。送信速度もそれが相手にとって心地良いと思いがちですが、これは違うようです。普段は30WPMから32WPMでやっていますがWWCWではナンバーが分かるので34WPMにしていたのですが、今回は更に36WPMでやりました。これでも着いてきてくれます。取ってくれるか不安になるのは自分を基準にしているからです。送信スピードは心地良いスピードから2WPM程度速くすると少しずつ慣れていけると思います。タイピング速度も大事ですが、相変わらずキーボードを見ながらタイピングしています........

IC-7700 (100W) 6ele Yagi N1MM

時間毎の交信数 ランニングCQ/True  呼び周りS/P false

時間毎の交信Zone

 

 

 

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オール九州コンテストにQRP 5Wで参加しました。

2023-11-24 20:28:26 | アマチュア無線

昨年に続き、オール九州コンテストにQRP 5W CW マルチバンドで参加しました。

QRPでやるのには理由がありまして、一つはQRPでも国内どころかDXでも結構出来るので中々楽しいのです、それともう一つは20mと15mバンドSSBでPCのスピーカーとラジオへのインターフェアーの問題です。CWでは200W出しても問題ないのですが、用心のためにマルチバンドで参加する場合には殆どQRPでやっています。幸いにも6mと10mは200W出してもインターフェアーは無いのが唯一の救いです。

今年は昨年の実績をもとにバンドスケジュールを決めて開始しました。21時スタート後は160m/80mを中心に40mも同時にチェックしていました。160と80mはタワードライブとスローパーを使用しており、タワーにはエレベターが乗っていますので、このレールとタワーの部分の接触具合でアンテナの動作が変わるようです。実際には他の部分に接触不良があるのかもしれませんが。この様な状況でSWRのふらつきがあったのでチューナーを入れて強制的に振れを抑えていましたので効率は悪そうです。結局160/80mは昨年の半分も出来ませんでした。ただ、参加局が少なかった様な印象もあります。他の6エリアの局もその様なコメントしていました。23時頃には諦めて寝ました。

翌日は6時頃からボチボチ始めて、7時頃から40/20mが賑わい始めました。昨年はこの2バンドは別系統のアンテナでしたのでSO2Rが出来たのですが、今回は40/20/15/10m用のRDPを使用しましたので出来ずに、タイマーで2分から3分程度呼ばれないと、バンドを切替て運用しました。40mはこの10mちょっとのRDPなのですが、感触的には上手く動作してくれている様です。他のアンテナと同時に比較してはいませんのと呼ばれる側ですので、参考にはならないかな?

15時の終了まで、調子よく局数を積み上げたのですが、それでも昨年の半分でした。昨年の20mは5エレでしたが今年はRDPですので歴然とした差でしょう。

15mは関東以北、10mは北海道付近も開いているのですが、気付いている局は少ないようでした。常勝のマルチバンダーだと気付いてくれる局が居るのですが、今回は少なかったです。

IC-7700 IC-7610 (5W) 160mタワードライブ、80mスローパー、40/20/15mRDP, 10m6ele

ロギングソフト N1MM

バンド毎の交信数、縦軸は時間でUTC表示

CQ出して交信Run/Trueと 呼び周りFalse

おまけ

バンドによってはSO2Rでやっていましたが、ご存知の様にIC-7610は異なったバンド同時に聞けます(見れます)ので運用しながら別のバンドをチェックできます。例えば40/20/15/10m用のマルチバンドダイポール等のアンテナを使用して、40m運用中にウォーターフォールによって15mや10mのオープンを知ることが出来ます。勿論バンド別にアンテナが揃っていれば言うことなしです。ですのでもう一台のIC-7700は20mにセットでSO3Rモドキにもなっています。

この画像は80mを運用しながら6mもチェックしています。受信音は出さずにウォーターフォールだけで確認できます。

そういえば、今回は6エリアが呼ばれる側だからか、交信終了時に自局のコールサインは送出せずにQRZだけを送出する局は殆ど聞きませんでした。

呼ばれてもいないのに数回QRZを送出して、呼ばれないと、やっとコールサインを送出する局がいます、効率を考えているのかもしれませんが、あまりカッコいいものではないですね。終了時に TU QRZだけを送出するならば、TU JF6YMEだけでも、待っている局があれば呼んでくれます。3文字多いだけです。これだけでなく、ランニングの仕方、呼び方と色々と親しんだ方法、慣れ、癖があります。私もありますが、それを変えることは、呼んでくれないのでは?取ってくれないのでは?と不安も浮かぶかもしれませんが、コンテストですので冗長なく適切な内容で効率的な運用方法がリズミカルで楽しいかもしれません?

国内外のペディションでも同じです。

 

 

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2023 オール九州コンテストのログ送付先変更

2023-11-23 19:01:24 | アマチュア無線

先ほど終了したオール九州コンテスト、16時頃にログサマリーを指定のアドレスへ送付、受領メール来ないな~と投稿していたら、

規約に掲載されているログ送付用のアドレスに不備があったようで、変更されています。

アドレスの変更が参加者全員に伝わるのかは微妙ですが、漏れが無いようにここでもお知らせします。

集計担当大分県支部のBlogにコンテスト終了直後に掲載されました。

JARL大分県支部

 

変更後のログ受付アドレス

または、ここから 第44回オール九州コンテスト LOGアップローダー

 

 

 

 

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2023 WW/SSB raw score

2023-11-06 16:50:23 | アマチュア無線

先週末開催された CQ World Wide DX Contestの自己申告スコア rawが公開されていました。

https://www.cqww.com/raw.htm?mode=ph

28MHz Non-assisted (DX claster, RBNやインターネットを通じて参加局の運用情報を閲覧することはNGで、全て自分で探す部門)に100Wで参加しました。

もしそれらのメディアを利用するならば、Assisted部門になりますので、この違いを理解されていない場合にはご注意を!

特に入賞対象になると、QSOデータとクラスターにアップされた情報等をデータ化して、交信の時間、周波数の動き等から疑いを持たれて「DX claster等を使用しましたか?」の確認メールが来ることもありますのでご注意を

最近は殆どの局がリグの周波数情報をロギングソフトに取込んでいますので、ログには細かい周波数までログに残されていますが、常勝の局でも周波数は全て28000等でリグの周波数情報は取込んでいないのかな?と思える局もいるようです。探して取れなかったマルチをまた呼ぶ際にどの様に残しているのだろうかと思うときもあります。メモ紙だろう?ロギングソフトに残せば簡単素早くチェックして再度チャレンジできると思うのですが、夫々事情があるのでしょう

呼ばれる側にいると、バンドチェンジしてCQを出すと間髪入れずに(クラスターに上がった瞬間)で呼んでくる局もいますので、クラスターを見ているのかな?と想像します。勿論SO2Rを駆使してCQ出しながら、片方では他のバンドのウォーターフォールのチェックやダイヤル回して新しい局を探している局も呼んでくるのが早いです。またスキマー使用は自前であっても殆どの場合 Assisted 部門になります。国内コンテストだと殆ど場合 AssistedとNon-assistedの区別はありません。唯一電通大コンテストはクラスターの使用は一切ダメです。

AssistedとNon-assistedのどちらが楽しいのか?と聞かれれば、微妙ですね。ダイヤルを回しながら全て自分で探す楽しみと、クラスターを見ながら片っ端から呼びまわる楽しさ、ただ100Wだと、クラスターに上がって暫くはハイパワーに呼び負ける場合が多いので、時間の無駄とストレスが溜まるだけです。でも自分で探した場合にはパイルになっていない時も多いので、特にニューマルチだと嬉しいですね。

CWだとRBNで自動受信解読でクラスター等に情報が豊富に流れますが、SSBですと、聞いた人が手動でコールサインを入力して気分によってアップすることになるので、CWよりも情報量は減ります。

DX contestで Non-assistedに参加されている方は、ずっと Non-assistedで何らかの拘りがあるのは想像できます。私もNon-assistedが多いのですが、Assisted部門しかない場合には、クラスター、RBN等を積極的に使用します。

前置きが長くなりました。

raw scoreの結果はJAではトップを死守出来ましたがAsia Topは逃しました。トップに大量減点があったとしても逆転できるようなスコアではありません。今年はARRL CW/SSBからWPX CW/SSBとずっとAsiaトップっだったのですが 、これは偶々他のAsiaの強豪が参加していなかっただけの事です。本気でやられたら、今回の様に勝ち目はないでしょう。JAのトップも山の上などにシャックを持たれている局が本気で参加されたら勝ち目はありません。幸いにもその様な局はハイパワー部門かDXとの交信がメインだったりするので、100W以下のローパワーだと平地の設備でもチャンスはあります。

勝負にならないと分かっていても負けると悔しいもので、それが次へのエネルギーに変わるものです。

サッカーやモータースポーツと同じです。

 

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