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プーチン大統領とのインタビューがこれほど騒がれたことはなかった   タッカー・カールソン、モスクワを離れベオグラードへ

2024-02-10 08:57:19 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)2月9日(金曜日)
        通巻第8124号
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 プーチン大統領とのインタビューがこれほど騒がれたことはなかった
  タッカー・カールソン、モスクワを離れベオグラードへ
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 モスクワに、ウクライナからのミサイル攻撃ではなく『カールソン旋風』が襲った。プーチンの動静より、タッカー・カールソンが、その日何をしたか、パパラッチやらストーカーまがい、滞在したホテル前にはカメラマンと群衆。
 カールソンは2月1日にモスクワ入りし、6日にクレムリン宮殿でプーチンとのインタビューを収録した。このカールソンのプーチン大統領へのインタビューはモスクワ時間で2月9日朝にクレムリンのウェブサイトに掲載される。

 2月8日、カールソンはモスクワからベオグラードへ向かった。
 滞在中はオペラ観劇やら、「ヴクスノ・イ・トーチカ・レストラン」(旧マクドナルド)でハンバーガーを食し、夕食はどこそこで等々。まるで米大統領が日本へ来たときのような騒ぎ方だった。

 ホワイトハウスは周章狼狽気味でジョン・カービー報道官は「カールソン氏がプーチン大統領にインタビューする必要はない」としていたし、また元米国下院議員アダム・キンジンガーは、カールソンを「裏切り者」と呼んだ。

 一方、米国下院マージョリー・テイラー・グリーン議員は、「アメリカ人はタッカー・カールソンのようなジャーナリストからしか真実を聞くことができない」と賞賛した。

ニューヨーク・タイムズは、「プーチン氏が交渉による戦争終結に前向きであることを示唆した場合、このインタビューが米国内のウクライナをめぐる政治的分裂を激化させる可能性がある」と分析した。

ブルッキングス研究所の上級研究員、スティーブン・パイファー(元駐ウクライナ米国大使)はCNNに対し、「このインタビューが米国社会の分裂を引き起こす可能性がある」と語った。

フランスのフィガロは、「アメリカ国民に向けられた素晴らしい宣伝行為」であると評価し、「カールソンと親しいドナルド・トランプ前大統領とその支持者に裨益するイベントとなった」と、褒めたのか、貶したのか意味不明の論評。


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