9月のマンドリン演奏会は満席で盛況のうちに終わった。
そのご褒美で9月後半に九州東部(主に大分県と宮崎県)の棚田を巡りました。
その報告です。
ここは大分県・日田市・豆田町(まめだまち)です。
「豆田町商店街」です。
豆田町は、江戸時代幕府直轄の城下町として栄えた「天領」で、今なお往時を偲ばせる古い建物や町並みが数多く残っています。
豆田町は国の伝統的建造物保存地区に指定されています。
日田が天領となったのは1639(寛永16)年、日田陣屋(御役所)が置かれてから。
日田は経済の一大中心地となり、大いに栄えました。
日田市と言えば猛烈な暑さで有名です。日田盆地は、すり鉢状で空気が滞留しやすいのです。
日田市は天領地という由緒ある歴史だけではありません。
山林に恵まれた土地柄、林業が盛んで日田杉を用いた木工工芸品も豊富です。
その一つが日田杉を用いた下駄です。
古くから下駄の製造・販売を行っています。