今回の旅は、「山口県の棚田巡り」です。
ここは山口県・周南市・中須北です。
「中須北の棚田」です。
盆地を囲む峰市台地は大正時代に開田しました。
中須北の5集落の全戸を会員とした「棚田清流の会」を結成しています。
「棚田清流の会」では、棚田オーナー制度と農業体験交流を実施し、
都市住民の余剰労力を借りて、地区の財産というべき棚田の保全に努めています。
荒廃地に花を植栽したり、竹藪を除去したりして、棚田の景観を
保全するとともに、棚田の中心を流れる黒石川の清掃など、
住みやすい環境整備に取り組んでいます。
田んぼには化学肥料や除草剤などの農薬を使用せず、
環境負担の少ない環境型の農業を実践しています。
以前、耕作放棄田だった棚田も、又、元の姿に甦っています。
この広い棚田内で耕作放棄田を見かけなかった。
等高線に沿って何段の棚田があります。
そこには、昔、教科書で見たような懐かしい日本の風景が広がっていました。
一服しました。