日本の棚田

日本の棚田・長野県の棚田の写真を載せてあります。
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雲南省の棚田と少数民族を訪ねる旅(中国雲南省元陽県「せい口の棚田」)

2013年02月10日 07時33分16秒 | 中国
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
 
 
「菁口(せいこう)の棚田」です。
「菁口(せいこう)の棚田」は宿泊地の
新街鎮街から約6Km。
標高は約1700m。
日本の棚田で最高地にある棚田は八ヶ岳山麓あり、標高は約1100mです。
アヒルが戯れる棚田です。
 
 
元陽の棚田は通年灌水方式です。
春から夏の稲作期間のみならず、秋も冬も水を張り続ける水田です。
棚田地域は年間降水量は約1500mm程度で棚田の総面積は多過ぎます。
集水能力の小ささを補い、沢水や降水を限りなくため込むことで、
春の訪れとともに直ちに苗作りと春耕を可能とする方法として通年灌水を
選択されたのではなかろうか
 
 
棚田の一部が赤色になっています。
それは、冬期間に水面に繁茂する「アカウキクサ」です。
「アカウキクサ」により空中窒素の固定が、稲への
施肥効果を担ってきたのでは・・・
「アカウキクサ」は
水稲の緑肥として中国南部、ベトナム北部で長い間利用されています。
日本では絶滅危惧種です。
 
 
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