10月1日の日曜日、何とか部屋の中は車椅子なしで移動できるようになった、あと少しだ。と、思ったその日。
午前中に家事を済ませて、11時頃に、さてお昼の支度。「希直さん、なにがいい？サンドイッチ？焼きそば？なんでもあるよ」
「何もいらない。食べたくない。。」「えっ？」聞けば、便秘気味でお腹がイマイチ。食欲がわかないと。😅仕方ない。自分の分だけ作ろう。とキッチンに立ったところ、ベッドから「何か要らないタオルない？」。「お尻から何か出たみたい。。」「ン？？何か出た〜？？？」見ると、パンツに血が滲んでいる。。「黒い便が出たら気をつけるように」と言われているものの、赤い血、である。あらら。。何だろう。。
このところ便秘気味で、便が固いらしい。。排便時に切れたのかな？と思ったが、横になってるときに”ス〜と出た”とかで血便ではなさそう。。。熱は平常。血圧、酸素、異常なし。。。どうしたものか？？
こんな時は7119だ。と電話をして、簡単に経緯と状況を話すと「すぐに救急車を呼んで病院に」であった。え〜っ！！？？(ﾟДﾟ)
それから大慌てで身支度を調えて、119にTEL.。去年、感染症にかかって一番大変な時に来てくれた山元町の救急車がすぐ来てくれて、みなと赤十字病院へ。
12:30頃に病院に入って、検査を待つこと3時間。。😅やっと、医師の説明があり、「どこからの出血か分からないので、入院して、詳しく状況を確認します」と。え〜っ、また入院〜！！？？「ご本人も入院することで了承しています」。
そんなこんなで暮れた一日だった。
翌日、入院用のあれやこれやを持って病院に。病室に行くと、ゲンナリした様子で腰掛けている。見るとテーブルのうえに、大腸検査のための事前に飲む2リットルの下剤がドン！大腸に異常がないかどうかの検査をするようだ。そうでなくても普段からあまり水を飲まない希さん。あの飲みにくい下剤（！）を飲まなきゃいけないのでかなり落ち込んでいる。チェックシートを見ると２回までチェックが入ってる。「飲めないから検査はやらない、と言ったんだ・・・」。とはいえ、ここまで来たら飲んで検査を終わらせなくっちゃ。。頑張れ！
そこに若い看護師さんが入ってきて、励まされて（？）なんとか３杯目をクリア。。。「すぐに飛びついちゃいけない。。いい教訓になったヨ」と。どうやら、うまいこと言われて検査を受けることを受け入れたらしい。若い女性の看護師さんだし、ついついOKしてしまったのね。いいことです😊
そんなこんなで３杯目を飲んでトイレに。終わって看護師さんがチェック「ああ、これならもう飲まなくても大丈夫ですね〜」。
その間、栄養士さんが来て食べ物のアレルギーはありますか？の確認。「ご本人によると、チョコレートにアレルギーがあると書かれてますが」。えっ？！チョコレート食べるとアレルギー？？聞いてないよ。これまで買い物に行くたびに「チョコレートとキャラメル買ってきて」と言ってたのに〜(ﾟДﾟ)
トイレから出てきた希さんに聞くと「食べてたら痒くなってきた」。え〜っ！？それは食べ過ぎだろう〜！！
食べ物の好き嫌いがあるので、これがいい！となるとそればっかり食べる癖がある。どうも最近あまり「チョコレートを買ってきて」と言わなくなったなぁ〜、と思っていたら、そういうことだったんですね(^_^;)
翌日、退院時の着替えとおむつパンツやらパッドやら、ティッシュペーパーやマスクやシェーバー、メガネ・・普段使っている諸々を担いで届けたその夕方、担当の女医さんから電話があり、大腸検査は無事に終了し「大腸には問題ありません。他の小腸にも異常は見られません。ただS状結腸に小さな血マメ（？）のようなものがあって、そこが潰れて出血したようです」。「今は出血も止まっているし、他に問題なさそうなので今週末には退院できそうです」。よかった〜😊やれやれ＼(^O^)／。というわけで、あれやこれや心配したけど、金曜日に退院が決まりました👍
S状結腸というのは胃と小腸を繋ぐ部分ということで、もしかしたら、去年の十二指腸潰瘍の名残りなのかなぁ〜？？
ともあれ、すぐに退院できて、大腸ガンの心配もなし。つまりは希さんは内臓系には以上は見受けられないということになり、来週からは、またせっせとリハビリに励んでいただくことになりました。
※幽門じゃなくてS状結腸でした💦
