izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

太極拳と経絡ストレッチ。あるいは、O.S.Position=ゼロ・エス・ポジション。

2010-12-31 15:23:47 | 太極拳
2010年も終わった。
21世紀の最初の10年は、いままでの既成の枠組みや価値観がどんどん崩れているがまだ新しい社会像が見えてこない、まさに混迷の時。。。。歴史の転換期を直に体験している、という意味では面白いが、現実問題としてはいろいろタイヘン。。。。

 
 で、まあ、ワタシ個人としては、2010年は後半が激動の年(?)。
 まずは、品川区武術太極拳連盟の副理事長を引き受けることになり、これまで意識的に避けてきた"組織運営"に、否応なく関わることになった。 
 もうひとつは、取材を通じて知り20年来続けてきた経絡ストレッチエクササイズの指導員資格を得て、教室をスタートさせたことである。
 "経絡エクササイズ”というよりも、西村仁凰子先生が提唱する「経絡O.S.Position」の指導員としての教室である。
 O軸で正しい重心の取り方を知り、脊柱の自然なS字カーブで頭の重さを支えるーこれが「O.S.Position」の基本だ。身体の軸を正しく整えることはすべての動作に関わること。誰でも、多少なりとも、長年の生活習慣から身体の軸が歪んでいるものである。それによる肩こり、腰痛、膝痛は、思い当たることが多いのではないだろうか?
 

 この「O.S.Position」による軸の整え方を学ぶ中で再認識したのが、やっぱり伝統陳式太極拳の素晴らしさ!
「O.S.Position」では、しばしば、「肛門を締めて、尾てい骨を下に、肩甲骨を下げて」とか、「外くるぶしー大腿骨骨頭ー肩ー耳を揃える」とか「胸から首の付け根、首の付け根から頭の真ん中まで」を整えることがいわれるのだが、これって、まさに太極拳でいう、"気沈丹田"と"虚領頂勁"で軸を上と下に分けること、と同じだ!
 陳式太極拳を30年近くも続けていると、なんとなく身体が自然に感じるものがでてくるが、この「O.S.Position」は、目的と動きがストレートなので分かりやすいのである。
 今から太極拳を始めるには順番を覚えるのもタイヘン、という声もあり、「O.S.Position」はまさに「その場でできて、すぐに気持ちいい!」エクササイズ。
 仕事から離れてだんだん時間ができ、同時に今まで無理矢理使っていた肉体も疲れが溜まり、「これはいけない、なんとかしなきゃ!」と思っていた友だちも多く、そのお疲れを解消するお手伝いをしましょ!と教室をスタートさせたのであった。
「経絡はまじょ会」とネーミングしたこの教室。月一回だから気楽に通えるところもいいでしょ?

 
 そんなこんな、今年もまた、陳式太極拳と「経絡O.S.position」で身体磨きに追われる年になりそうでっす。
 ※「経絡はまじょ会」のお知らせは後日。興味がある人は、西村仁凰子先生の「経絡の部屋」を。






コメント
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