「上海ティーサロン」で、貨物線を眺めながらのランチ

一人ランチは好きだ。
友だちとお喋りしながらは楽しいが、１人で静かにランチするのも気持ちが休まる時間だ。

好きな一人ランチの店はいくつかあるが、そのうちの一つが、横浜SOGO4階にある「上海ティーサロン」。
大きなガラス窓の外は、横浜港に繋がる運河と広々した空。
シーバス乗り場や日産の本社やマリノス練習場が見えて、気持ちがいい。
時間によっては、運河にかかる鉄橋を貨物列車が通って行く。
その橋の下を、シーバスがゆっくりと方向を変えて、出入りする。
午後の日射しが水面に反射してキラキラ光る。

みなとみらいからの道がない頃は、貨物線の周りは何もない埃っぽいような空き地で、ススキが生えていたくらい。
東神奈川の市場の方に向って右から左に、線路がずっ～と続いているのが見えていた。
好きだったなぁ～、あの景色。
貨物線が通るのがお昼過ぎと午後2時過ぎあたりで（うろ覚えだけど）、その時間に合わせてランチに行った。
１人で、いつまでも外を眺めていても、飽きないし、平日は空いてるから他の人も気にならないのであった。

最近は、みなとみらい地区がさらに整備が進んでいて、つい最近行った時は、マリノスの練習場あたりの運河に面したところはなにやら工事中で、線路がすっきり見えない・・・・・。
なんか、ゴチャゴチャしてきてるんだなあ。。。。残念！
静かにひっそり隠していた場所が、どんどん開発されて、晒されていくようで、これも時代の流れだ仕方ない。けどちょっと寂しい。


で、「上海ティーサロン」は、海老ワンタン麺とか白ごま担々麺とか、お料理のメニューは少ないけど、量がちょうどいいくらいで上品な味。デザートもすっきり品がいい。
中国茶もゆったりおいしくて、料理もシチュエーションも、１人ランチには絶好のお店なのでした。

窓から見える景色がどう変わっていくのか・・・きっちり見るのも、これはこれで面白いしね。