いわをのニューヨークでSink or Swim!?

「Sink or Swim」=「いちかばちか、やってみるしかない」の意。
だって、一度きりの人生だもの。

Utadaに会えた!!!!!

2009-03-29 18:38:55 | イベント

3月25日(水)10:30AM、 5th Ave のSEPHORA前に並ぶ人々。
この人たちの目的は…

長らくお待たせしました(待ってない?)。
明日とか言っておきながら、引っ張りすぎてごめんなさい。
2日も経ってしまって、気がつけばもう3月も終わりです。


さて。
Utadaとの対面から3日経った今もなお、コーフン冷めやらぬ本日。
ついに、物語もクライマックスを迎えます。
その記念すべき日となった2009年3月25日をここに綴ります。


イベント当日の朝。
ちょっと緊張して迎えつつも、プチ寝坊してしまった私。
焦った。

イベント前日に、
SEPHORAの店員(結局そのお姉さんとはそれがきっかけで仲良くなった)
に確認したら
「早め(開店前!)に来るのがベター」
とのアドバイスを受けたことはご存知の通り。

ならば、と忠実にその忠告に従おうと思っていたのに、
寝坊。
バカバカ、自分。

SEPHORAの開店は10:00AM。
9:30には店頭に着けるように…と思っていたのだが、
結局その時間に家を出ることになってしまった。

…っつったって、
10:30に着いてもうすでに人がいっぱいってことはないでしょう…
と思いながらも内心ドキドキ。

すでに人並んでたりするのかな。
逆に早すぎたり…!?
いやいや、そんなことはないでしょう。。。
…などと、1人勝手に自問自答。

嬉しいことに、快晴だったその朝。
太陽の光が眩しくて気持ちよくて、
しかも今晩はイベントで生ヒッキーに会えるし…気分はサイコー状態。

そんな満足気分が私を大胆にさせたのか、
どーやら私。

地下鉄を待っている際、
i-podで聞いていた曲(もちろんUtadaの「Come back to me」)
を口ずさんでいたらしい。
いや、口ずさむというよりは、歌っていたのかも。

隣にいた女性が私に向かって何か話しかけた。

やばい。

うるさいって言われるのかなと思いつつ、イヤホンを外して女性に尋ねた。

私:「すみません…、今何と?」
そしたらね、その女性の口から出た言葉。

女性:「You look great!」

私、思わずハテナ(?)な表情になった。

私:「本当に?私、自分が口ずさんでいた歌がうるさいと注意されたのかと思ったわ。でも、嬉しい。だって今日ハッピーな日なんだもの。」

女性:「Don’t Worry! Enjoy your day!」

そー言って、女性は地下鉄に乗っていった。


電車が走り去った後、私は何とも言えない温かな気持ちになった。
抑え切れないワクワクが溢れちゃっていたのでしょう、きっと。

そして何より、通りすがりの人であっても、
こうやって伝えることが何ともステキではないですか。
ニューヨーカーのこんな一面に、幸せを分けてもらうことは少なくない。

そんな幸せの気分に浸りながら地下鉄の駅を降り、
いざ!

目指すは5番街のSEPHORAへ。
平日の朝。
ラッシュは過ぎたといえども、ビジネスマンが多いエリア。
人をすり抜け、軽く走る私。

…と、そこに見えてきた!SEPHORAが。

予想はしていたものの、すでに並んでいる人を見ると妙にワクワク。
(↑冒頭の写真)


私がSEPHORAに着いたのは午前10:30。
その時点で15人ほどが並んでいただろうか。
私もすかさず列に並ぶ。

「Utadaイベントに並んでいるの?」
一応確認しないとね。

隣は携帯電話のショップだし、万が一新機種目当てに並んでいる人の列…
なんてこともあるかもしれないし。

案の定、



Utadaイベントのお客さんの列だった。



日本人のファンが多いのかなと思っていたのだが、
朝から並んでいる人たち(その時点で)に日本人はいなかった(以外!?)


ワールドワイドなファンを持っているのね、Utada。

私の前後に並んでいる人も1人だったので、
色々な話をしながら時間を潰す。

「時間を潰すって言って、6:00PMまであと7時間半もあるよ…」

そんなことを話しながら笑っていたら。

私の頭上に何かが降ってきた。

What!?

快晴のはずですけど。
雨とは違う感触ですけど。

イヤーな予感。
と同時に見えてしまった。

腕についた鳩のフンを。
Oh,Shit!である。

なぜに?
さっき地下鉄の駅で通りすがりのお姉さんに
幸せを分けてもらったはずなのに。

これはないでしょう。


ヤツらめ…

今日、イベントだってゆーのに。
このいきなりの洗礼。



こんなんなっちゃいましたけど


でもね、そこでも周りの人の優しさといったら。

私の前の前に並んでいた青年は「好きなだけコレ使って!」と、
カバンからナナフキンを取り出してくれ、

私の前に並んでいた女性は、
私の頭上から後頭部についたフンを丁寧に取り去ってくれ、

私の後に並んでいた女性は、
私の後姿をチェックして「もうこれで大丈夫よ」と言ってくれ…。

フンには「ちぇっ」ってなったけれど、
そんな人々の優しさに触れられ、フンはどーでもよくなった。

そんな珍アクシデントが、その辺りにいた人たちを繋げたとでも言おうか。
みんなで色々な話をした。

そこにいた中で、New YorkCityから来ているのは私くらいなもので、
New JerseyやWestchesterなど、NYC(NYシティ)以外から
電車を乗り継ぎはるばるやってきた人が多いことにびっくり。

外国人から見るUtadaの魅力について色々と聞けて面白かった。
彼女のサウンドが好きっていう人が多かった。



IUTADAのSteveはBronxから、
原宿に行きたい~と熱望するAndrezはWestchesterからの参戦


多くの人(私が話を聞いた)は、その他のJ-Popも聞いたことがあるとのこと。
ただ、「日本文化好き」とか「オタク文化に興味がある」とか
「マンガ好き」とかいうのとはまたちょっと違う。

いつUtadaのことを知ったのかと聞いたところ、
だいたい5年くらい前という人多し(たまたま重なっただけかもしれないが)。
(全米デビュー作となった「Exodus」の影響かと思いきや、
それ自体はそんなに影響していなかったのも以外だった)


「Utadaの音楽はもちろん、彼女のパーソナリティが好きなの」
という人が多くて、
そーだよね~、ってなる自分。


列に並んでいる間にデッサンしていたAlex

スポーツとアートと音楽は国境を越えて通じ合えると言うが、
コレってまさにそーじゃん。


そんなことあんなことを話していたら、やっとお昼。
最終日のテストを終えた我が友ふみこちゃんが合流。



ふみこちゃん、テストお疲れ様


列に並んでいる途中、
ふみこちゃんはテスト中でチェックできないと分かっていながらも私、
「11:00現在、25人ほど列に並んでいます」的な、
頼まれていない報告メールを送っちゃったりして。

それにはふみこちゃんもちと驚いたよう。
お昼を調達して列に合流してくれた。
(列を離れられないので、お昼を食べにも行かれない!)



お昼過ぎ頃、SEPHORAが用意しただろう
フリーコーヒー&ドーナツのワゴンが回ってきた。
無料ってのは嬉しいよね



すかさず私ももらう


マックのポテトLサイズってこんなん。
ちなみに、このケースのむこうにふみこちゃんの顔があります


お昼を過ぎると、その他にも学校のクラスを終えて列に合流する人がチラホラ。
友達の輪がまた広がる。

NYC以外に住んでいて、日本人と触れ合うことがない!
という人が数人おり、逆にいろいろなことを聞かれた。
日本の文化と言っても、やはり彼らが気になるのは、
同じ世代の日本人の文化(ファッションやテレビ、音楽など)。

そんなことをしているうちにあっという間に2:00PM。


人の数も徐々に増えて…


ちょうどその頃、整理券のようなものが配られた。
この時点で列に並んでいない人は、アウト!

但し、整理券をもらったからといって、列を離れられるわけではない。
この整理券を持っていても、
5:30PMにこの列に並んでいなかったら、それもアウト!

今回のイベントのマネージャー(?)らしき人からの説明(↑)があり、
さらには、どうやってこのイベントを知ったのかを
並んでいる人、一人ひとりに聞いて回っていた。

面白そうなので、しばらく経ってから
そのマネージャーらしき女性に今回のイベントについて聞いてみた。

・今回のイベントには何人くらいくるの?
・どのようにしてこの情報を手に入れた人が多かった?
・SEPHORAではこうやってよくインストアイベントみたいなのやるの?
…などなど。

その女性、忙しそうにしていたにも関わらず丁寧に答えてくれた。

・今回のイベントに来るだろう客は100人以上。
 ただ、午後2:00の時点で150人は越えていた(!)ので、
 実際は150~200人になりそうと。

・このイベントの情報については、
 いろんなところで手に入れた人が多かったとのこと。
(私が周りに聞いたところだと、Face Book(mixiの進化(?)版みたいなもの) が多かったように思う)

・SEPHORAでのイベントは、5番街以外のストアでもよくやるとのこと。



SEPHORAから、Utadaイベント記念にメイクのプレゼント(?)があり、
メイキャップしてもらった4人のレディたち


ちなみに、この列の先頭にいた人たち。


朝5:30から並んでいたとのこと!


そーこうしているうちに時計の針は5:00PMに。


店の前がざわついてきた5:00PM


途中日が陰って寒くなりくじけそうになったけど、
ここまで来たらもうあと少し。

お店の周りも何となくざわついてきたような。
6:00PMスタートを目処に5:00PM頃やってくる人も結構いた。
まさかこんなに並んでいるとは思わなかったのだろう。
残念そうに帰っていく人も。。。

5:30PM。


いざ、順番に開場
(店内はイベントのため、5:00頃で一般の買い物客はすべて出した様子)


列のまま店内に入っていく。
入場すると、店内にいたスタッフたちが拍手で迎え入れてくれた。
まるで自分がスターになったような盛り上がりよう。

会場内にはすでにUtadaのNew Albamが流れていた。
何だか一気にキンチョーしてきた。



階段の上、高い位置に特設ステージが作られていたため、
よく見える構造



人が多いとはいえ(会場内に150人以上はいた)、
そこまでギュウギュウじゃないのでよかった


6:00PMになろうとするとき。


MCの女性登場!


「みんな盛り上がってる!?
今日は朝からこのイベントのために多くの人が並んでいたのよね、
みんな(開場にいた人たち)、まった甲斐があったわね。
開場に入れずに、外から並んで見ている人もたくさんいるのよ」


そう言って、後ろを指差した。
ガラス張りのため、外の様子もよく見えるのだが、確かに外にも人がたくさん。



ラッキー!並んだ甲斐あったってもんだよ

それはいいとして、いつUtada登場になるのかとソワソワ。
会場全体がソワソワドキドキ。

しばらくはMCのおねーさんのおしゃべり(前説)と
Utadaの新曲が流れている状態。
準備OK、いい雰囲気になったところで、ついにUtada登場の合図が!

「盛り上げて!もっともっと!」のMCのおねーさんの声に並び、
開場全体で
「U・TA・DA!U・TA・DA!U・TA・DA!…」
の宇多田コール。

強い!
日本じゃまずないだろうコール。

そんな声に包まれ、


あの報道陣のカメラの中にいる…



登場した…




Utada!!!!!


Utadaの登場に、開場全体は熱狂に包まれた。
しばらく経ち、落ち着いたところでUtada着席。



キャー!
ホンモノだ~。

か、か、か、かわいい!
きれい!
小さいとは聞いていたが、小さい!
でも、彼女から放たれるオーラとは何だ!?

一瞬にして色々なことが一気に頭の中を駆け巡った。



テレビでよく見る、チャーミングでキュートな
宇多田ヒカルそのままだった



このボブスタイル、彼女にとても似合っていると思う

ニューアルバムの話、前回(4年前?)のアメリカでデビューから
今回に至るまでのこと…などなどを話していた。
もちろん、All English。
コーフンしていたせいか、(英語だったというのもあるが!)
事細かに覚えていないのが情けない。


Utadaが英語で話す姿は、
普段日本のテレビで見せる彼女の姿とはちと異なった。
(彼女自身は同じかもしれないけれど、見る側が違うと感じているだけかも)

彼女が使う言葉が違う(英語か日本語か)ということだけではなく、
何と言うか、ここNYが彼女が育った場所だからなのか?
とっても自然な姿に見えた。


たくさん笑って話していたのが印象的だった


とてもラフな感じのイベントだったため、
久しぶりに会うだろうスタッフ(らしき人)とハグをする姿や、
BGM(Utadaの曲)に合わせて口ずさんだり
軽くリズムをとったりする宇多田ヒカルに会うこともできたのが嬉しい。


音楽に合わせてDJになるUtada


イベント中盤、客席からの質問タイムがあった。
選ばれた5人(私は残念ながら無理だった)の中の2人はその日友達になった
AndrezとAlex(↑写真)が。

しっかりUtadaと会話してたね。
2人はもちろん大喜びで、私も嬉しくなっちまった。


その後、抽選で1名にSEPHORAのギフト券$500分が当たる抽選会が行われた。


抽選クジを引いたのはもちろん、Utada



選ばれたのは…


男性でした。。。



最後は一気にメディアの撮影が


そうこうしているうちに、あっという間にイベントも終盤。
その前日はLAでのプロモーション活動をしており、
その翌日(26日)は同じくプロモーションで早朝からMiamiに行くとのこと。
そこでもSEPFORAイベントがあるみたい。

あっという間だった(時間にしたら、Utadaが開場にいたのは約40分くらい)
けれど、とっても楽しかった。

最後、彼女が去っていくときに、
「ヒカルちゃんっ、バイバイっ!」
と声をかけたら(というよりは、叫んだら?)、

「バイバーイ!」
って言ってくれたUtada。

ふみこちゃんに言われて気がついたが、そーいえば、
私のバイバイに答えてくれたUtada!。


手を振ってバイバイ

大いに盛り上がったこのイベント。
嬉しいことに、参加者全員にノベルティが配られるとのことで、
規制退場の際に一人ひとりに手渡された。


A4サイズのポートレート(↑)と今回のNew albam(This is the One)
オリジナル(?)ポーチがノベルティとして配布された


…と綴っていたらたった今、
「本文の文字数は10,000文字以内です」との表示が。

待って、これからが本当のクライマックスなのに。
これは本当に想定外(計算ではありません)。

尻切れトンボで恐縮ですが、続きは明日。。。
ごめんなさい。
(ちなみに、これで9896文字)

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2 コメント

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はじめまして! (maya)
2009-04-06 21:44:58
mixiのヒカルちゃんのコミュからおじゃましちゃいました!
セフォラのイベント行かれたんですね!
その様子が見られてうれしかったです。
ありがとうございます
返信する
生Utadaに熱狂 (いわを)
2009-04-08 01:18:06
>mayaさん
そうなんですよ、行ってきました!
会場で、「Utada Utada!」コール一緒に
熱唱していました(笑)。
日本人が多くいるNYなのに、
日本人がほとんどいなかった(意外にも)のが印象的でした。
5月12日のアルバム発売にはまた仲間で盛り上がる予感…!?
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