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いわをのニューヨークでSink or Swim!?

「Sink or Swim」=「いちかばちか、やってみるしかない」の意。
だって、一度きりの人生だもの。

チャイナタウンのスーパーで見つけた俳句

2010-03-23 04:05:43 | 私の思ふこと

これが何かお分かりだろうか?
正解は、写真にある通り、ブラックタピオカです


ミルクティーの中に入っていて、太いストローで吸いこむ…
台湾名物の…
ブラックパール・タピオカ・ミルクティーって呼ばれる…
そう、それに入っているヤツ。


久しぶりに飲みたくなったのよ、
そのブラックパール・タピオカ・ミルクティーがさ。

タピオカティーはこちらでも人気。
っつっても、お店はほぼチャイナタウンにしかないけど。

お店で買うと1杯$4.00くらいはする。
ま、たっか~い!ってな値段ではないが、

チャイナタウンで
ドリンクに
そこまで費やせない…

っていう決して余裕でない私なのが現実なわけで。

作ればお安いもんなので。
おなじみのスーパー(↓)に買いに来たわけ。



マンハッタンのチャイナタウン内では大きなスーパーの
香港超級市場。
ココ、香港じゃないけど。
今や日本のお菓子(ホンモノ)のラインナップも充実。
値段は日本の1.5~2倍はするんだけどねぇ…



ちなみに、このひと袋で、ミルクティー20杯分くらいはできます。
ちなみに、このひと袋で、お値段$1.79。

さすがのチャイナタウン価格。

あたし、チャイナタウンがなかったらこの街で生き延びていけないわ、きっと。
いや、きっとじゃなくて絶対。


毎回チャイナタウンのスーパーでは面白いモノや光景を目にするもんだが、
(チャイナタウンを歩いているだけでそーだが)
今回もバッタリ遭遇。


タピオカを持ってレジに向かい
そそくさと歩いていたつもりだったけれど、
目は色んなところに向いていたようで?

あたしの目はひとつのお菓子をキャーーーッチ。


何で何で?
それが美味しそうだったからではなくて?

いや、違う。
見て。



あ、日本語が書いてある?
日本のお菓子?
いや、日本のお菓子でもそこまで驚かんし


何で何で?
だってね。



この俳句。

『ラーメンにコーンの沈む暮春かな……』
(しかも…(3点リーダ)×2だし)


目、留まっちゃうでしょ?
私の頭の中の消しゴム…じゃなくて、
私の頭の中のハテナがポンポンポンと点滅したさ。


でも、何でこの句がここに?
気になっても気になっても、聞く人はおらず。

調べてみたら、
この俳句、金子敦さんという方の作品だったのね。
(金子敦句集『冬夕焼』(ふらんす堂)内に掲載)


確かに、中国人が、
「ちょっとかっこつけるために、パッケージに日本語入れちゃおうぜ」
的なノリで考えたフレーズにしては、レベル高すぎるよね。


にしても。
なぜにこの俳句をここに?
意味分かって?
いやいや、それはどうかと?

謎は多い。
やはり何で何で?は残る。


しかし。

別の見方をすればですよ?
このスーパーでの珍菓子との出合いがきっかけで、
私は金子敦さんの俳句を知ることができた。

人間日々いろいろなところでの発見があるものね。

だから、やっぱり、私にとって、
チャイナタウンという場所は、
台所なだけでなく、ワクワク(たまにハラハラ)なエリアでもあるのだ。



ちなみに、その珍菓子のお値段、
$11.99。
これを安いと見るか高いと見るかは…
食べてみないとねぇ

来たる!?ニューヨークに“婚カツ”ブーム

2010-02-06 03:53:53 | 私の思ふこと

NY在住日本人向けの日系のフリーニュースペーパー。
見出しの通り…なのだろうか。
…にしても、「国際派」って、何を持って言うの?


「婚活」―日本で社会現象にもなったがね。
ちょいと遅れて(?)こちらニューヨークにもその波、
「婚カツ」の波が押し寄せてきたかと。

ちなみに、登録料&入会金無料の海外結婚応援イベントサービスに
登録している人の8割は女性だそう。

本日仕事でこのイベントサービスを運営している方と
お会いしたのだが、私も勧められた。
サービスを提供しながら自分も婚カツ…どーなんだかねー。

さぁ、どーなることやら今後の展開。
NYの婚活ブームに注目であります。



36st.(5th Av近く)に座る紳士。
スポットライト当たって、地味ながらも若干目立っている…わりに、人
通りの少ない通りなため、いきなり現れて「おっ」ってなる

毛抜きはどこへ行った?

2010-01-22 02:57:45 | 私の思ふこと

レンガ造りの家や建物と緑が美しいウエスト・ビレッジ。
最近ヒップなエリアとして益々注目が集まっています


突然ですが皆さま、
なくしモノをしたとき…どうやって探しだしますか?


…というのも私、今日。

愛用していた毛抜きをなくした。

へっ?

毛抜きって思ったでしょ。
たかが毛抜きごときに、“なくしモノ”って使うの…って思ったでしょ。

そーなんだけど、でもこのショックと言ったらない。

まず、どこでなくしたのか分からない。
いつもポーチに入っていたのに。
本日いつも通り、ポーチの中から取り出そうとしたいつもの毛抜き。

…がない。

ちーん。

うそぉ。
どこ?

使ってどこかに置きっぱなし?
そう思っていろんな所を探す。
くまなく探す。
ないと思うところほど丁寧に探す。

だけど、見つからない。

見つからないと余計に気になる。
たかが毛抜きなのに。

買えばいいって話なのは分かるのだが。
うーん、でも違うのよぉ。

もう3年も愛用していた資生堂のその毛抜き。
私と相性抜群。
毛抜きって、この相性がとっても重要なわけで。

いくら高くても、フィットしないとだめなわけで。
(それでも高いものはたいてい質がよかったりするんだけど)

その資生堂の毛抜き、確か800円くらいのものだったはずで。
あ、でもちゃんとしたケースに入っていたから、1,000円くらいしたかな。


いずれにせよ、普通のドラッグ・ストアに売っているごく普通の毛抜き…
なんだが、さすが資生堂。
100均の質とは違う。
うぶ毛レベルも逃がさない。


あ、ありました。
コレです、コレ。


資生堂アイブローニッパーズ 211。
1,300円(税込で1,365円)でした~



使い物にならない毛抜きを使用したときのあのイラつき…
ご理解いただけるかと。


そんなイライラも一切ないのが、made in SHISEIDO。
(あくまでも私個人の意見)

…だったんだけどなぁ。
なくなってしまった。。。

なんかこう…値段とかじゃなくて、

今まで愛用していたモノがなくなってしまうってことがショックで、
しかも、どこでなくしたか分からないという、
この自分の不甲斐なさに、はたまたショックで…

っていうそんな感じ。

こんなんだから、
何をしていても毛抜きのことが気になってしょうがない。
(うゎー、なんて器のちっちゃい人間なんだ)

がしかし。


井上陽水は唄っていたではないか。

―探すのをやめたとき 見つかることもよくある話で―

そうだよね。
確かに。
ま、こんな状態で探しても無理だよね。


はぁ…と思っていたところに。
私、ヒラメイタアルヨ。

あったあった!



どこに!?って話でしょう?
でもよく見て。
左のケース、からっぽですから…
って、どーゆーこと?


実は…
こーなることを予想してか?
万が一なくしたときのためを思ってか?

予備でもうひとつ、去年夏に日本に帰った際に
買っておいたんだったぁーーーー。

ということを思い出したのである。
あぁ、神様仏様。

もちろん、その控え選手が写真右のモノ。

うれしぃー。
っつーか、グッジョブ、自分。
…って思っちゃったり。


正確に言えば、見つかった(見つけた)わけではないのだが、
あの虚脱感からは抜け出した。

単純。


そして、井上陽水はこうも唄っている。

―はいつくばってはいつくばって いったい何を探しているのか
 まだまだ探す気ですか?―

うーん、まだまだ探す気…満々ですけど。
そーなると余計に見つけたくなるなぁ、現役のアイツを。

はてさて…
毛抜きはどこへ行った?

どうか、見つかりますように。

やっぱりワクワクしちゃう…雪

2009-12-21 23:43:16 | 私の思ふこと

自分で買いたくはないけど、カワイイ



ついに、冬らしい雪が降った。
テレビやラジオからはやたら「storm」という言葉が聞こえてくる。
storm、、、ARASHIかい。


雪が降る中、友人の住むウェストチェスターへぶらり途中下車の旅。
ニューヨークシティから電車で30分北上するだけで
こんなにも景色が変わるのかと思うほど。

緑がいっぱい。
車がいっぱい。
人はちょこっと。

同じニューヨーク州でもねー。


鼻は曲がりそうで耳は取れそうなくらいの寒さの中、
ハドソン河沿いまで行ってみた。



結構大きくてびっくり


夏場はBBQをする人で賑わうらしい河沿いの広場、
さすがにこの天候だとひとっこひとりいない。
あたりまえか。

Stormとだけあり、河は大荒れ。


夕方ニューヨークシティに戻ってきたら、



結構な雪になっていた



かるく吹雪いて、
ひゅーるりー、ひゅーるりーららー


翌朝起きたら、



一面銀世界でした



子どもたちのはしゃぐ声もちらほら


私だって、やっぱりちょっとワクワクしちゃいますけどね。
ただ、雪が溶けだすと厄介なのよね、、、
足場の悪いニューヨークの街中は。







地下鉄の中で出合った偶然の…産物?

2009-12-03 16:38:43 | 私の思ふこと

私の中で、New Yorkでナンバー1!のベーグルストア、
「BERGEN BAGELS」より。
とっっっても気さくな兄さん、Luton


最近ベーグルを食べる機会が多い。
仕事でベーグルのことを書くことがあったせいか、
それで勢いがついてしまい、
いろいろなところのベーグルを食べ歩いている今日この頃。

必ずと言っていいほどどのガイドブックにも載っている
超がつくほどの有名店から、
ここ大丈夫?って思うほどの地味なローカルストアまで、
数々のベーグルストアがあるNew York。

味も食感もお店によってそれぞれ個性がある。
よって、好みも人それぞれ。


色々食べてきたけれど、
私の中で不動のナンバー1ベーグルストアは、BERGEN BAGELSである。

●BERGEN BAGELS
http://www.bergenbagel.com/

店名にもある通り、BrooklynのBergen st.駅を出てすぐにある
このお店。
地元のブルックリンっ子にはお馴染みの人気店であり、
朝は行列ができている。

ここのベーグル、
大きくて、外はカリっと、中はフワフワのモチモチ。
パーフェクトである。

このカリっと&モチモチ具合の好みは人それぞれあると
思うが、私にとってはこのBERGEN BAGELSがベスト。
回転がはやいため、アツアツの出来たてが回ってくることも多い。

焼き立てのベーグルはもう、それだけでぺろりと食べてしまうほど。
炊きたてアツアツのご飯がそのままでおいしいように。


…と、小話のつもりが止まらなくなってしまったので、
これはまた今度にするとして、尻切れトンボをごめんあそばせ。


本題行きます。
今日地下鉄の中で面白いモノ発見した。

New Yorkの地下鉄。
何かしらのドラマがある不思議でファンタスティックな空間で
あることは確かなのだが。

私の前に座っていた男性2人。


…のうちの1人の殿方の足元にあるバッグに注目です


ん?



脱サラ…?


はい、注目です。
もっと寄っちゃう。



いや、やっぱり脱サラ


うそーん。
コレ何だ?

逆にスゴイ、この発想。
なぜにバッグに脱サラ?

もしかしてデザイン?
こーいうブランドあるの?

面白いというよりも
摩訶不思議。

…にしても、脱サラって言葉を
こうしてビジュアルで見るの久しぶりだわ。



読書が楽しい秋の終わりよ

2009-11-21 16:56:36 | 私の思ふこと

Brooklyn、Williamsburgから見渡す夕暮れ時のManhattan。
やっぱりこうして見ると、エンパイア・ステイト・ビルって目立つなと。
外から見ると、Manhattanのシャープさがより鮮明に見える


昨日話題に挙げたサンクスギビング翌日の『ブラックフライデー』。
この日からクリスマスに向けて本格的なセール期に突入する、
1年のうちでもっともショッピング熱がアツくなる日である。

…で、この金曜日がなぜ「ブラック・フライデー」かというと、
それは、
この日を境にお店が「黒字」になるからだそう。

なるほど納得?
さぁ、あなたは「へぇ」いくつ?
(話題古い?)


11月も後半の割には、穏やかな陽気が続いている今日この頃。
そのため、冬が近づいているとは言えども、
木々に葉は残っているし日中の太陽は優しいし、
秋の終わりを十分に楽しんでいる。

そんなときだからか、はたまた単なる偶然か、
最近ハマっているのが読書。
ちょっと遅れて、読書の秋。
もとい、読書の遅い秋。

どちらかと言うと、
気にいった作家やジャンルのものばかりを
繰り返して読むことが多かった自分。


林 真理子、中村 うさぎ、俵 万智、
酒井 順子、岩井 志麻子、室井 佑月…などなど。


気がつけば女性作家が圧倒的多数。
個性が強いというか、パンチの利いた作品を書く作家が多い。

作品そのものというより、
その女性の生き方みたいなのに興味共感(?)して
読み始めたことが多い。


…とは言っても、もちろん男性作家のものも読む。
先日日本へ帰国した先輩から大量に本(主に小説)を譲って頂いた。
タイトルは知っているが、自分から選んだことはない作品も結構あった。
こういう機会だからこそ読める、何と嬉しいこと。


映画もドラマも観ていなかったが、
「チーム・バチスタの栄光」は私のお気に入り作品になりそう。
内容が面白いことはさることながら、
海堂 尊の紡ぎだす言葉のスピード感というかリズム感が
私には面白く感じた。
地下鉄の中で、あるシーンの描写に思わず声を出して笑ったことも。

実は今までちゃんと読んだことなかった
村上 春樹の作品も、一気に読んだ。
ちなみに、ただ今「アンダーグラウンド」を熟読中。


そんなことをしていたら
どっぷり読書にハマってしまい、
地下鉄の中ではもちろん、電車を待っているホーム、
郵便局やホールフーズマーケットのトイレ待ちをしているときまで
読んでしまうこの熱心さよ。

だって、早く続きが読みたいんだもの。


さらにその勢いでBook Offに足繁く通う今日この頃。
日本に100円コーナーがあるように、
こちらでも文庫本をはじめとする$1.00コーナーがある。


何だかんだでこの数週間で数冊は買った気がする。
日本の図書館があればなぁなんて思うが、
それにしても、
$1.00でこれだけ楽しめる(しかも何回も)のだからいいとしよう。


その中でも、思わず手に取ってしまった数冊がコチラ。



このタイトルのインパクトってないよね

実は数年前、こちらの紀伊國屋で見つけて気になっていた1冊。
内容は…タイトルの通りのことであります。


たいていは、
「New Yorkに住んで幸せになろう」とか、
「夢見るNew York暮らし」…みたいな
夢や希望を膨らませる著書が多い中でコレなので、目をひくのは確か。

New Yorkに住むということについて、
理想や憧れだけでない、
現実的な問題や実際のところ実は…というホンネの部分が語られている。


まぁ、New Yorkに限った事ではないが、
「外国に住む」ということがゴールとなるか否か、
また、外国に住むことの目的も人それぞれだろうし、
一概に何が正しい!とは言えないのだが…。

それでも、私にはこの作者の意図が十分に伝わった。
し、どちらかと言えば、私もこの作者に同感派である。


ここ(NY)に居ることが重要なのではなく、
ここで何をするかに意味がある―。

私もこれを読みなおし、自分の意志を再度確認した。
結局は自分次第なんだなぁと改めて思う。



続いては、



これもタイトルに惹かれて―


ちょっと、気になるではないか。
その間に何があるの!?
まさに私、その間なんですけど。
来月、「29歳のクリスマス」なんですけど。
気分は山口 智子ですけど。

「負け犬の遠吠え」の作者である酒井 順子らしい
切り口、視点である。
納得する(せざるを得ない)部分と、
私はそうは思わないという部分と、
まだ未知の部分(30歳以降のことも書いてある)と…

諸々感じることはあるが、
酒井 順子が経験して感じた29歳と30歳の間の状況・境遇が、
今の自分とかぶるからこそ意味があるのかもしれない。

去年ではそこまで響かなかっただろうし、
来年だと感じることがまた違うだろう。

決してネガティブな内容ではないが、
同じ女性ならふと立ち止まって考えるだろうきっかけとなる…
そんな作品かも。


そんなこんなで、読書を楽しんでいる秋の終わり。
今やインターネットで情報収集が当たり前の時代。
新聞だって小説だってネット(今は携帯でも?)で読めるけれど、
やっぱり違うんだよなー。

あの、紙を手に取って、
自分で手にしたものを読んでいくってのがいいのよね。

私、
やっぱり猫、じゃなくて、活字が好き。


皆さまの最近のヒット作やおススメなどあったら
教えて下さいませ。

This is “NEW YORK”.

2009-11-05 19:22:11 | 私の思ふこと

今、New Yorkでホットな話題。
そう、ワールド・シリーズ


つい先ほど、
ニューヨーク・ヤンキースが9年ぶり27度目のワールドチャンピオンに輝いた。

私はその様子を生(中継)で見ていなかったが、
家に帰ってテレビをつけると、やっていました。



日本選手初の最優秀選手(MVP)に選ばれた
ヒデキ・マツイのインタビューが


New Yorkが盛り上がるニュース、
きっと明日のテレビや新聞でも一面をかざることでしょう。

しかも、自らの活躍で優勝に導き、日本人選手初のMVP獲得…
スーパースターってやつ!

同じ日本人として、嬉しいではないですか。


そして、インタビュアーからの

「今オフにフリーエージェントになるが、
 もう一度ヤンキースに戻ってディフェンディングチャンピオンの
 一員として戦いたいか」


との質問に、以下のように答えた松井選手。


「もちろんそうなればいいと思うし、
 僕はニューヨークが好きだし、
 ヤンキースが好きだし、
 チームメートが好きだし、
 ここのファンが大好きだし、
 それだけです」


何かジンときました、私には。


好きだという気持ち。
…だけでは事は進まないし、
現実無理だけれど、しかし。

純粋な「好き」という気持ちが
何かを強く動かしていることって、
私たちの生活において、とっても大切なことだと思う。


ちょうどそんなことをふと考える今日この頃だっただけに、
そんな松井選手の言葉に、改めてはっとさせられる思いだった。



そして、そんなことを思うと同時に。

ちょうど約1週間ほど前の10月29日。
ヤンキースを激励すべく、
ワールドシリーズの開幕戦(ヤンキースタジアム)で
JAY-ZとAlicia Keysが披露した「Empire State of Mind」。






この数ヶ月、テレビ(MTV)、ラジオ、街中…で
聞かない日はないというくらいのこの歌。


New York出身のJAY-ZとAlicia Keysが
「New Yorkに捧げた楽曲」とされており、
歌詞には、
New Yorkの地名、ストリート名、人名、ヤンキースについて…
など、New Yorkそのものが入っている。


ちなみに、JAY-Zが唄っている「Bed-Stuy」とは、
Brooklynのエリア名を指す。
彼が育った場所であり、
私がNew York生活を始めた思い出深~い場所でもある。

※Bed-Stuy(Bedford-Stuyvesant)
 New York最大のアフリカン・アメリカンのコミュニティー。
 通称:ベッド・スタイ。
 「ベッド・スタイ」で生まれ育ったことを誇りにすると言われるほど
 住民の連帯感は強く、コミュニティ再生の動きが活発。


…で、話がそれたが。
New Yorkを表現するこの歌中に出てくる歌詞、
Aliciaが熱唱する歌詞―


『Concrete jungle where dreams are made of,
 There's nothing you can’t do,
 Now you're in New York!!!』


New York―
夢が詰まったコンクリートジャングル、
出来ないことは何もない(何でもできる)。
ここはNew York(New Yorkにいるのだから)!



その名の通り、エンパイア・ステイト・ビルです。
アメリカ国旗色


「人種のるつぼ」「サラダボウル」…等など、
New Yorkを表現する代表的な言葉はいくつかあるが、

ここに登場する「コンクリートジャングル」もそのうちのひとつだろう。


ジャングルで生きていくのは簡単ではありません。
ジャングルなので、自給自足・狩猟が基本。
もとは農耕民族の私にとっては、
ここでの生活(≒生きていくこと)自体がギャンブルです。

自分次第でいかようにもなる部分も、そうでない部分もあります。
キレイ事だけではありません。

でも、「何でもできる」、
その土俵は確かにある…と思います。

そして、やりたいことを「できる」状況にすることは、
それなりの努力(自分でベストをつくすこと)は必要だと思います。

後から結果がついてくるかの保証はありません。
でも、それを信じて頑張ってみようと思える「何か」がこの
ジャングルにはあるような気がします。

それがNew Yorkの魅力であり、
だから人は、New Yorkに魅せられるのかもしれません。
少なくとも私はそうです。


決して「余裕」とは程遠い生活でも、
幸せだなと感じられる瞬間はいろいろなところにあり、

それを支えるのは、
松井選手も言った「好き」であること…なのかもしれません。


自分が「好き」であることを出来る状況にあること、
それと向き合える環境にあること、
その「好き」を仕事に結びつけることができること…。


New Yorkにいるだけで何かをした気になってはいけない。

そのために、
草食系なんて言ってられない、肉食…いや、
猛獣系…ってやつかしら?

だからこそ、
私は今日も狩に出ようと思います!




盛り上がるのは野球だけではない!
NFL(National Football League)…そう、アメリカンフットボールです

海を渡ってやってきた荷物

2009-04-20 14:40:59 | 私の思ふこと

ピンク色の空、幻想的よね~
(Brooklyn Williamsburgにて)


軽く汗ばむ陽気だった昨日。
今週末が桜のピークだったと思われるNew York。

急に暖かくなり、桜の木も準備できていなかったかもしれない。
もうすでに桜の花は散り、緑色の葉がキレイに顔を出しつつある今日この頃。


日本からの荷物が届いた。


私が成田からNYへ出発する際に出した荷物一式


なんだかんだでかなり重くなったので、船便を利用した。
なんだかんだがたくさん詰まって、28kg。
ちなみに、国際線の預け入れ荷物の重量制限は
代替20~25kgの間(航空会社によって異なる)。


初めて利用した船便。
(アメリカから日本への船便は廃止になりました)
ご存知のことと思うが、値段は安いが時間かかかる。

送る前に確認したところ、
日本(関東)からNew Yorkまでだとおよそ2ヶ月かかるとのこと。

2ヶ月。
実際は、1ヶ月半で届いた。
引っ越してすぐにはいらないけれど、2ヵ月後にあればいいもの、
いずれ送って欲しくなるようなものを詰め込んだ…はず。
であったが。


フタを開けてみてびっくり。
え?
私、こんなもの入れてたの?
コレ、別にいらなくね?
あ~ちゃっかり入れておいたんだ~。

自分で入れておいて、自分でつっこんじゃう始末。

そんな気になる荷物の内訳ですが。

メインは、本などの書物30冊弱。



紙って重いんだよね。。。


それに乗っかって海を渡ってきたものたちと言えば。
化粧品だの着物用の小物だの…雑貨なども。
なぜか、キャンドルホルダーだのレターセットだの
どーでもいい(なぜわざわざ船便にのせたのか?)ものもちらほら。

そんでもって。


こんなのも出てきた。
PCの取り扱い説明書。一応送っておいたんだね、自分。
忘れてた。
でも、もうこれらも必要あーりません、、、


あーんど。


黒い手帳らしきもの発見。
こんなの持ってたっけ?自分


中をパラパラと見てみると…



ん?
変化球の握り?超若手芸人100くらいに聞きました?


さらに。



吉本芸人・出身地リスト?



あ、コレあれじゃん。

吉本興業の手帳じゃん。
今年はじめにゲットしようとしたら、すでに売り切れだった(!)あれじゃん。
http://blog.goo.ne.jp/iwao0724/d/20090113

その後、偶然にも友人あっちゃんが
2008年の吉本手帳を持っており(しかも未使用)
プレゼントしてくれた。

2008年用なので、現在手帳としての機能は果たさない。
が、しかし。
こうして笑いについて考える機会を作ってくれる。

この手帳も1ヶ月半をかけて海を渡ってきたと思ったら
何だか感慨深い。

せっかくなので、ムダにせず、
今後の自分の生活に役立てていきたいと思う。



ちなみに、船便ですが。
扱いがそこまで丁寧でないことはよく言われておりますが。



私の手元に届いた状態はこうなっていました


1辺だけだが、ぱっくり。
中に水が入ってしまうことがあるかも…しれない
ので。



一度中に大き目のビニール袋をセットしてから
荷物を詰めることをおススメします


気になる料金は…
今回の28kgで13,050円なり。
これを高いと見るか安いと見るか。
(同じ重さを航空便で送ると、倍以上はかかる)


船便を利用する際の参考になれば…幸いです。



その表現、何色を使う?

2009-01-27 23:28:16 | 私の思ふこと

黄色く塗られたお家。
アクセントに緑色が使われているので、とっても目をひく


ここ最近、Mr.Childrenの歌をよく聞いている。
ipodでは、リピートばかり。

90年代、CD全盛期だったあの頃。
ミスチルの曲をよく聞いていたあの頃。
10代だった青春時代を思い出す。

音楽って、聞くとそのときの様子が
ひとつひとつのシーンで鮮明に思い出されるから不思議よね。

ミスチルの昨年からの曲(『GIFT』『HANABI』は特に)は、
当時(90年代)のミスチル黄金時代を思い出させるような
ナンバー(『innocent world』とか)な気がするのは私だけ?


…で、『GIFT』を聴いていて、
ステキだなと思うと同時にふと考えさせられる歌詞があった。

-------------------------------------------------------
(前略)
「白か黒で答えろ」という難題を突きつけられ
ぶち当たった壁の前で 僕らはまた迷っている 迷ってるけど
白と黒のその間に 無限の色が広がっている
-------------------------------------------------------

聴かれた方はご存知かと思いますが、サビの部分です。


白か黒かはっきりさせる…
私たちが生活する中では、大かれ少なかれ常に選択の連続だったりする。
迷って、自分なりの答えを出して、また選択に迫られ…の繰り返し。


自分自身、どちらかと言えば、
白か黒かはっきりさせないと気が済まないタイプである。

白黒はっきりさせなくてもいい場面でも、
ひとつの答えを出したくて無理やり…ってこともあり、
でも、そうやって無理に答えを出さなくてもいいんだって
気がついたこともあった。

何でもはっきりと答えをだせばいいというわけではない…
と思えるのは、歳と経験を重ねたからなのかもしれない。
この先、また新たな見え方があるかもしれない。


『GIFT』の歌詞からふとそんなことを思っていたら、
ちょうど新聞で同じようなことが取り上げられていた。



「社会や人間に寛容になれたら―。
そんな観点から始まったという連載『許す心』」(読売新聞)


その中で、僧侶で作家の玄侑宗久さんはこう述べている。

「現在の日本は、許し許される心を忘れ、何でも白黒つけたがる
方向に進んでいる。物事を白か黒で分けてとらえるのは分かりやすいが、
その間には7色があり、そのそれぞれが意味を持っている」


本来、和を尊ぶ心には「許し」があったはず。
それがここ近年は、「許し」の代わりに、
相手を打ち負かそうとする酷薄な「正義」が見えるとも。

また、仏教は、物事の原因をひとつに求めることをよしとしないという。


あぁ、そうかぁと思う。
答えをひとつに絞る、自分で選択する、という作業は確かに
大切なことではあるが、それは最終的なカタチ。

その「カタチ」を創るまでに、
どれだけいろいろな角度から、可能性から見ることができるかが
大切なのだと思う。
物事の決断をする際、「考える」その過程に大きな意味があるように。


そう考えると、
すぐに白黒はっきりさせようとしてしまわなくてもいいのかも。
と思ったりもして。

そうよね。
何でも白か黒かに分けられることばかりではないでしょう。
もしかしたら、ほとんどが灰色かもしれないし。


…で、同時に。
白、黒、灰色…。
いろいろな表現をするときに色を使うこと、面白い。

って、思いません?


例えば…

・グレーな部分(曖昧とか疑惑とか)

・真っ赤な嘘(完全な嘘)

・青二才(未熟もの)

・白旗をあげる(停戦交渉や降伏)

などなど…


特別深い意味を考えることなく普段使っているその表現。
色が使われているんですね。

この色を使う表現、
日本以外の国でもあるみたいなのですが、
ところ変われば表現も変わるわけで。

これら(↑)は日本語独特の表現。
ことばって面白い。


自分で好きな色を表現に使ってみるのもアリかもね。
私は― 嬉しいときに…ピンク!

皆さんは、
幸せなとき、寂しいとき、嬉しいとき、悲しいとき…
どんな色を使いますか?


●おまけ●
色の話題繋がりなので…街に溢れる自然の色を







やまぶき色



茶色…というより、枯葉色



金色!
この☆、結構大きいんです。
普通に道端にあるの、おもしろいですよね


強風と銀杏と

2008-12-22 20:52:21 | 私の思ふこと

先ほど食べたMARLOWEの「北海道フレッシュクリームプリン」(787)
20年間変わらず人気No.1の味は…確かに美味しい


プリン1つに、約800円。
はっきり言って、私にとっては贅沢です。
頻繁に買っているわけではないけど、
たまにだからこそ、その「特別」感が贅沢なのかもしれない。

とにかく、美味しかった。
同じくらいに、コンビニで売ってるプリンも美味しいって思うけど。
美味しいっていう種類は違いますが。


●MARLOWE(マーロウ)
http://www.marlowe.co.jp/



ここ2~3日ほど、コート&手袋いらずの陽気。
冬じゃないよね。
もうクリスマスなのに。


そんでもって、すごい強風。
でしたよね。
自転車乗りましたが、
同じ道のり走るのに普段の1.5倍時間がかかりました。

コンタクトレンズした目は不快度指数250%強だし、
目的地に着けば髪の毛はバリバリだし、
暖かい陽気なのにダウン着ちゃって若干暑いし、
何だかねぇ…って感じだったところで

ふと見つけました。



強風でとばされた銀杏の葉たちよ


自転車こいでいる人が、大量の葉っぱにハンドルとられていました。



黄色い水たまり…ならぬ、「葉だまり」


小さい子どもが、葉っぱの上ではしゃいでいました。
そりゃそーだよね。



風がおさまった本日、まとめられていました



おかげで、先日「黄金色してる~」って言ってた銀杏の木も
今やさっぱり


しかし。



こんなに元気に葉を残す木もあれば
(しかもこの木の葉は、黄色というよりもオレンジっぽい!)



黄色どころか、まだ緑色した葉が残る銀杏も


イロイロですね。



見事に「黄色」で覆われた鉢も