またまた電車の中で・・・

土曜日の話
あの日は夜は夢名塾プロレスのスタッフでしたが、午前中はいち社会人として休日出勤してたんですね。

で、その出勤時の事なんですけどね。
東海道線はいつもと雰囲気が違います。
そう、観光客とか遊びにでかける人がわんさか乗ってます。
きっと湘南方面に行くんでしょう。

で、その中にご老人の団体さんが乗ってた訳ですよ。
１０人くらいでしょうか。
それを引率している２０代のお兄ちゃん、多分職員さんだと思うんですけど、あちこちのご老人になんか説明して回ってます。
で、自分の座った席の前にもご老人が座ってたんですけど、３人掛けの席に２人で座っている訳ですね。

このシチュエーションはもう、このお兄ちゃんの為に席確保してるんだなぁってすぐわかりました。自分もわかってたし、立ってる人も何となく理解してたみたいです。

電車が出発して、次の駅につきます。
お兄ちゃんは相変わらず他のご老人の世話をやきつつ、説明しています。
時間かかりますからねぇ。

さて、駅につくと、ひとりのおっさんが乗ってきました。
３人掛けの席に座っているご老人を見てムッとしています
『何だよ、３人掛けなんだから、詰めろよ』という顔です。
仕方ありません、状況を判れというほうがムリです。

でも、こっから彼が素晴しい行動をとります。
①カバンをわざと３人掛けの上野網棚にのせます。
②両手でつり革につかまり前後に動きます。
③片足のつま先をパタパタ動かします。
④体をぐるんぐるんまわします。

きっと『ほら、座りてぇんだよ。気づけよ』っていう行為なんでしょうが、ご老人達も目を合わせません。
「ほっとけ」って感じですね。

すると今度はこのおっさん
「あァ～」とか
「あっついなぁ～」とか
声を出し始めました。

最初から状況をしっている他の乗客はおかしくてたまりません。
笑っている人もいます。

次の駅に着いたところで、例のお兄ちゃんが仕事を終えてやってきました。
案の定、席をとってもらってたんですね。
「ありがとうございました」と一言、ご老人にお礼を言って、その席に座ってしまいました。

おっさんはどうしたかというと・・・・
しぶしぶ網棚のカバンを取ってます。
そりゃあもうそこに座る事なんざできませんからね。

すると!
自分の隣の席に座ってたお客さんが電車を降りました。
おっさん、まだ気づいてません。

おっと!おっさん気づきました。
すごい形相できびすを返します







が!





その席は他のお客さん(おばちゃん)に座られてしまいました。

おっさん、肩を落として隣の車両に行ってしまいました。

もう、笑いこらえるの必死でしたね。

別におっさん、悪くないんだけどねぇ。
ピエロになっちゃったねぇ・・・


んなこって・・・