そばはそばで食べたい

今、おしゃれカンケイで広末さんが「みなとや」という蕎麦屋で肉そばなるものを食べてましたけどね。

まあ、そういう食べ方もアリっちゃアリですかね。
そばの上に
焼肉がどっさぁ～
ネギがどっさぁ～
ゴマがどっさぁ～

さらにつゆにはラー油が入った特製品。

あー、うまいだろうねぇ。

でも、それはきっと「そば」を食べてる訳じゃないですねえ。
だって、そばの香りが確実に吹っ飛んじゃうじゃないですか。
だから、この食べ方は「料理」としてはありだけど、そばとしてはナシです。

そばはやっぱりもりそばが好きですね。
ざるそばじゃなくて「もりそば」が好きなんですよ。

家の近くに「いなりや」という本当にうまいそばを食べさせてくれる店があって、ここのそばが本当に香り高いんですわ。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13056883/

種物を否定するつもりはないし、天ぷらそばも大好きなんだけど、やっぱり最後はもりそばですねぇ。
ちゃんとしたそばって「そばの香り」がするんですよ。
それがまたいい香りでね、つゆを半分くらいつけていっきにすすると、そりゃあもう最高ですよ。

あ、でも種物だって出前じゃなきゃうまいですよ。
天ぷらがつゆに染みてカラッとしたところとシナッとしたところがあって絶妙なんですよ。
出前だとこれがダメなんです。
そういった意味では自分立ち食いそばだってバカに出来ないところもあるんですよ。
立ち食いそばは絶対天ぷらそばなんかの「種物」を食べるべきだと思いますもんね。

そういえば、最近感じるのは「うまくもないそば」を恭しく盛り付けてべらぼうな値段で売っているエセ老舗が多い事。
あのですね、こだわるのは勝手だけど「そば」だからね。
ファストフードだからね、ファストフード。
こだわっているからっていって3すくいで1000円オーバーのそばなんてふざけんなって事ですよね。

そばはやっぱりそばとして食べたいですね。
こじやれたそばもうまいけど、やっぱり「そば食べた」って気持ちになりたいですもん。

明日・・・そば食べよっと(笑)