今日の1発目はあるプロレスラーの為に書きます。
見てるかどうかわからんけど(笑)
まあデビュー当時から知っている奴なんですが、ここではあえて「師匠」と呼ばせてもらいます。
師匠は正直プロレスラーとしての華っていうものを持っていない。もっというと才能と言う部分でもどうなんだろうというレベル。
でも師匠はそれを自分の努力で克服してある準メジャー団体に入団したんです。
ただ、現実とは厳しいもので、やはり単発には試合に出してもらえるものの、ツアーには参加させてもらえない。師匠は所属団体にありながら、弱小インディーにあがると言う非常に稀有な存在となった。
無論、その団体の看板を背負っている以上、インディーの選手に負ける訳にはいかない。ある意味彼は他の選手以上のプレッシャーとも戦いながらリングに上がっていた。
そんな師匠に大きな試合が組まれた。
メジャー団体の大物とのタッグマッチ。しかも場所は自分の地元ともいえる場所。
師匠は最初、喜んだ。が、落ちつくにつれ、段々ある疑問が生まれてきたという。
「俺は本当に戦力としてこのカードを組まれたのか?」
「チケットを売るためだけに組まれたんじゃないのか?」
師匠は素直な気持ちをブログに書き込んだ。
そしてその反響は凄かった。
激を飛ばしてる奴もいれば、温かく励ます奴もいた。
でも、こればかりは自分が納得しないと始まらない。
考えれば考えるほど襲ってくる不安と疑問・・・
そんな精神の状態で、自分より年下でキャリアの低い選手に罵声を浴びた師匠はその選手とつかみあいの喧嘩をしたという。
ある意味、大人のすべきところではない。でも彼はそこまで追いこまれていた。
「やるやらないは師匠の自由、早く決めてくれ」
上層部の答えは至極当然の解答。
そうなのだ。会社は慈善団体ではない。その場所でいかに集客出きるかという事を考えるものである。
当然のことながら、その場所で一番集客を集める選手にスポットライトを当てるだろう。
師匠は悶々としながらも業務を行っていた。
と、そこに、かつて上がった事のある某ローカル団体の代表が師匠の元にやってきた。
手には自分の団体の選手やスタッフ全員の寄せ書きがあった。
「師匠、メジャーの選手と戦えるって事は俺たちからすれば夢のような話なんですよ。何を悩んでいるんですか。目を覚ましてくださいよ」
そう言いながら渡された寄せ書きを見ながら師匠は涙を流したと言う。
かつて師匠の師匠が師匠に言った言葉
「お前らを誰の前でもプロレスラーって言えるようにしてやる」
この言葉が脳裏にフラッシュバックしたらしい。
師匠は吹っ切れたらしい。
多分こっからは何も考えず突っ走っていくんだろう。
悩むことってある意味大切だと思う。
自分にとって大きなチャンスはプレッシャーとなり余計なことまで考えてしまう。
でも、それは「失敗したらどうしよう」とかいう事。
『失敗したらどうしよう』ということは、つまり「やれる」可能性が自分の中で少しでもあるという裏返しだったりもする。
そして、何より周りを見渡せる余裕もあるという事。
悩みを打ち明けた時、周りの反響がどうかという事だってわかる。
幸い師匠のまわりにはいい仲間が沢山いた。
ただ、それに甘えてはいけない。
悩むこととはある意味で喜ばしいことだと自分は思う。
くよくよ悩むなって言うけど、悩むならとことん悩むべきだと思うし、答えを自分で出したら、それは物凄い自分にとっての自信になると思う。
少なくとも自分はそう思う。
んなこって・・・・
見てるかどうかわからんけど(笑)
まあデビュー当時から知っている奴なんですが、ここではあえて「師匠」と呼ばせてもらいます。
師匠は正直プロレスラーとしての華っていうものを持っていない。もっというと才能と言う部分でもどうなんだろうというレベル。
でも師匠はそれを自分の努力で克服してある準メジャー団体に入団したんです。
ただ、現実とは厳しいもので、やはり単発には試合に出してもらえるものの、ツアーには参加させてもらえない。師匠は所属団体にありながら、弱小インディーにあがると言う非常に稀有な存在となった。
無論、その団体の看板を背負っている以上、インディーの選手に負ける訳にはいかない。ある意味彼は他の選手以上のプレッシャーとも戦いながらリングに上がっていた。
そんな師匠に大きな試合が組まれた。
メジャー団体の大物とのタッグマッチ。しかも場所は自分の地元ともいえる場所。
師匠は最初、喜んだ。が、落ちつくにつれ、段々ある疑問が生まれてきたという。
「俺は本当に戦力としてこのカードを組まれたのか?」
「チケットを売るためだけに組まれたんじゃないのか?」
師匠は素直な気持ちをブログに書き込んだ。
そしてその反響は凄かった。
激を飛ばしてる奴もいれば、温かく励ます奴もいた。
でも、こればかりは自分が納得しないと始まらない。
考えれば考えるほど襲ってくる不安と疑問・・・
そんな精神の状態で、自分より年下でキャリアの低い選手に罵声を浴びた師匠はその選手とつかみあいの喧嘩をしたという。
ある意味、大人のすべきところではない。でも彼はそこまで追いこまれていた。
「やるやらないは師匠の自由、早く決めてくれ」
上層部の答えは至極当然の解答。
そうなのだ。会社は慈善団体ではない。その場所でいかに集客出きるかという事を考えるものである。
当然のことながら、その場所で一番集客を集める選手にスポットライトを当てるだろう。
師匠は悶々としながらも業務を行っていた。
と、そこに、かつて上がった事のある某ローカル団体の代表が師匠の元にやってきた。
手には自分の団体の選手やスタッフ全員の寄せ書きがあった。
「師匠、メジャーの選手と戦えるって事は俺たちからすれば夢のような話なんですよ。何を悩んでいるんですか。目を覚ましてくださいよ」
そう言いながら渡された寄せ書きを見ながら師匠は涙を流したと言う。
かつて師匠の師匠が師匠に言った言葉
「お前らを誰の前でもプロレスラーって言えるようにしてやる」
この言葉が脳裏にフラッシュバックしたらしい。
師匠は吹っ切れたらしい。
多分こっからは何も考えず突っ走っていくんだろう。
悩むことってある意味大切だと思う。
自分にとって大きなチャンスはプレッシャーとなり余計なことまで考えてしまう。
でも、それは「失敗したらどうしよう」とかいう事。
『失敗したらどうしよう』ということは、つまり「やれる」可能性が自分の中で少しでもあるという裏返しだったりもする。
そして、何より周りを見渡せる余裕もあるという事。
悩みを打ち明けた時、周りの反響がどうかという事だってわかる。
幸い師匠のまわりにはいい仲間が沢山いた。
ただ、それに甘えてはいけない。
悩むこととはある意味で喜ばしいことだと自分は思う。
くよくよ悩むなって言うけど、悩むならとことん悩むべきだと思うし、答えを自分で出したら、それは物凄い自分にとっての自信になると思う。
少なくとも自分はそう思う。
んなこって・・・・