何をしてもダメなのが今なのでしょうか
背後を取るのはこのチームの核の部分だったのに、相手にそれをやられてその失点で負ける、というのは崩されて負けた訳ではないので一層悔しさが募ります。
昨日は今季初の平日ナイトゲーム。ファジアーノ岡山はアウェーの正田醤油スタジアム群馬でザスパクサツ群馬と対戦しました。過去の対戦成績が、通算で7勝3分11敗と苦手にしている北関東勢の一角。しかもアウェーでは3勝2分6敗で、過去に重要な局面でことごとく敗れた痛い思い出のよみがえるという嫌な対戦相手です。
しかも、過去に清水、大宮時代に何度も煮え湯を飲まされた大前元紀が昨季から群馬にいますよね。昨シーズンも失点には必ず大前が絡んでおり、この男が立ちはだかることが予想されました。そして、過去と同じように痛い目に遭わされるのです。
ずっと調子が上がらずに得点力不足が甚だしい、そしてホームで一つも勝てない、怪我人は多数出ていて八方塞がりというのが今のファジです。そもそも、効果的な補強ができずに戦力的な不安を抱えてスタートした今季は、その不安通りの不安定な試合運びに終始しています。
どこかでその悪い流れを断ち切る為にも、新しい選手が飛び出して流れを変え、勢いを取り戻すことが望まれます。今季、移籍加入した選手たちが思うようにチームに馴染めていないように感じる中で、ルーキーや2年目、3年目の若手選手に期待したいところは大いにあります。しかし、不確定要素が多い現状では、全てが上手く回転しなければ実現できないことかも知れません。
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*正田スタ 975人
群馬 1-0 岡山
┌0-0┐
└1-0┘
得点者:
54分 進 昂平(群)
前半、風上だったファジ。チャンスも多く創出していた時間帯に先取点、追加点と奪っておかないといけない試合でした。今回は先にスタッツを確認しておきます。
群馬 岡山
ボール支配率 45% 55%
シ ュ ー ト 9 19
枠内シュート 5 3
パス(成功率) 399(70%) 409(72%)
オフサイド 0 1
F K 12 11
C K 3 8
P K 0 0
「打てども打てども入らない」のではなく、そもそも枠をとらえていませんでした。そして、一発のロングボールから大前にダイレクトにパスを出されて、裏抜けされた挙句のGKとの1対1を決められる。前節の水戸に奪われた逆転弾と同じように前がかりとなったところで裏を取られるという失点シーンを繰り返しています。そもそも、この攻撃パターンは昨シーズンまでファジが最も得意としていた筈のもの。相手にやられてしまっては目も当てられません。ワントップで納められるヨンジェが故障中ということで、今季は身体を張って前線を死守していた齊藤さんも故障離脱となり、更に攻撃面でのキープレーヤーがいない現状では、繋いでも得点は難しいでしょう。ロングボール1本でもセットプレーでも、チャンスを逃さない姿勢で点を取りに行くしか勝てる要素は見当たりませんね。
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今週は中3日ですぐに試合がやって来ます。悩んでいる暇はありません。直ちに臨戦態勢で次節に備えましょう。
流れを変えるのは、点を取ることであり、勝つことです。
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石にかじりついても勝たねばなりません。既に、尻に火が点いていますよ
「まだまだ」と思っている内に降格したクラブをどれだけ見てきたことか それは絶対に避けないといけませんからね。
よろしくお願いします。
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