おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

大相撲九月場所 10日目 三段目取組結果

2020年09月22日 18時32分00秒 | 大相撲

“やせ我慢の美学”は日本人の大好物の言葉です。特に相撲とは「辛抱」と「我慢」の上に成り立つものというのは、長年「押し」は「忍(おし)」に通じると言いつがれてきた相撲の世界では当たり前の構図です。強くなる為には「忍耐」こそ必須と考えられてきました。その為、都合が悪くなるとズル休みを繰り返す今の両横綱には「日本人の心」がないと多くの方から批判されることになるのです。



強行出場の美学は今の時代にはそぐわないが・・? 2敗6人で混戦続く優勝争いの本命は?
https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukasaki/20200922-00199395/
※以下、引用です。

強行出場の琴奨菊と石浦
二人の力士が、負傷しながらも本場所の土俵に挑んでいる。一人は、二日目の明生戦で左ふくらはぎを負傷し、三日目から休場するも、七日目から再出場した琴奨菊。復帰戦となった炎鵬との取組では、小兵の炎鵬を立ち合いから押しつぶすような形で白星を挙げたが、中日の豊昇龍戦では、土俵中央から力なく土俵を割ってしまった。

九日目の徳勝龍戦では、がっぷり四つに組むも、得意のがぶり寄りを繰り出すこともできず、土俵際での突き落としに敗れた。休場時に出た診断書は「左下腿肉離れにより全治2週間の見込み」とのことだったため、やはりまだ治癒はしていないのだろう。

さらに、右足首の骨折で初日から休場していた石浦も、中日から出場。今場所初の対戦相手となった志摩ノ海から強烈なおっつけを受けるが、頭をしっかりとつけて左前みつを取り、華麗な下手投げを決めた。

出場と同時の白星となったが、心配だったのは取組後。勝ち名乗りを受けるために蹲踞するも、右足をかばうように体重を傾け、痛みをこらえるような表情を見せた。続く九日目は、それまで8連敗だった松鳳山を相手に、立ち合いから攻め込んだものの、土俵際で逆転負け。これで負け越しが決定してしまった。

十日目となる今日は、この両者の対戦が組まれている。ハンデを抱える両者は、どんな取組を見せるのだろうか。

力士のケガと出場・休場
琴奨菊は前頭11枚目、石浦は13枚目。大きく負け越せば十両陥落を余儀なくされる位置であり、だからこそこうして一つでも星を伸ばすために、ケガを押してでも出場している。しかし、無理せずにしっかりと治してから、強い姿で土俵に上がってほしい、そして少しでも力士生命を維持し、長く取ってほしいというのが多くのファンの願いであろう。「土俵のケガは土俵で治せ」という超理論や「ケガを押してでも強行出場する美学」は、スポーツ医科学がここまで発達した令和の時代には、もうそぐわない気はする。

一方で、ケガの程度や治り具合は、本人の主観と医師ら専門家による客観的な目線でしかわかり得ない。力士自身は、どんな状況でも常に出たい気持ちがあるのは当然であり、実際に出場するか否かは本人と師匠の判断となる。元豪栄道の武隈親方が、ケガしても絶対にテーピングをせず出場し、涼しい顔で「大丈夫」と言い続けた“やせ我慢の美学”は、彼なりの力士としての在り方だった。

出場・休場、どんな判断であれ、筆者はその決断には尊重の意を示したい。だからこそ、出るならば見る側に心配をかけない状態で出てほしいし、「ずっと休んでいる」状況でも、それは後に強い姿を見せてくれるために必要な期間であると捉えたいのだ。

琴奨菊・石浦両力士には、「余計なお世話です」と言われても致し方ないのだが、とにかく筆者はお二人に一番でも長く取っていただくために、“やせ我慢”もできないほどに状態がよくないのであれば、無理をしてほしくない気持ちである。

優勝争いの行方は?
最後に、今場所の優勝争いを占っておこう。

九日目終了時点で、2敗は貴景勝、正代、照ノ富士、若隆景、阿武咲、翔猿の6人。3敗は、朝乃山、霧馬山、高安、琴勝峰の4人。ここからは2敗の生き残り戦となりそうだが、上位は星のつぶし合いをすることが予想されるため、平幕の力士にも十分チャンスがあるといえるだろう。

筆者の予想はというと、ここまでの調子を客観的に鑑みた結果、本命は貴景勝と書いておく。願望を言えば、今場所特に立ち合いの踏み込みがよく、驚くほどの強さを見せている関脇・正代に初賜杯をもたらせてほしいとも思うのだが、期待がかかったときのメンタル面が克服されているかは、現時点ではわからない。また、照ノ富士連続優勝の可能性も大いにある。しかし、ここまでで盤石の強さを誇っているのは、やはり大関なのではないか。

突き押し相撲は、何があるかわからない。しかし、そう言われ続け、それをよくわかっている大関だからこそ、そこを打破しようと誰よりも燃えているはずなのだ。その信念と精神への期待も込めた優勝予想である。

混戦必至の秋場所。後半戦も見守っていきたい。


           

今の現役力士たちは、高校や大学の相撲部を経験して入門してくることが多くなっています。体育会の体質を経験していれば、少々の理不尽さは耐えるでしょう。むしろ、色々あって相撲協会自体が旧来のパワハラ体質からの脱却を目指してきたこともあって、高校や大学の相撲部よりも優しいのではないかと感じています。しかし、大型化の著しい現在の角界では理不尽なぐらい厳しく力士を鍛えぬかないと、怪我のリスクは相当高くなります。太らせないぐらいの猛稽古というのは時代錯誤と言われそうですが、全て力士本人の為でもあります。厳しさとパワハラの区別がつかないようでは強くなれないでしょう。

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今場所2度目の不戦勝となった朝乃山。運が良いのか悪いのか、よく分かりません。終盤にきての不戦勝はラッキーだと気持ちを前向きにしないといけませんね。
前日6人いた2敗力士から照ノ富士が脱落。5人が2敗でトップを維持し、朝乃山と照ノ富士が追いかけます。まだまだ優勝争いは混沌としていますね。

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10日目の三段目取組結果です。左側が勝ち力士です。

【10日目】

多良浪 上手投げ 坂林
春日龍 上手投げ 中石
須磨ノ海 寄り切り 清田
濱ノ海 突き落とし 龍勢旺
貴大将 寄り切り 富豊
響龍 寄り倒し 丹治
益湊 寄り切り 佐々木
浜田山 寄り切り 大勇人
北勝岩見 叩き込み 栃颯
千代虎 寄り切り 三島
寄り切り 有明
琴隆成 突き落とし 魁新丸
大場 押し出し 大翔鶴
寄り倒し 當眞
小滝山 寄り切り 天津
絢雄 押し出し 香富士
琴進 叩き込み 千代天富
大翔樹 押し出し 銀星山
出沼 叩き込み 琴貫鐵
向田 寄り切り 若肥前
若洸闘 叩き込み 渡部
佐田の豪 送り出し 棚橋
千代大牙 寄り切り 雅清
望月 押し出し 安齋
舞蹴 押し出し 大乗
常川 引き落とし 聖冴
藤佐藤 押し出し 鷹翔
大雷童 押し出し 白旺灘
琴粂 寄り切り 恵比寿丸
浪満 叩き込み 豊清水
田中山 押し出し 磋牙司
丸勝 押し倒し 大翔成
大天馬 不 戦 謙信
朝天舞 押し出し 琴乃秀
若ノ藤 寄り切り 水戸司
突き出し 土佐緑
魁禅 押し出し 高麗の国
千代の勝 寄り切り 朝鬼神
朝大門 突き落とし 満津田
琴力泉 寄り切り 宗像
魁錦 叩き込み 大ノ蔵
豊翔 押し出し 隠岐の浜
千代雷山 寄り切り 玄武丸
神谷 送り出し 佐田ノ輝
穂嵩 小手投げ 克乃富士
美登桜 押し出し 大喜翔




【11日目の取組】

多良浪 - 中石
魁佑馬 - 八女の里
春日龍 - 須磨ノ海
富豊 - 毅ノ司
宮乃富司 - 丹治
己竜山 - 生田目
北勝岩見 - 中尾
益湊 - 睦風
栃颯 - 寺尾海
寛龍 - 荒雄山
篠原 - 颯富士
綾風 - 琴眞鍋
大場 - 竹岡
関塚 - 有明
琴隆成 - 小滝山
當眞 - 坂井
二本柳 - 西乃龍
大飛翔 - 前乃富士
霧津羽左 - 山藤
向田 - 大翔宗
若洸闘 - 大翔樹
千代大牙 - 飛燕力
琴虎 - 魁清城
土佐栄山 - 朝虎牙
安齋 - 輝富士
武蔵海 - 舞蹴
雅清 - 鋼
大乗 - 小島
漣 - 田中山
常陸號 - 白旺灘
琴ノ海 - 越ノ龍
琴佐藤 - 大翔前
翔傑 - 佐田ノ国
柳田 - 琴乃秀
出羽ノ龍 - 朝天舞
城雄力 - 栃満
北天海 - 大辻
美 - 高麗の国
朝大門 - 太一山
魁錦 - 希帆ノ海
魁鵬 - 千代の勝
栄風 - 禧集院
竜風 - 庄司
神谷 - 穂嵩
宗像 - 克乃富士
周志 - 美登桜


【11日目の幕下取組】

西太司 - 中島

西太司は11日目、今場所3度目の幕下の土俵に上がります。西太司が11日目に対戦する相手は、武蔵川部屋の中島です。今場所初めて幕下に昇進しましたが1勝4敗と負け越しています。誰しも跳ね返される幕下の壁です。対戦は初めてですが、体格的にはほぼ互角と思います。寄り、押しの相撲が多くなっています。立ち合いからぶちかまして、あとは引かずに前に出ることだと思います。右四つに拘らなくても、相手より先に出ることを意識して取る方が良いかも知れません。明日は勝ちましょう。

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残る2番には必ず勝って、来場所の星勘定次第で幕下復帰ができる位置で踏みとどまることです。それが今場所の最低線の目標です。

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勝つために何をするかを考えておきましょう。
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