おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

7イニングで完結するドラマは存在しない!?

2024年08月06日 15時18分50秒 | 高校野球

これは賛成意見が少なくなるのは仕方ないと思います。野球は9回を戦ってなんぼの競技ですから、7回というのは軟式野球やソフトボールに任せておきたいところです。

9イニング行うことで成立するドラマがあり、それが7回では消化不良です。感情的に言っているのではなく、27個のアウトをどのように取るか、27アウトを取られる前に何点取るかが野球の魅力です。

「暑さ対策や選手の健康面への配慮」と言いますが、反対ありきで没になったとしても、「議論はしたよ」という帳面消しとも取れるような高野連の態度に疑問が残ります。


甲子園球児の9割が「7回制」に反対・・緊急アンケートで見えた現場の声「終盤のドラマがなくなるのは寂しい」
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20240805-OHT1T51202

※以下、引用です。

高校野球の7回制導入、選手の皆さんはどう考えますか? 日本高野連はこのほど、暑さ対策や選手の健康面への配慮などから、7回制の導入について議論を始めたことを発表した。これを受けてスポーツ報知では2日からの3日間、甲子園練習に参加した選手のうち、50人に緊急アンケートを実施。9割が「反対」という結果になった。賛成派、反対派の生の声を聞いてみた。(甲子園取材班)

厳しい地方大会を勝ち抜いたからこその意見なのだろう。「反対9割」の中でも多数派を占めたのは、「8、9回の攻防こそ野球の醍醐味」という意見だった。

中学までの野球とは違う、高校野球のプライドとしての9回制存続を訴える声もあった。「7回制だと少年野球みたい」(北信越・3年外野手)、「中学校の延長みたいになる」(九州・2年内野手)、「9イニングでやるのが『ザ・高校野球』」(東北・3年捕手)と9回を戦い抜く心身を鍛え上げたことこそ、甲子園球児の誇りにも映った。さらには「2イニング削られると、回ってくる打席も1打席少なくなる」(関東・3年内野手)と当事者ならではの心の叫びも聞こえた。

3票にとどまったが、賛成も。「けがしやすいのと、甲子園は暑くて熱中症になりやすいので、短くして早く勝負が決まったほうがいい」(関東・3年投手)や「対策を話してくれているのはありがたい」(東北・3年捕手)と現実に即した意見もあった。


7回というのは軟式やソフトボールの実施イニングから来ているのでしょうが、何となく現実に即していないという論点すり替えを感じます。選手の健康面と言っても1試合で2イニングを減らしても大きな成果を期待できそうにもありません。

やはり8月開催を変更するか、ドーム球場での実施を検討することが選手の健康面を一番考えることに繋がると思いますが、8月の甲子園開催に拘り続ける高野連に良いアイデアが浮かぶことは期待できそうにもありませんね。

 

100歳の聖地を否定する気持ちは微塵もありません。甲子園には人を引き付ける力があります。

しかし、現実的に考えて暑さと連戦が選手に悪影響を与えると考えるなら、そこを打開しなければ議論が先に行きそうにありません。

もう、これ以上野球を貶めるようなルール改正はやめていただきたい。それが一番の望みです。


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