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ゆっくり行きます。

気持ちは伝わった。だから満足。(横浜2-0徳島@鳴門・第1節)

2008-03-13 01:01:19 | フットボール
 #BGM:「タリラリランのコニャニャチワ」(元祖天才バカボンの主題歌)


 えー、サッカーというのは同じ試合を観ても100人いたら100通りの感想が出てくるスポーツだと思いますが、これから書く感想は、どうやら本当に私1人のような気がしてます。でも、本当に思っていることなので思い切って書いちゃいます。


 私、この試合にごくごく普通に満足しています。実は風邪を患っていたのですが、無理して徳島に行けて本当に良かったです。なぜなら・・・


●スピード系のFWには伝統的に弱いウチが、2人がかりであっても、しっかりと止めていたのは評価すべきだし、その分、玉乃が攻め上がってきたのはやむなし。

●う~ん・・・という選手は確かに複数いましたけれど、その分、周囲の選手が懸命にフォローしてたのでヨシ。攻められていても、前回に同所で対戦した時よりも何故か安心して観ることが出来ました。

●縦ポンだろうとなんだろうと、ヤマタク、根占、エリゼウ、アンジーの縦横無尽な動きには感心させられたし、以前のように果敢に上がるシーンは少なく、サイドチェンジも少なかったものの、左サイドバックからのあまりに鋭いパスを出し続けたアツには、新境地を開いたのかもと勝手に期待したくなります。

●連係不足によるパスミスは確かに何度かありました。でも、昨年はもっと多かったはず。

 
 ・・・だから。


 そして、とにもかくにも、試合後のヤマタクと根占の満面の笑顔が全てを物語っていました。昨年秋のアウェー大分戦では、どこの誰よりもやる気を出していなかったあのヤマタクがですよ(あっ、実例出しちゃった(笑))!!

 彼らの後ろでは小山とエリゼウがガッチリと抱擁していたし、出番がなかった太田もまたしても大喜び。他の選手達も照れながらも充実した表情を誰もが浮かべていました。


 こんなにすがすがしい光景を純粋に見たのは、昨年5月のナビスコ@聖地国立以来じゃないのかなぁとも。


 いくら勝てたからといって、2/3が入れ替わった寄せ集めチームの開幕戦とは到底思えない光景がそこにはありました。


 前評判の低い監督でしたが、僅かな期間でチームを一定のレベルにまでまとめ上げ、的確な選手交替をさせていたのですから、ある程度はキチンと評価すべきだと思います。

 試合後に、とある方が言っていました。「三ツ沢でも結果を出したら都並を認める」と。私も完全に同意見です。



 そんなわけで、私は十分に満足しています。純粋に楽しかったです。

 確かに不安はありますが、別にネガティヴになるまでの要素なんて何もありません(笑)。



 今年、ピッチ上は間違いなく面白いことになる!!改めて確信出来ました。



 さて、そんな面白い存在の彼らと共に上位争いが出来るのかどうか・・・まずは、今度の三ツ沢で試されるのではないでしょうか。非常に楽しみです。

さてさて開幕。

2008-03-07 02:33:49 | フットボール
 間違いなく言えることはただひとつ。

 今年のピッチ内は相当に面白いことになるよ!!ということ。

 餅つき大会と練習試合1試合を観ただけなんですけど、前にも書いたとおり、選手達の目が明らかにイイんです。まだ、顔は完全には分からない選手だらけですけど、ウチを通じて上手くなってやるんだ!有名になってやるんだ!!という前向きなオーラがヒシヒシと伝わってくるんです。


 今年は、おそらく「1999年の再来」になるんじゃないかと思ってます。


 あの時も、我々にとっては「名前は知ってるけど、それ以上の印象は・・・」という選手だらけでしたし、選手も選手で「応援を聞いてると、まるでフリューゲルスに移籍したみたいで不思議な気分だった」という第一印象でしかなかったのに、いつしか、「情熱」により、信義が重田がマニーがゴッサンが功作が・・・と「おらが選手」が次々と登場し、横浜FCとしての「強固なアイデンティティ」がいつのまにか築かれました。


 今年はそんな1999年の再来になってくれるはずです。そう確信しています。


 我々がこのクラブへの「想い」と「アイデンティティ」を「三ツ沢」というフィルターを通して正確に伝えていけば、愛すべき横浜の選手達が次から次へとまた新たに“産まれる”はずです。


 今年の目標は、「ウソは付かず、無理をせず、素直な心で自分なりに懸命に応援すること」。
 
 慣れ親しんだJ2の舞台で、フロントの努力(としておきます)で、現実的に最大限であろう範囲で三ツ沢オンリーの開催が初めて実現した2008年。



 今年は「我々の原点とは何か」が激しく問われる1年になります。
 
 フットボールとは何か。フリエとは何か。三ツ沢とは何か。



 選手は本気であり、舞台は、日産とマリノスの私物にはされていない、実に美しい聖なるホームスタジアム・・・言い訳は出来ません。


 大切なのは「純真な気持ち」ただひとつ。

 必要以上に強がっていませんか。必要以上にウソをついていませんか。


 気持ちがなければ形にはなりませんし、形があったとしても気持ちがなければ何も意味がありません。


 これからも永遠にこのクラブが存続していくために、1人1人が原点を思い出し、そして、その純粋で素直な気持ちを三ツ沢で選手や周囲により一層伝えていければと願っています。


 横浜FCの未来のために。


毎年恒例のこの企画。

2008-03-07 00:46:12 | フットボール
 1位 鹿島・・・野沢の離脱がちょっと苦しいかもしれないけど、新戦力がハマって無欲のV(笑)!!


 ・・・が、昨年見事に無欲で的中した順位予想。それでは今年の順位予想も行ってみましょう!!


●J1リーグ

 1位 鹿島・・・ACLとの兼ね合いはミソですが、攻撃の分厚さと安定さではNo.1ではないかと。

 2位 ガンバ・・・ガンバるんじゃないかと(笑)。

 3位 浦和・・・最初から最後までケガ人に泣かされそうな気がします。

 4位 海豚・・・攻撃は確かに強力ですが、守備が優勝するクラブに匹敵するかと言われると。。。

 5位 磐田・・・結構イケそうな気がしてます。

 6位 名古屋・・・ピクシー、もとい、ミスターが来ても中位だったら一生中位でしょうから(笑)。

 7位 清水・・・パウロがフィットしてないというのは衝撃ですね(苦笑)。大前君がデビュー時の城ぐらいのフィーバーを起こせば優勝争いか?

 8位 トーキョ・・・なんとなく。

 9位 マリちゃん・・・この辺でしょ。

 10位 柏・・・この辺でしょ。その2.

 11位 ヴェルディ・・・攻撃は?ですけど、中盤以降は磐石なのでこの辺では?ただし右サイドバックだけは。。。(以下自粛)

 12位 JEF・・・なんだかんだでこの辺では。

 13位 新潟・・・なんだかんだでこの辺では。その2

 14位 大分・・・この辺からは降格候補。

 15位 神戸・・・そんなに強いとは思えないのですが。

 16位 京都・・・シジクレイが離脱しなければ何とかなるハズ。

 17位 大宮・・・さすがに今度こそは??!

 18位 札幌・・・やむを得ず。


●J2リーグ

 1位 広島・・・これもやむなし。

 2位 セレッソ・・・今度こそ。

 3位 横浜・・・攻撃に関しては間違いなく昨年より上。GKが昨年のままなら2位にしたのですが。(頑張れ小山!大久保!!)

 4位 オブリ・・・いくらなんでも今年はこれぐらいは、と。

 5位 甲府・・・主力が抜けての実力は?

 6位 湘南・・・なんだかんだでこの辺では。その3。

 7位 仙台・・・どーなんでしょ。

 8位 山形・・・主力の穴が。。。

 9位 鳥栖・・・地元の盛り上がり次第ではもっと上に。

 10位 草津・・・積極補強でこの順位に。

 11位 徳島・・・結構ハマるのでは?

 12位 愛媛・・・天皇杯の燃え尽き症候群で。

 13位 M戸・・・なんだかんだでこの辺では。その4。

 14位 岐阜・・・離脱者が出なければ意外に熊本より強いかも?

 15位 熊本・・・消去法で。

生真面目な被害者、家本正明。

2008-03-02 00:16:56 | フットボール
 「フェアプレー」というFIFAが世界に発している言葉の下、何でもかんでも厳格に笛を吹いて、試合を止めてしまうのが日本の審判。特にモットラム氏が日本に来てからはそれが顕著になったと思っています。


 最近、よく非難される岡田正義氏ですが、私は彼こそが日本で最も「上手かった」審判だと確信しています。特に、彼が凄かったのは、「止めるところ」と「流すところ」にメリハリを着けていた点です。


 彼が主審を務めていた、味スタが出来立ての頃のヴェルディの試合を生で観た時、自分の目の前で武田が“倒れこんだ”プレーがありました。武田はモチロン、ファールを両手でアピール。

 しかし、それに対し、彼は一切笛を吹かなかっただけではなく、「あっ、それダメダメ!!ハイハイ、早く立ってね~」と武田に向かって指だけでジェスチャーしながら、目と足は別方向に行ったボールにしっかりと向いていた「柔軟な厳しさ」。これには本当にビックリしましたし、それを見て、「ちぇっ!」と舌打ちしながら苦笑いして立ち上がった武田を見た時に、選手と審判との駆け引きというのも実に面白いんだなぁと実感したことを覚えています。


 ・・・けれど、今のJリーグではもうこんな光景は見られないでしょう。モチロン、主審が岡田正義氏であったとしてもです。


 今回のゼロックス杯、鹿島の一部の選手達があまりにも稚拙だったとは思いますが、でも、試合を壊したのは紛れもなく審判。ただ、誤審と思われるシーンは、カードの数ほど多くはないはず。久保のはPKじゃないですけどね。


 最大の問題は、フェアなプレー、クリーンなプレーばかりを重視し、「試合の流れを止めさせない」という、エンターテイメント上で最も大切なことが失われてしまった、今の日本のレフリングの基準そのものではないかと。


 サッカーの審判は世界中で最も嫌われてる人間。日本の審判、実力だけなら世界有数だと思ってます。