一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

術前ホルモン療法の臨床実験

2012-06-22 | 乳がん治療の知識的なこと
 これは閉経後の乳がん患者の話なので、年の若い人に当てはまるかは断定できないが・・・医学界も乳がんに対して、いろいろ取り組んでいることをまた1つ知ることができた。

 現在「術前ホルモン療法」のさまざまな臨床実験が行われていて、そう遠くない将来、また新たな治療が出てくる可能性もあるらしい。
 ホルモン受容体陽性でホルモン療法で効果が出る患者には、ホルモン療法で十分なので、あえて副作用の強い抗がん剤を使う必要はないという理由からである。(ただ、ホルモン療法もキツイという方もいるのだが)
 手術後のホルモン療法が効いていない患者もいる。しかし、術前ホルモン療法をすれば、効くかどうかわかる。効いていれば、術前と術後合わせて5年間治療をすればいいし、効かなかった場合には、別の薬剤に切り替えて治療をすることができる。薬が効いていないのに治療をする無駄が省ける。という医師の言葉にも期待がかかる。
 日本でも、術前のホルモン療法の効果で術後の化学療法を行うかどうかを決められることを検証する臨床実験が始まっているらしい。
 
残念ながら、自分には間に合わなかった。今のホルモン剤が効いていることに希望を持つことにする。  
 そしてこれは、気まぐれに買ってきた小さなネックレス。「過去を癒す」という言葉に惹かれた。
上手いネーミングだ。




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