一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

診察・・・ゴールなきマラソン

2012-06-21 | 乳がん治療(手術後の生活)
 昨年の今頃は、病院通いと仕事の後始末でばたばたしていた。
 今日診察室にはいると、先生から
 「1年経って、一段落ですね」と声をかけられた。
 1年・・・・・・そうだった。他の病気なら「終わりましたね」と笑顔でほほえみ返しをしていたところであるが、一生涯治療とは縁が切れない身にとっては「ゴール」の文字はない。無限に続くマラソンで、次の給水所まで頑張るぞという心境である。
背骨については「骨が固まっているけど、いつ悪さをするかわからないので・・・」という説明も受けた。また、「もし、痛かったらゾメタをしますよ。」とも言われた。
ゾメタ点滴をするかしないかは患者からの自己申告。いっそ「やりましょう。」と言ってくれた方が気が楽だ。
 そして7月2日に肝臓と心臓の様子を見るためCT検査。その次の週にその結果も含めて診察の予定。これは、想定内。やっぱり、転移でこわいのは肝臓と肺らしい。
 不思議に、昨年検査をしていたときは「アララ」という感じだけで、特に感慨はなかったけど、今回は「結果はどうなるのだろう?」と心配をしている。知識が増えるにつれて、不安も増すのだ。人間、案外何も知らない方が幸せなのかも知れないと思ったりする。

 そして本日は、フェマーラ錠をもらうために病院隣の薬局へ行ったら、かなりの人数だったので、車に乗ってから、少し離れたドライブスルーの薬局に行った。人がいなくて比較的早くもらえたので、「何で最初からここにしなかったのか・・・」とチョット悔しかった。

 さらに残念なことに採血の時に、手の甲からしか取れない、ということが確定してしまった。ベテランで自分も「この人なら安心」と思っている男性技師が差し出した手を探って「?」という顔をしていたので「手の甲からでもイイですよ」と(半ばやけくそに)言ったら「本当は、できるだけやりたくないんですが」と言いつつ、即実行した。
「血管がダメなんですか?」と質問したら「体質変わる人もいますし、健康な人でも駄目な人もいますから・・」という答えだったので、完全に手の甲しか取れない左手になってしまったことを直感した。悲しい
 これから先、採血や点滴のたびに、ぐりぐり針で探られたあと、自分が「手の甲で」と言って手の甲にぶすっと刺される運命らしい。
 今度は7月にするCTの造影剤点滴が決戦場だな。ずっと昔は足の甲にされたときもあったから・・・ブルル・・・

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