一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

今さらながら「余命ゼロを生きる」を読む

2012-02-19 | 本の感想
 
 買い物ついでに中古本を見ていたら、「病気」のコーナーでたまたま見つけて買った本。半額だったし、難しいがんに侵されても美容師を続けているということに興味を持って購入した。
佐藤由美さん。山形にお住まい。
 2009年に出版され、当時話題になったらしいが、お恥ずかしいことに自分はまったく知らなかった。日々の仕事に追われて、テレビやら新聞もろくに見ていなかったから
・・・
 壮絶な生き様だ。そして、自分のあこがれる生き方だ。
命のある限り一生懸命仕事をする。そしてお客さんに喜んでもらえるのを自分の喜びとする。
そんな生き方に素直に共感できる。
この方が、ニューヨークに行って行動力を発揮できる人だったということもあるが、とにかく前向きなあきらめない生き方がすごいし、自分もこんなふうになりたい。
 途中、一生懸命やったことに後悔した時もあったらしいが、その後の生き方を見ていると、やっぱりすごい努力を続けている。

 マダム路子のブログなどを見ると、佐藤さんは今でも山形で美容師としてお仕事をされているとのことだ。
 自分より若い彼女に元気をもらうことができた。

 もう1冊「鳥越俊太郎さんの「がん患者」も買ってきたので、次はこれを読破しよう。
 私は、一生懸命仕事をしようとする人が好きだ。自分も一生懸命なことをしたい。


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春が来て欲しいような来て欲しくないような

2012-02-19 | 日記
 今日は風が冷たいけど、日光は温かく、心なしか春の気配。
 もう気持ちもピンク、ピンク(桜色)で、千葉手有名な米屋で和菓子購入。チョットした心の贅沢。テーブルはピンクの花盛り。

これは2月19日(つまり本日)までの限定。6個に切れている。限定に弱い自分


鯛焼き君の形。かわいい


中には、あんがびっしり。



サクラの飾りが美しい。



 だけど、手放しでは喜べない。

 36歳から20年間、季節の変わり目には「めまい」が必ずあらわれる。
ちょうどジェットコースターに乗り終わった後の気持ち悪さがズ~ッと継続している状態。

 この症状が出ると、胃がおかしくなって吐きそうな感覚におそわれ、食欲0(哀しい)
若いときは、このめまいでまっすぐに歩けなかった。
だんだん良くなるが、1週間は続いたので、その間は仕事をしていても苦しかった。
医者に行っても仕方がないと思い、医者には行かなかった。
自律神経がおかしくなるせいかなと勝手に思っている。

 さて、今年はどうなるだろう?
変な話だが、今までの不快な症状は抗がん剤を入れてから出なくなっている。
目まいもなくなってくれると、実に20年ぶりの「軽やかな春」がやってくる。
そうなって欲しいと願う今日この頃。


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