伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

羽生結弦と高橋大輔

2022年11月16日 | フィギュアあれこれ

(この項、敬称略)

何から書いていいのか分からない。
つらつらと書いてゆく…。
ちょっとネガティブなことになるので、
いやな人はスルーで・・・。


・・・ただ、高橋大輔の今期の(アイスダンスの)フリーが
「オペラ座の怪人」だというのはどこかで聞いて知った。
村元・高橋組が今期のアイスダンスに「オペラ座」を
選んだことに少し驚きつつ、
そして、どんな演技なのかを動画で見た。
そうしたら、ひどくがっかりした。

高橋大輔のシングル時代の
「オペラ座の怪人」が、好きだったというか、
(テレビの前でだが)すごく熱中していた時があったのだ。
高橋と言えば「オペラ座」というくらい、
高橋大輔の代表作だと思っていて、思い入れがあった。

そして、今期の彼らのアイスダンスの「オペラ座」の演技が
その記憶とかけ離れていたから、
村元・高橋組の演技にがっかりしたのだ。


高橋大輔に対しては今は、
嫌いというか、嫌いというほどつよい感情でもない、
どちらかというと引いて見ているというか。
無関心ではないのは一度は熱中したからだろうか。

高橋を決定的にいやになったのはいつ頃だっただろう?
確実なのは、
2018年の羽生結弦の国民栄誉賞授賞式の直前、
前日にシングル復帰を宣言した時で、
この時は心底から軽蔑した。

そうだ…きらいというより、その時から軽蔑しだしたのかもしれない…

よりによって、羽生の晴れの授賞式の前日に、
その話題にまるでかぶせるように復帰宣言をするなんて、
どういう料簡なんだと腹が立った。




Gooブログに引っ越した時、インポートに失敗し(T_T)、
過去の(Tea cup時代の)記事の殆どが文字化けしているので、
整理しようと、ひとつずつ地道に直していたら、
2016年の記事で羽生結弦について書いた記事があった。

それは羽生と高橋を比べていて、
昔高橋のライトファンだった自分は高橋には表現力があるが、
羽生はその点で高橋に劣っている、みたいなことを書いていた。
高橋のオペラ座は覚えているのに、
羽生のプログラムは思い出せない、などとも書いていた。


すると羽生ファンがコメントをしてきて、怒って来た。

「羽生のプログラム忘れてしまうのに好きなんですか?
高橋さんに比べて羽生さんの表現が劣っているとは思えません。
羽生の表現には素晴らしいものがありますよ。
あなた本当にファンなんですか?」

そう書かれていた。
その一言にひどく傷ついたことを思い出した。
どれだけ傷ついただろうか。

自分は確かに熱烈な羽生ファンではないと思う。
他の熱心な羽生ファンのように、
羽生のすることなら何でもかんでも手放しに喜ばないし、
いいとも思わない。
いちいちきゃーきゃー言わないし、
(もうそんな年ではないというのもある、
自分の自尊心が強すぎるというのもある)
羽生でいやになる部分もあるし、
こういうことはして欲しくない、と思うこともあるし・・・。

それでも捨て台詞のように、
「あなた本当にファンなんですか?」
というのは、今思えば私に喧嘩を売っているのも同然だった。

"プログラム忘れてしまうのに好きなんですか?"

と言われたけれど、
記憶力がないので、いちいち覚えられない。
それは羽生のプロに限らず、
どのスケーターのプロでも覚えられない。
高橋のプロも、オペラ座やヒップホップは何となく覚えているが、
それ以外のものはあまり覚えていない。

・・・ファンなら逐一プロを覚えていないといけないのか?
と、コメントで返した覚えがある。・・・

自分はしょせん、その程度の熱中度なのだ。


羽生のプロで主に覚えているのは、SEIMEI以降だ。
チゴイネや旧ロミジュリは何度も見ているので覚えているが、
それ以前の、初期のものは殆ど覚えられない。
覚えているというか、良いと思うものは、
SEIMEI以降なのだ。

いや、羽生のショートはいつも良かった。
パリの散歩道も、バラ1もすごく良かったし、
いつもすごいなと思って見ていたと思う。

ただ、フリーはいただけなかった。
ダムパリも新ロミジュリも、オペラ座も、
テレビ前の茶の間で見ていて、
何を表現しているのか、何を言いたいのか、
さっぱり分からなかった。
(ダムパリはそのころ記憶が抜けていて、
だいぶ後になってから見た記憶だが)

今でも、羽生のオペラ座よりは、高橋のオペラ座の方が
断然良かったと思っている。
羽生にはまだ未熟な部分があったと思う。

ただ、SEIMEI以降、羽生は独自の表現をものにした、と
今では感じている。
・・・・・


それまでは、テレビでフィギュアスケートを見ていて、
1980年代からずっとテレビで見て来たが、
やがて日本のスケーターが世界で活躍するようになって来て、
日本男子に高橋が出て来て、彼が人気になってからは、
高橋のような演技が表現力なのだという、
高橋を基準として見るようになったように思う。

ある意味、高橋はそれくらい影響力があった、
のかもしれない…。

羽生が登場して来てからも、
しばらくは高橋を基準として男子の演技を見ていたと思う。
テレビで言われている、
世界一のステップ!とか、表現力、とか、
(高橋についていた枕詞)そういうのを単純に信じていたのだろう。
でもそれはしょうがないと思う。
テレビ専門の茶の間組には、テレビの情報がすべてだったから。


ただ、羽生のバラ1を見た時、
冒頭のゆっくりと流してゆくエレメンツを見た時、
高橋のようにちょこまか動くだけが表現力ではないのだと、
その時、理解したのかもしれない。

今思うと高橋のは表現力というより演技力、
演技力は抜群のものがあったと思う。

ただ、あまりにもくどいので、途中から嫌気がさしてきた。
そして足が短いので、動きがどうしても滑稽に見える。
それも気になった点だ。

それでも高橋の演技を見るたび、うまいな、とは思っていた。
高橋が(シングルを)引退してからは、高橋のことは忘れてしまい、
思い出すこともあまりなかったが…。



2016年に書いた羽生結弦についての記事では、

「私はある時、羽生のプロは思い出せず、
高橋のプロは良かったと思うのは、
羽生が、高橋の表現力とか、演技力とか、
ステップワークの点では劣っており、
高橋の方が表現力ではすぐれているから、
羽生のプロの印象が薄いのだろう
と分析した…。」

と書いたが、
「羽生の美しさは、高橋にはないものだと思った。」
とも書いたし、

ランボーの詩を引用して、羽生に捧げたつもりだった。
ランボーは自分にとって詩聖であり、
青春のある時期の神だった。

「ある理性に」─
神に等しいランボーを引用することで、
羽生を最大限に称えたつもりだった。


それなのに、心無いコメントを書かれ、
酷く傷ついたのだった。
もしかして、
ランボーの詩の意味を理解してもらえなかったのかもしれない…
とも思ったが。

羽生のオペラ座が自分にとって、印象が薄かったのは、
今でも変わりはない。
ただ、その時から以降、
羽生結弦は自分なりのスケートを追求し、
並ぶもののない存在となった。

ジャンプ、スピン、ステップ、
どれをとっても高次元の質の高いエレメンツで
美しいスケートを体現していった。

今ではスケートを見る時、
羽生が基準となっている。
・・・・・



ブログをずっとやって来て(15年以上だ)、
一番怖いと思ったのがスケオタだ。。
他のことを書いても何一つ文句は言われないのに、
スケートに関することで、なまじっかなことを書いたとたん、
飛んで来て文句を言う人がいる。
スケートに関することで、
仇やおろそかにうっかりしたことは書けないなと思った。
今でも、書きたい本音は隠す。。
一番言いたいことは言わない方がいい、と学習してしまった。
・・・・・


今回もかなり勇気を振り絞って書いたが
真意を理解してもらえるかは、、無理かもしれない・・



HANYU YUZURUチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UChXVX37lFVqMfYWNsDvqhdQ/videos

3. プロローグ
https://youtu.be/C0IO_knQDCI





羽生結弦official_Staff
https://twitter.com/YUZURUofficial_

羽生結弦Instagram
https://www.instagram.com/yuzuruofficial_/

『プロローグ』
https://twitter.com/jp_prologue


プロローグ公式サイト
https://prologue-official.jp/




公式グッズの通販
受付期間 11月1日11時11分~12月26日23時59分

Goodsグッズ見本
https://prologue-official.jp/goods.html

アクセルストア↓
https://axelstore.jp/prologue
売り切れあり…



ライブビューイング、チケット申し込みのお知らせが
プロローグ公式から来ていたが、あまり売れていないのだろうか…
平日の月曜日だからだろうか…


プロローグ ライブ・ビューイング 八戸公演
12月5日(月)14:00開演
¥4,000
チケット先行受付中
イープラス:
https://eplus.jp/prologue_hachinohe-lv/


受付スケジュール
プレオーダー:11/11(金)11:11~11/20(日)23:59
https://liveviewing.jp/prologue-1205/


プロローグ八戸公演の一般発売もある
かなり厳しいとは思うが

『プロローグ』
https://twitter.com/jp_prologue/status/1592714355665403905
八戸公演のチケット一般発売について発表しました!
受付は11月19日(土)10:00~11月20日(日)23:59、
抽選での受付となります。


*ライブビューイングの締め切りと同じ日まで、、




*羽生結弦関連のテレビ放送*

プロローグ八戸公演
<テレ朝チャンネル1で生中継>
12月5日(月)午後2:00~


羽生結弦 栄光の全日本ヒストリー
〜全11大会一挙プレイバック〜
CSフジテレビTWO 
12月7日(水) 21:00〜23:30 
放送時間 150分


【付録つき】YUZURU/III 羽生結弦写真集
能登 直
3,300円
2022年12月07日頃



羽生結弦 魂のアスリート(仮) 
(ワールド・フィギュアスケート別冊)
3,300円
2022年
2022年12月13日頃



そのほか

・11/24 デジタルTVガイド 表紙羽生結弦
・12/1家庭画報 2023年1月号 通常版、プレミアムライト版
・12/5発売 AERA表紙羽生結弦2022年 12/12号
・12/7発売 KISS & CRY


キスクラから新しい本
「KISS&CRY特別編集
#羽生結弦 ーTHE ONEー(仮)」

ポストカードスタンド特典つき
https://honto.jp/netstore/pd-book_32078029.html

通常版
https://honto.jp/netstore/pd-book_32077573.html



羽生結弦フェイバリットショップ
好きな写真が選べる!オリジナル2023年カレンダー
送料は日本全国一律900円(税込)
https://yuzuru.hitokoma.net/

好きな写真が選べる!オリジナル2023年卓上カレンダー



好きな写真が選べる!オリジナルB2ポスターカレンダー/ヨコ


好きな写真が選べる!オリジナルB2ポスターカレンダー/タテ







美術館・ギャラリーランキング

京都府ランキング

フィギュアスケートランキング


↓ブログ村もよろしくお願いします!

にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へにほんブログ村

にほんブログ村 美術ブログへにほんブログ村

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへにほんブログ村



最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして! (まるみ)
2022-11-16 20:06:33
はじめまして、伊佐子さん(^^)
わたしは伊佐子さんのブログ、好きです。とても正直に綴っておられて、、、。私も以前は高橋君、大好きでした。ソチも高橋君が選ばれて良かったと思っていたくらい。いつのまにか結弦君が大大大好きになってしまいましたけど、、、。真央ちゃんや高橋君を応援していた時代も懐かしいです。これからも伊佐子さんらしい暖かみのあるゆるりとしたブログを楽しみにしています。
返信する
ありがとうございます。 (伊佐子)
2022-11-16 21:18:34
まるみ様
初めまして。コメントありがとうございます。
まるみさんの温かいコメントに、ほっとしました。涙が出そうです。
長くフィギュアを見てたら、
高橋君や真央ちゃんが大好きな時がありましたよね。
私もソチではそのように思ってました…。
今は羽生君、羽生君で明け暮れてますけれども。
これからもよろしくお願いします(T_T)。
返信する
Unknown ()
2022-11-16 22:14:40
伊佐子様、こんばんは
初めてコメント致します。私も伊佐子様の感性と似ているのかなと、思って読みました。
羽生さんの熱烈なファンの方も私は好きだし
尊敬するし、一方、伊佐子さんの様なファンも当然いっぱいいると思いますし、自分の好きなように愛でたらいいのでは。ファンの形は人それぞれですから。でも羽生くんを思う気持ちは皆、変わらないですね。皆さん、本当に心を砕いて時間と労力を使って羽生くんを支えて下さっているのが凄く伝わるの彼は本当に幸せ者ですよね。ところで、私も高橋さんの演技というか氷上のダンサーとしての才能に惚れ惚れした時期がありましたよ。しかし羽生くんのブライツや午後のパレード、レゾンを見て以来、高橋さんを超えましたね、ついに。羽生くんのダンサーとしての才能、軽く見ていました。すみません羽生君。
返信する
初めまして (伊佐子)
2022-11-17 10:24:26
零様
初めまして。ありがとうございます。
私は羽生ファンのテンションにはついていけなくて…、
>自分の好きなように愛でたらいいのでは。ファンの形は人それぞれですから。
その通りですね。改めてそう思いました。

>羽生くんのダンサーとしての才能
そうなんです。ダンスを勉強していると仰っていましたが、
見えない所で大変な努力をしたのでしょうね。
あんなに目を瞠るくらいに上手いとは。天性のものもあるとは思いますが。
体全体を使って、フィギュアスケートの可能性を広げましたね。
脱帽しました。
高橋さんは身のこなしが上手く、華があったという印象です。
コメントありがとうございました!。
返信する
Unknown (こそあど)
2022-11-17 12:18:35
私はライトなフィギュアスケートファンでしたが、羽生沼に落ちたのは、ソチ前でした。
ですからフィギュア村がこんなにドロドロだとは全く想像もしてなかったです。
一度も高橋さんの演技に喜びを味わう事もなく、不満や怒りや彼を取り巻く状況への反発のほうが多かった10年間でした。
羽生ファンと言っても、伊佐子さんほどの熱量はなく、自分らしいやり方の応援です。
でも、それでいいと思っています。 羽生ファンの裾野は富士山のように広大ですから。
エキセントリックなファンもいるかもしれませんが気にしないでね。
返信する
ありがとうございます。 (伊佐子)
2022-11-17 15:03:00
こそあど様
コメントありがとうございます。
フィギュア村がドロドロというか、高橋さんのオタがしつこい?のではないでしょうか。
まともな人もいるが、いつまでも羽生さんに粘着している人がいますからね…
残念なことに。
応援はそれぞれなりのやり方でいいですよね。
無理はしないでいいと思います。

>エキセントリックなファン
ははあ、…いるかもしれませんね(苦笑)
返信する

コメントを投稿