伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

不自由

2010年07月25日 | PC・ネット関連
古いブラウザでは写らないサイトが増えて来たことを書いたが、
PCのマウスまで言うことを聞かなくなって来た。

持っているのは最も古い形のマウスで、
もちろんパソコンに付属していたマウスだけど、
もともと早くにボールを動かしている中のゴムの一つが取れてしまい、
スクロールが不自由だったのだが、
動かないことはなかったのでそのままにしていた。

でも最近、動かそうとしても上の方向に動かず、
マウスパッドの上でどれだけマウスをこすりつけても
ポインターが動かないのだ。

ネットをしている最中にどれだけマウスを動かしても、
ポインターは左右か下に動くばかりで、
ネット画面の「ファイル」から「閉じる」
という行為が出来なくて時間ばかりが過ぎて、非常に焦る。
困ったものだ。
ボールをちょっと触ってやると、
復活して少し動くようになる。

マウスを自由に動かしている人には想像もつかないだろうけれど、
マウスが自分の思うように動かないことは、とても大変だ。
新しく買えば良いとも思うが、
もうポンコツの古いパソコンだから今更マウスだけを買いかえるのも、
と思ったりしてふんぎりがつかない。
マウスを新しくした途端に本体がいかれてしまっては無駄買いだ、
とか、今更マウスを新しくしても、
これまで我慢しつつ使って来たのが無駄な努力になるし、とか。

これまでもマウスがおかしくなったことがあったので、
その時買っておけば良かったのかもしれない。
それに今ではビックカメラに行くことさえしんどいので、
もう買いに行くことも出来ない。

楽天は画面が映らない。
IEでは真っ白の画面が出るだけなのだ。
IEでは楽天のアフィリエイトどころか、
楽天でお買い物すら出来ないのだ。

そう言えば自分自身のサイトなのに、
IEではArt Maniacsが写らないのだ。
アクセスするとエラー表示が出て、強制終了されてしまう。
とうとう自分のサイトまで写らなくなってしまった。
もちろん更新も出来ない。
とうとう更新出来ず、放置サイトになってしまったのだ。


掲示板のPicture Boardも、FC2系の掲示板なので、
実はだいぶ前からキャッシュに残らなくなって来ている。
ネットを追えた後、
あとでゆっくりコメントを見ようとしても、写らない。

たまに書き込んでくれる人のコメントは、
ネットに繋げている最中にメモにコピペして残しておき、
それを見ながらコメントを返すという、
面倒なことをしているのだ。

或いは掲示板を開いた時にコメントを記憶しておき、
その記憶をもとにコメントを書く、ということをしているが、
記憶力があやふやなので見当違いのコメントを返しているのではないかと
ひやひやしている有り様だ。

やっぱり、パソコンが古くなるとこんな風に
ちょっとずつ不具合が出て来るのだろうか。
まるで自分の体みたいだ。




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祇園祭生中継2010

2010年07月19日 | 祇園祭
今年の祇園祭・山鉾巡行のテレビの生中継は、
あまりにもひどかった。
毎年期待してはがっかりするが、
今年はがっかりを越して、イカリがこみ上げて来た。

前にも書いたが、
KBS京都放送局では3時間半にわたって生放送をしてくれる。
朝8時半から、12時までである。
長時間だ。
四条通の巡行と四条河原町の辻回しを見せてくれる。
それは、大変ありがたいことだ。





以前は葵祭も時代祭も生中継をしてくれていたのに、
方針が(経営方針?)が変わり、
その2つはいつの間にか中継がなくなった。
(大文字送り火は中継がありそうだが)

祇園祭は生中継の最後の砦であるが、
KBS京都局は最後の良心は持っていたらしい。
今回も3時間という長さで中継をしてくれたのだ。


だが、しょせんローカルのUHF局。
ガタピシした中継になるのはしょうがないのかもしれない。
夕方放送した、
各局の1分間のニュース映像の方が要領良く
祇園祭を紹介していたような気がしてしようがない。

生中継をしてくれることは、私のような、都合により、
どうしても行けない者にとってはとてもありがたいのだ。
だけども、あまりにも期待しすぎたのだろう。

せめて山鉾32基全部見せてくれると思っていたが、
まったくスルーされた山鉾が幾つもあった。
今年は特にスルーされた数が多かったような気がする。

あと祭の橋弁慶山、浄妙山は完全になかったことになっていた。
そのほか、油天神山、伯牙山、
白楽天山など殆ど映らない山もあった。
もちろんなんの説明もなしである。


とにかくゲストの喋りが単なる雑談になっていた。
解説者は映像と関係のない、山と鉾の違いや、
祇園祭の始まりを延々としゃべりつづける。
ゲストの料理研究家という女はただべらべらと雑談をするばかり、
それ以外に大桃美代子がゲストに来ていたが、
始めは色々言っていたものの、終いには雑談に加わって、
ただ画面と関係ないことをべらべらしゃべっていた。

わずかに染色家とかいう人が、
各山鉾のタペストリーや懸装品についてひどく早口で
要領良く解説していたことだけが救いだった。

ゲストにとっては、
なんだか良く分からないが豪華なフロートが出て来て
賑やかに道路を通ってゆくのを見ながら雑談するのが楽しい、
と言うだけのことなのだろう。

中継席がテレビ画面に写る所と違う場所にあるのも
中継がひどい原因の一つでもあるだろう。
しかし、テレビを見ている者にとっては、
中継席にちまきがどれだけ届けられようがそんなの関係ないし、
どうでも良いことだ。
中継席をえんえんと映し出されても全然面白くない。
中継席のゲストのだらだらした雑談をえんえんと映して、
何が山鉾巡行の中継なのか。


中継席を映すくらいなら、
もっとスルーした山鉾を隅々まで映せ、と言うのだ。
放下鉾のバクダッドの見送りが見たい。
稚児人形の舞が見たい。
函谷鉾のエジプト天空図の見送りが見たい。
菊水鉾の、もっと隅々まで見たい。

殆どスルーされていた。

巡行の最後、南観音山の有名な
「龍王渡海図」(加山又造原画)の見送りすら映らなかった。
以前の巡行中継ではアナが、この「龍王渡海図」を見たら
「ああ、巡行も終わりだなあと感じますね」
としゃれたコメントをしていたと言うのに。
今年のようなこんなひどい中継はなかった。

これは、何もゲストが悪いのではないだろう。
すべて司会の梶原というアナの進行が悪いせいである。
今年の司会も梶原と知っていやな予感がしたが、
それが的中してしまった。


巡行の現場のリポートに遠藤という女性アナが出ていたのは許せた。
彼女は頑張って、現場を伝えていた。
だが、メインのアナが目の前の山や鉾とまったく関係のない
話題をゲストに振るのである。
その結果、スルーされる山が多く出たり、
目の前に蟷螂山のカマキリが動いているのに、
まったく関係のない話題が延々と話され(雑談され)たり、
ひどい中継になったのであった。

私はつくづく、こういう中継のゲストたちは雑談になるから、
まともに彼らの話を聞いていてはいけないのだと思い知った。
雑談、或いは雑音として聞き流さなければならないのだ。
視聴者は目の前の画面だけを集中して見るべきなのだ。

今回はまたゲストが多すぎた。
解説者も要らないだろう。
山と鉾の違いとか、祇園祭のルーツだとか、
そんなことはひとことでいいのだ。
大きいのが鉾で小さいのが山です、で良いではないか。
鉾の一つ一つ、山の一つ一つを
テレビでじっくり見せてもらおうと考えていた私の望みは打ち砕かれた。





宵山や、宵々山では山は懸装品を外して会所の中で飾っている。
鉾も、後ろの見送りは飾らず、
巡行当日にだけ飾りつけるのである。

だから、巡行そのものを見なければ、
どの山鉾がどの懸装品をかけていたかが分からない。
テレビでならじっくり見られるだろうと思っていた私が馬鹿だった。

あまりに腹が立って、
このイカリをどこにぶつけて良いか分からない。
だからブログに書いてみた。
興奮しているのでひどい文章になっているだろう。

やはり山鉾巡行は、
実際の巡行をこの目で見なければ見たことにはならないのだ。
新町通りででも良い、やはり巡行を見たかった。
来年こそは行きたいものだ。生の巡行を見て、
生の懸装品を見たいものだ。




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稚児舞その他

2010年07月13日 | 祇園祭

ブラウザが古いおかげで、
だんだん画面が写らないことが多くなって来た。
このブログをアップロードする場面も、
とうとう写らなくなってしまった。

しかたなくFire Foxなるブラウザを使っている(しかも2)。
Fire Foxは反応が遅いので、普段はIEを使い、
IEが駄目な時だけ使うことにしている。
なんて不便なんだろう。
アフィリエイト画面も、以前からIEでは写らなくなっており、
ただ白い画面が出て来るばかり。
ちびちびと儲けようという私のいじましい願いが打ち砕かれてしまった。

古いコンピューターを使っている人もいると思うのに、
少し古いというだけで、どんどん機能しなくなることが多い。
まことに、新しいものばかり追いかけて、
人の気持ちを理解しない最近の風潮だと思う。

新しく発売されるパソコンも、
大手メーカーは最近のはブルーレイだとか地上デジタルつきなどになっていて、
シンプルなパソコンだけの機能のものが殆どもうないのではないかと思うくらいだ。
ややこしい機能つきが本当に要るのか。
シンプルでは駄目なのか。

PCでテレビを見ようとは思わないが…。
でも発売されているということは、需要があるからなのだろう。
ごく最近では3Dが発売されているとか。
嘆かわしいことだ。




ところでこの前の稚児舞の画像だけれども、
あれは私が画像を勝手にトリミングして、
お稚児さんの部分をアップにしたものだ。
トリミングなしの画像はこんな感じで、
結構人が集まり、ざわついた周囲が良く分かる。



というより、皆車道にはみ出しているし。
ただでさえ渋滞の起きる四条通だから車はいい迷惑だ。
中には車道の真中のスペースに
ビデオカメラを持って出ているクルーもいた。
あれはまさかNHK?ではないだろうな。

私が到着した時は人が少なく、
注目する人は少ないのだなと思っていたが、
あっという間に人だかりが出来て、
やっぱりそこそこの人出になった。

お稚児さんの両脇にいる少年は禿(かむろ)と言い、
二人とも大きなうちわを持ち、
稚児と共に3人一組で稚児舞(太平の舞)を舞う。

はじめ、太鼓と笛の音がゆっくりと聞こえて来て3人が登場し、
おもむろに(ゆっくりと)舞い始める。
3回舞って、お囃子が極限まで早くなると舞いは終わり、
稚児は後ずさりしてゆっくりと会所から消えてゆく。
終わると周囲から大拍手。
この自然と沸き起こる拍手が良いもんです。


今週からは行事が目白押しで、もう鉾が建ち、
曳き初めも雨の中、行われた。
鉾建てや曳き初めの日は梅雨の時期なので、
雨が降っていることが多いけれど、
今年はとにかく雨が多すぎて困ったことだ。
それでも鉾建てをしているおじさんたち
(その道のベテランの大工さんらしい)は
もくもくと文句も言わず作業をしているのだ。
毎年、頭が下がることだ。



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稚児舞

2010年07月07日 | 祇園祭
7月5日は長刀鉾の切符入り。
この日に、四条烏丸の長刀鉾会所2階にて、
生稚児による稚児舞が初披露される。
早くも祇園祭ムードが高まる日だ。

時間も決まっているけれど、
たいていその時間より遅くになる。
我々は暑い中、ずっと立って待ち続けなくてはならないが、
衣装を着つけ、
白化粧を施したお稚児さんがじっと動かないでいるのを思うと、
待つことなんて何ともないと思ってしまう。





四条烏丸で稚児舞があるのは、
かなりマニアでないと知らないことだが、
知ってる人は知ってる。
私は四条烏丸の通りを挟んだ南側で待っていたので、
かなり遠いところから見た。
バスなどが通ると見えなくなるので、
カメラのシャッターチャンスが限られる。




会所のすぐ下の間近で見るのは人が多いのでなかなか困難で、
見ていてもかなり斜めになるから見えにくい。
だから会所下にはそこそこの人が集まるけれど、
とにかくみな脚立を持ち込んでいて、
脚立に立ってカメラに収めている。
用意周到だ。
その中にはテレビカメラもあり、
その日の夜にニュースとなって放送される。
もちろん京都新聞のカメラも来ていて、
翌日の新聞の一面にカラーで掲載される。
だから結構、プロが脚立で構えているようだ。





この日のお稚児さんは本番の山鉾巡行の時の衣装と違い、
振袖を着て冠も違う。
言わばお稚児さんの普段着。
本番はもっと金襴のキンキラキンの衣装を身につけて、
冠もおひなさまの冠みたいなものすごいジャラジャラしたのを冠る。
それでも長刀鉾の会所で稚児舞を見るのは、
特段の特別感がある。

もちろんお囃子もちゃんとつく。
録音したお囃子でなく、ほんもののお囃子だ。
だからすごく大きい音だし、抜けのよい良い音色だ。

この時期、四条通を歩くと、
録音の祇園囃子が聞こえて来てまぎらわしいが、
ほんもののお囃子には到底かなわない。

今回初めから終いまで見て、初め、渡り囃子で始まり、
だんだん早くなり、戻り囃子になって、
しまいにすごいスピードで鉦が鳴らされるのを聞いた。
長刀鉾の渡り囃子、
戻り囃子を冷静に聞いたのはきっと始めてだ。
大変感激した。


もちろんお稚児さんの舞も素晴らしかった。
彼はまだ年が若いのに冷静で、
きっと前を見据えて身じろぎをしない。
毎年、お稚児さんの冷静さには驚き、感心する。
だって小学校の低学年だから、
じっとしているのが苦痛の年頃だろう。
切符入りの儀式には長時間かかり、
その間、暑いのに装束を着け、
じっとしているのは並大抵のことではないだろう。
そう思うと、
お稚児さんの大変さとともに賢さに感心してしまうのだ。


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