伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

世界フィギュア始まる

2016年03月31日 | フィギュアスケート2014~
散歩をしていたら、
東本願寺の前の桜はまだ5分咲きだった。
きっと明日になったら
きれいに咲きそろったソメイヨシノを見られるんだろう。
京都のきれいな桜をキースに見せてあげたかった…。
歩きながら又そんなことを考えている。
まだまだキースの死から完全に立ち直れていないんだね・・。


だけど、きょうからフィギュアの世界選手権だ。
情報を集めて、
現地では日本時間の午前に行われることも分かってた。
だから、夜の放送の前には結果が分かる。

今日は男子ショート。
羽生選手の結果だけが心配だった。
選手ってすごいよね。選手の精神力は。
私たち見ている者はもう心臓がどきどきで、
前の日から気が気でないんだ。
結局、実況スレへ行って、
みんなの書き込みだけで演技を想像しながら過ごした。


トップ選手がミスをする中、
羽生選手は、4トウで少しだけつっかえたがそのほかはノーミス、
110点を超えてトップに立った。
泣きそうになった。
羽生さん、いや羽生様は本当にすごい選手なんだね。
ハンヤン、フリーに進めないなんて…。
ボーヤン、4ルッツをステップアウトするなんて。
初めてで緊張したかね。


羽生選手の美しいショートは、私の心を奮い立たせてくれた。
これで充分だよ、羽生さん。ありがとう。
本当にありがとう。
夜、テレビの大画面で思う存分美しさを堪能するよ。
明日の朝、
きっと咲き誇った桜を嬉しい気分で見ることが出来ると思うよ・・・

http://skating.livedoor.biz/




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キース・エマーソンのこと

2016年03月23日 | 音楽
キース・エマーソンが亡くなったことが、
これほど私にとってショックだったことにびっくりしている。

何かついこの前、でも去年だったと思うが、
BSの民放番組に出演していたのを見た記憶があるのだ。
ちょっと見ただけだったが、
日本人の人たちと何か話していて、
わあ、キースだ、元気なんだあ…
と嬉しかったことを覚えているのだ。
あれは確かにキース・エマーソンだったと思うんだが。
だからよけい信じられない思いがある。

そして、キースと言えば、ただひたすら元気でパワフルで、
豪快な人というイメージがあったから、
鬱を発症していて自殺、
という事実をなかなか受け入れられないでいたのだ。


私が最初にエマーソン・レイク・アンド・パーマーのアルバムを買ったのは
「トリロジー」で、「展覧会の絵」でELPが一気にブレイクした直後だった。
「イブの息子たち」より前だったと思う。

当時プログレが流行っていて、
私は「原子心母」もクリムゾンの「宮殿」も持っていた。
プログレが性に合っていたんだと思う。

エマーソンの速弾きは心底かっこいいと思ったし
「ホウダウン」なんか、どうやったらこんなに早く弾けるんだろう、
と運指を真似したもんだ(ピアノ全然弾けないのに)。
ライブには一度も行ったことがなかったんだけれど。


アルバム今も持ってるはずだよな、
と先日物置の埃だらけのレコードキャビネットに行って見てみたら、
ELPのファーストからワークス、ワークス2、
レディース・アンド・ジェントルメンまで揃っていたよ。
タルカスは輸入盤だったから、
当時内ジャケットのタルカスのイラストストーリーを見ても全然訳が分からなくてね。
好きだったんだよなあ。聞きまくった。
で「ラブビーチ」で見放した(笑)。


物置にはほかにもブルー・オイスター・カルトなんかがあって、
好きだったなあ。
当時は本当にすごい人たちがすごい音楽をやっていて、
そんな奴らがぞろぞろいてね。
すごい時代だったなあ、今思うと。


あれから夢のように時間がたち、長い月日が流れていった。

ある時、テレビの大河ドラマを見ていたら
聞き覚えのあるフレーズが聞こえて来て、あれっと思った。
あれは確か…。
「平清盛」で、タルカスの音楽が起用されているのを知ったのがその時だ。
なぜ今、タルカスなんだろう。
その時の驚きと、でもすごいうれしさ。
これをキース・エマーソンが知ったらどう思うだろうなあ、
なんて考えていた。


が、実はこれは「平清盛」の音楽を担当した吉松隆という作曲家が、
タルカスをオーケストラに編曲して、
それを「清盛」に使用したのらしい。

吉松氏はタルカスを編曲した時、
そのスコアをキース本人に送り、
キースはそれを絶賛したのだという。

それから吉松氏の還暦祝いのコンサートに
タルカスオーケストラ版が演奏された時には、
キースはわざわざ来日して聞きに来たのだという。

やはり、自分の作品がオーケストラ化されたことがよほど嬉しかったのだろう。
吉松氏はプログレファンで、
キースをコンポーザーとしても高く評価しておられたようだ。
キースは、きっとその時、幸せだったと思う。
自分の40年来の念願が叶って、幸せを感じていたのだと思う。
私としては、
今となってはキースに一時でも幸せな時間を与えてくれた吉松氏に、
感謝するしかない。
どれだけ感謝してもしきれないよ。


ネットを検索して知ったことだが、
キースはある時期、ジストニアという指の病気になり、
指が動かなくなった。

これは指を酷使する人のかかる病気で、
かなりシビアな病気みたいなのだ。
直すには手術をするのだが、
ジストニアになって手術を受けた人のブログも見たが、
この手術もすごくハードなもので、なんか怖かった。

キースも手術をしたが、
それでも右手の指3本しか動かすことが出来ず、
あと2本は言うことをきかなかったみたいだ。
自分の思うように指が動かない。
それはキースのような天才キーボード・プレイヤーには酷な事実だっただろう。

歌手が、声が出なくなるようなものだもの。
つらかっただろう、可哀想に・・・。
だから鬱を発症したのだろうか。
かなり悩んでいたという記事もあった。


でも、それにしては、割と精力的にコンサートも開き、
活動もしていたようだ。
この4月には来日してコンサートを開く予定だった。
一説ではこのコンサートが彼の負担になっていたともいう。
日本のコンサートの後に引退する予定であったとも言われている。

日本コンサートには、
万一のためにサポートのキーボードプレイヤーを用意していたという。

これはキースにとって、
とても屈辱的なことだったのではないだろうか。
思うように指が動かず、
そのためにサポートを…なんて、
矜持として許せなかったのではなかろうか。
でも、来日に寄せて公開していた動画では、
普通にピアノを弾き、元気そうにしていて、
コンサートの構想なんかも語っていて、
とても鬱を患っている人には見えなかった。
きっと発作的な出来事だったのではないかと思う。


動画を探していたら、キースがスピットファイアに乗って、
それを自撮りしているのがあった。
キースにスピットファイアなんて良く似合う。

スピットファイアはプロペラだから、
今見るととてものどかなんだよ。
とてもメッサーシュミットと死闘を繰り広げた名機とは思えない
のんびりしたフライトなんだ。
70年前?のものが今も現役で動くんだね。

キースは嬉しそうで、その時もきっと楽しかっただろうし、
幸せな時を過ごしたんだと思う。
幸せな瞬間もあったんだと思うと、少しほっとするよ。
彼はとてもつらい思いをしていただろうし、
悩んで苦しかっただろう。
だけど、幸せな時間もきっとあったと思うよ・・・


偉大なミュージシャンがこんな終わり方をして欲しくなかった。
だけど、そうでなければ私はELPのことを忘れたままで、
もう二度と聞くこともなかったかもしれない。
そう思うと、
とても悲しいけれど彼は最後の大きな花火を打ち上げて逝ったのかもしれないな。
忘れないでくれってね。
引退なんかしたくなかったのかもしれない。
思うように手を動かせなくても生涯プレイヤーとして生きたかったのかもしれない。
生きている限り、弾き続けたかったのかもしれない。


これからもキースの音楽を聞き続けるよ。
そしてそろそろ前を向こうと思う。
ELPのレコードはお宝になってしまった。
宝物を持って、キースの残した素晴らしく素敵な音楽を聴いて、
でも、前を向いて行こうと思う。

キースにさよならをしようと思う。
キース関連のスレッドを見に行ったら、
皆一様にショックを受け、悲しみ、そして優しかった。
動画には必ず、同じ言葉があった。Rest In Peace.
私も言うよ、キース安らかに。永遠に。
そしてさよならキース、さよなら。




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世界ジュニア

2016年03月22日 | フィギュアスケート2014~
キースの死のショックをまだ引きずっていて、
なかなか立ち直れない。
ずっとキースの動画巡りをして過ごしていた。

でも、時は非情にもどんどん過ぎて行き、
やっぱり人には同じ日常が巡って来て、
そうしてゆっくりと傷は癒されていくんだろう。
悲しいけれど、
キースにはいつかはちゃんとさよならをしなくてはならないんだ。


とにかく、世界ジュニアがあって、
本田真凛選手が優勝し、一夜明けたら大騒ぎになっている。

男子は山本草太選手が大会直前に骨折してアウト、
これは本人も悔しかっただろう。
トップを狙っていただろうし、不運だった。
最近ジャンプが不安定になってると思っていたから、
ちょっと心配ではあったけど、それで練習しすぎたかな…

女子はロシアの本命ツルスカヤが直前にこれも怪我で棄権、
ショートでトップだった同じロシアのフェディキチナが
フリー直前にやはり棄権。
本田選手の優勝はもう運が良かったとしか言いようがない。


彼女は私はムラのある選手だと思っていたし、
ツルスカヤアウトの時点では樋口選手の方にチャンスありと思っていた。
でも本田選手はショート、フリーともノーミスで素晴らしい出来だったし、
めぐって来た運を生かしきれた、と思う。
彼女の演技はジャンプも力みなく飛び、優雅で、とてもきれいだ。

だけどトップを取るとは思ってなかった。
今時、ジュニアでは誰でも当たり前にルッツ-トウループを飛んでるしねえ。
でもコンスタントにノーミス出来るようになれば、
強い選手になるのだろう。

樋口選手はショートでミスをしてしまって、
でもフリーで巻き返して3位は立派だ。
ショートの後半にジャンプ固め打ち、
が最後まであまり機能しなかった。
でも、前半のステップは初めのころからしたらとても良くなっていて、
彼女も成長していると思った。
白岩選手もショートのミスをフリーで巻き返して4位に入ったし、
よく頑張ったよ。


浜田組がなかなか頑張ってる。
田村ヤマト(岳斗)コーチがイケメンだ。
私は彼が現役のころから知ってる。
トリプルアクセルがどうしても飛べなくて、
でも4回転が飛べたんだっけ。
Xジャパンの曲なんかを使用し、
派手なコスチュームでビジュアル系選手だったという記憶がある。
それが今は名コーチになってるんだね。
今でもイケメンだ。
関西のフィギュア界が元気だ。
宮原知子選手や本田きょうだいは京都の人たちだ。
でも京都には通年のスケートリンクがない。
みんな関大に行く。それが残念だな。



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キース・エマーソン死亡!

2016年03月12日 | 音楽
キース・エマーソンが亡くなった。
なんてこった。信じられない。
まさかそんな。いやだ。

銃で自殺、という報道もあるが違うという話もある。
そんなことしてないだろう。そんなことをする人じゃない。
71歳。
でも、60だろうが70だろうが関係ない。
キースは死んじゃいけない人だ。まだ死んじゃいけない。
デビッド・ボウイの死亡の時より動揺し、悲しんでいる私。

エマーソン・レイク・アンドパーマーはとても好きなプログレバンドだった。
もっとも、「イブの息子たち」を見てから好きになったのだが…。
http://2style.jp/isabeau/review/book/eve.htm




イブの息子たち 6

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価格:421円(税込、送料別)




でも「展覧会の絵」「タルカス」「トリロジー」「恐怖の頭脳改革」・・・
キースのキーボードを中心にした、
クオリティの高い演奏を聞かせてくれるバンドだった。

キース、嘘だろ。嘘と言って。
まだ死んじゃいかん。
4月に日本公演が予定されていたとか。
あんたはまだ死んじゃいかんよ。

ビートルズの恩人、
ジョージ・マーティンが死んだというニュースがこの間入って来たばかりだが、
かれはもうおじいちゃんだしね。
本当に良くビートルズに尽くしてくれた人だったが、
91歳だったという、おじいちゃんだし、あきらめがつく。
でもキースは…。
駄目だよ。
ほんとかよ…。
信じられない。うわーん。

とりあえず画像を並べてみた。




エマーソン,レイク&パーマー / タルカス[CD]

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価格:2,571円(税込、送料別)


タルカスだ!


代表作「展覧会の絵」!





トリロジーには私の好きな「奈落のボレロ」が入っている!





ピアノコンチェルトなんかが入っていて、キースのピアノがかっこいい!


恐怖の頭脳改革!
これはジャケットデザインが、HRギーガーだ!



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アカデミー主演男優賞

2016年03月02日 | 俳優・女優
レオナルド・ディカプリオがアカデミー賞主演男優賞を受賞した。
このことに、思いのほか嬉しいと思っている私がいる。


最近では全然映画を見ていないし、
もう何年になるだろう、10年以上かもしれない!
ましてや、レオの映画も見たいな、
どんなんだろうなと思いながらずっと見ないままだ。

でも、ノミネート5度目でのやっとの受賞には良かった、
念願が叶って…と感慨ひとしお。
アカデミー賞にはもうというか全然興味がないし、
受賞作ももう何年も知らないし、どんな映画かも知らないし、
長いことアカデミー賞には無縁のままだ。

でも、レオがその年ノミネートされている、
というのはどこかで風の便りで聞いていたし、
その映画の内容も風の便りで何となく凄そうだと聞いていたし、
今度こそ受賞したらいいのにな、と毎回思っていた。


どういうわけか、気になる俳優だったのだ。
いや、というよりもレオの美少年時代には私は彼のファンだったからだ。

初めて見たのが「太陽と月に背いて」だったと思う、
こういう映画に出ることがとてもリスクがあるのに勇気があるなと思い、
そして、この映画は私にはエポックメイキングな作品でもあった。
詩聖ランボーを演じたレオのあのまばゆいまでの輝きは、
今も忘れられないし、私の頭の記憶の中に、
ずっと美しく変わらず生き続けている。
この映画で私はレオナルド・ディカプリオのとりこになった。
その美しさと、演技の見事さに驚嘆して、とりこになった。

http://isabea.web.fc2.com/movie/review/eclipse.htm

「ギルバート・グレイプ」はその次見た映画で、
知的障害者を演じていて、
あまりのうまさに彼は本当にそうなのではないかと思うほどだった。
若い時から演技力は抜群にあったのだ。

そのあと「バスケットボール・ダイアリーズ」
「クイック・アンド・デッド」「マイルーム」など、
彼の出ている映画は何でもいいから見た。
そして「タイタニック」。

ジェイムズ・キャメロンらしく、
女性に、本来持っている強さを教え、助け、
ひたすら守って守って守り抜く。

そのキャラクターに思い切りハートを盗まれ(死語?)、
思い切りタイタニック・シンドロームに浸かりまくった。

その後の「仮面の男」も良かった。
そして「ロミオ+ジュリエット」(正確なタイトルは+となっている)は、
現代版のロミジュリで、
映画はポップでなかなかついて行けなかったが、
この時のレオの美しかったこと。
その美しさの盛りにロミオを演じてくれたこと、
それは私たち見る者にとって僥倖と言ってよかった。

大体ここら辺までレオを追いかけていて、
それ以降は私はあまり映画を見なくなり、
レオの映画も見なくなっていった。

だが時折うわさで聞く新作映画の彼の主演作を見たいなあ、
どんな演技だろう…、と思い、
そう思いながらオスカーにノミネートされる度、
ああ、やはり演技力のある人なんだ、と再確認していたし、
ノミネートの度に受賞を逃していたことも知っていたから、
可哀想になあ、今回も駄目だったか、なんて思っていたものだ。

ただオスカー狙いの映画で主演をずっと続けていたこと、
「タイタニック」というヒット映画で演技の幅を狭められず、
ずっと活躍出来ていたことは本当に大変なことで、
立派なことだったと思う。
もっと早くに受賞していても全然おかしくない人だったと思う。
初めてノミネートされた「ギルバート・グレイプ」で受賞してもおかしくなかった。
(助演だったが)


今回の受賞で、アカデミー賞から呪縛が解けたので、
これからはもっと演技、演技ではなく、
彼の美しさを取り戻したような肩の凝らない映画に出て欲しいものだ。




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