伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

フィギュア国別対抗戦

2015年04月21日 | フィギュアスケート2014~
国別対抗の話。

世界選手権が終わって、
選手が疲れている時にこの国別があるので、
ファンの間でもいろいろ意見のあるこの国別だけれど、
終わってみれば、何だか満足のいく大会だった。


ペアとアイスダンスの弱い日本は、男女シングル頼み。
そのペアで、国別の直前、
高橋・木原組が解散というのはショックなことだったし、
残念だった。

で、急きょどうしても覚えられない名前の何とかというペア
(女性が日本人)を持ってきた。
今年シニアに上がったばかりというペア。
ダンスはリード姉弟。ともに6位。
女子は宮原、村上選手、男子は羽生、無良選手。


宮原選手の、珍しいショートのミスでどうなるかと思ったけれど、
フリーはノーミスで素晴らしい出来。
思わず日本選手の応援団席にガッツポーズが出て、とても和んだ。
応援席でもさとこのミスサイゴンのラストポーズを皆で決めて、嬉しい。
国別っていいなあと思った。

でも、ミスのあったラジオノワ選手よりも低い3位というのが納得できない。
トゥクタミシェワ選手がトリプルアクセルを飛んで話題を呼んだが、
うーん。
離氷の時、内側に寄りすぎだよね…。

男子では、無良選手がフリーで頑張ったのが嬉しかった。
やれば出来る、キャプテンの意地。
でも、4回転のないジェイソン・ブラウン選手より下の順位なんだね…。
私はブラウン君のひそかなファンなので、
彼の頑張りというか、
彼の演技がテレビで見られるのはたいそう嬉しいのだが。


でもやっぱり主役は羽生選手だった。
ショートでもフリーでも一位、
テレビでも大きく取り上げられ、話題を呼んだ。

お遊び大会と言われる中で、一人だけ目の色が違っている。
まあショート、フリーともノーミスではなく
満足のいく出来ではなかったが、点数、順位ともに納得のいく演技だった。
羽生選手の演技が見られただけでも国別の意味はあった。

選手には疲労があるだろうし大変だっただろうし、
こちらも随分心配をしたけれど、
フィギュアファンとしてはうれしい大会になった。

そして何といっても
最後にエキシビションで最大の見どころが待っていようとは。

羽生選手が、
先シーズンのショート、「パリの散歩道」をすべった。

滑る前、ウォームアップをしている彼を見て、
やる気だ、と思ったら、
本当に4回転とカウンターからのトリプルアクセルを決めてしまい、
ノーミス演技を披露した。
そのあとアンコールでバラード1のステップまでやるとは。

何もかも羽生選手が主役の国別だったなあ。
それで、エキシの最後に
4回転ループから3Aのシークエンスまで成功させてしまっていた。
最初、4回転トウループだと思っていて、
羽生選手がすごく喜んでいるのを見て、
ループだったのかと改めて恥じた。

羽生選手はどこまで行くんだろうね。
もう体は復調しているのだろうか。
体調を万全にして、
無理のないように次のシーズンに備えて欲しい、
それを願うばかりだ。


何だかんだで今シーズンも終わり。
そしてアイスショーが始まる。
来シーズンもこうしてテレビで
フィギュアを楽しみにすることになるのだろうな。
真央がいなくても。
リード姉弟の、キャシー・リードが引退を発表したのは、
驚いたしとてもさみしい気持ちになった。
今までお疲れ様でした。
日本のアイスダンスはどうなるだろうか。
今までは必ず一組はカップルがいて、
世選やオリンピックに出ていたのだが。
この伝統を何とか絶やさないでほしいものだ。




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