祇園祭はもう後祭になっていて24日は後祭の山鉾巡行だ。
後祭の宵山へも行って来たのだが・・・
この前(17日)は、前祭の山鉾巡行を見に行って、
四条河原町ではなく、山鉾が帰って来る場所、
四条新町へ行き、山鉾が各町内へ帰る所を見て来た。
が新町通りに船鉾が現れた時点でレポートを突然終えてしまった💦。
(力が尽きた)
今回はその続き。
何しろ目の前で鉾を見たら迫力がすごく、
祇園囃子も大音量だし、鉾が動くギシギシ言う音、
それらに圧倒されつつ、のけ反りながらスマホを向けていた。
夢中でスマホのシャッターを押し続けたので
ライブラリーには大量の似たような写真が残されていた。
それを選別するのに時間がかかった💦。
新町通はとても狭いので、すぐ目の前を鉾が通る。
鉾との距離がとても近い。鉾の曳き手の人にぶつかりそうなくらいだ。
なおさら迫力を感じざるを得ない。
(四条)室町通りの南側には車輪にトラブルがあり、
途中で引き返して会所に戻った鶏鉾が建っていた。
ちゃんと建っているのに少しは安心した。
見送りの復元新調されたイーリアスのタペストリーも見えた。
来年こそはトラブルを乗り越えて巡行に参加して欲しいものだ。
さて新町通四条上ルで待っていると、迫りくる船の形をした船鉾が。
雨が降らなかったのでビニールで覆われることもなく、
すべての装飾が日の下で間近に見られて豪華絢爛だ。
船の舳先につけられた架空の鳥「ゲキ」も金色に輝く。
目の前を通る鉾は大迫力…
鉾を曳く人、音頭取りの人、囃子方の人、車方の人、
疲れもいとわず巡行を最後までやり遂げようという精神の強さに感動する。
船鉾の後ろには黒漆塗りの大梶が施されている。
これも船鉾の特徴だ。
新町通は巡行を終えて各町内へ帰ってゆく山鉾が通る道だが、
鉾は通るが山はほとんど通らない。
山は身軽に動けるので、新町通まで行くことなく、
途中で自分たちの町内へ帰ってしまうからだ。
そんな中で唯一郭巨山だけが四条通まで進んで来た。
舁き山の中で唯一屋根のある郭巨山の町会所は、
四条通西洞院にあるため、新町通を通って帰って来たのだ。
新町通ではいよいよしんがりを行く放下鉾がやって来た。
放下鉾の会所は新町四条上ル、
巡行の順番は放下鉾のあと岩戸山が続き、
本巡行のしんがりは船鉾が務める。
が、岩戸山と船鉾は新町通でも四条より南側に会所がある。
一番南側に(会所が)あるのが岩戸山で、次に船鉾である。
新町通は狭いので、先に放下鉾が会所に着いてしまうと、
そのあと来る岩戸山と船鉾が放下鉾の会所より南にある会所へたどり着けない。
そのため多分広い御池通あたりで巡行の順序を入れ替え、
放下鉾より船鉾と岩戸山などを先に行かせ、
新町通に入る時は放下鉾がしんがりとなるのである。
そんなわけで、新町通でのしんがりは放下鉾となっているのだ。
すぐ目の前を曳き手の人が縄を引いているから、
ぶつからないように見物人は道路の端へ除けていなくてはならない。
狭い新町ならではの光景だ。
放下鉾の音頭取りの人の青い浴衣が遠くからでも目に入る。
沢山連写したがこれでも間引いている(;^ω^)
稚児人形の三光丸くんも見えて来た。
あっという間に目の前を通り、通り過ぎてゆく。
目の前を過ぎる時の車輪のギシギシ言う音と、お囃子の音が響きわたる。
そして見たかった、巡行での見送り「バクダッド」
巡行の時、鉾の後ろにつけて揺られている見送りを見たかったのだ。
この皆川泰蔵氏作の見送りを目にした時は、
これで思い残すことはない、くらいテンションが上がる(>_<)
でもまだこれからなのだ。
やがて放下鉾も会所に辿り着くが、
会所へ着くまでの間に稚児人形の三光丸が
稚児舞「太平の舞」を舞う姿を見せてくれる。
3人の人形遣いが3人がかりで、新町通でも稚児舞を見せてくれるのだ。
三光丸くんは大きく手を広げて、体全体で舞っている。
これを見たかった。
実際に三光丸くんが舞を舞っている所をこの目で見てみたい。
それが叶った瞬間。(´;ω;`)
放下鉾が会所へと進む。
その間も音頭取りの人がエンヤラヤーと音頭を取って統制を取る。
そして三光丸も舞っている。
会所に辿り着く。
会所に着いても、しばらく三光丸は舞を舞い続けてくれる。
大きく手を広げて、太平の舞を見せてくれるのだ。
右へ大きく動いたり、前へ大きくのめったり。
三光丸の太平の舞を現地で生で見られて感激だった。
そうして舞い終わると周囲の見物人たちから大きな拍手。
こうした一体感が狭い中であるから新町での巡行見学は見逃せない。
最後に放下鉾の役員の方が裃姿で
見物人と放下鉾の関係者、曳き手などに向けて挨拶をする。
「今年も無事に巡行を終えることが出来て---云々、」
というような挨拶である。
挨拶が終わったあと、挨拶した人の音頭で、
見に来ている見物人や巡行に参加した役員、曳き手、囃子方、
などすべての人と三本締めをする。
私も三本締めに参加して手を叩いた。
三本締めが終わって初めてこれで巡行がすべて終わるのである。
新町通で人知れず巡行の締めが行われるのがとても好きで、
巡行の終わりを見ることが出来るので、
だから新町通での巡行見学にいつも行きたくなるのだ。
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後祭の宵山へも行って来たのだが・・・
この前(17日)は、前祭の山鉾巡行を見に行って、
四条河原町ではなく、山鉾が帰って来る場所、
四条新町へ行き、山鉾が各町内へ帰る所を見て来た。
が新町通りに船鉾が現れた時点でレポートを突然終えてしまった💦。
(力が尽きた)
今回はその続き。
何しろ目の前で鉾を見たら迫力がすごく、
祇園囃子も大音量だし、鉾が動くギシギシ言う音、
それらに圧倒されつつ、のけ反りながらスマホを向けていた。
夢中でスマホのシャッターを押し続けたので
ライブラリーには大量の似たような写真が残されていた。
それを選別するのに時間がかかった💦。
新町通はとても狭いので、すぐ目の前を鉾が通る。
鉾との距離がとても近い。鉾の曳き手の人にぶつかりそうなくらいだ。
なおさら迫力を感じざるを得ない。
(四条)室町通りの南側には車輪にトラブルがあり、
途中で引き返して会所に戻った鶏鉾が建っていた。
ちゃんと建っているのに少しは安心した。
見送りの復元新調されたイーリアスのタペストリーも見えた。
来年こそはトラブルを乗り越えて巡行に参加して欲しいものだ。
さて新町通四条上ルで待っていると、迫りくる船の形をした船鉾が。
雨が降らなかったのでビニールで覆われることもなく、
すべての装飾が日の下で間近に見られて豪華絢爛だ。
船の舳先につけられた架空の鳥「ゲキ」も金色に輝く。
目の前を通る鉾は大迫力…
鉾を曳く人、音頭取りの人、囃子方の人、車方の人、
疲れもいとわず巡行を最後までやり遂げようという精神の強さに感動する。
船鉾の後ろには黒漆塗りの大梶が施されている。
これも船鉾の特徴だ。
新町通は巡行を終えて各町内へ帰ってゆく山鉾が通る道だが、
鉾は通るが山はほとんど通らない。
山は身軽に動けるので、新町通まで行くことなく、
途中で自分たちの町内へ帰ってしまうからだ。
そんな中で唯一郭巨山だけが四条通まで進んで来た。
舁き山の中で唯一屋根のある郭巨山の町会所は、
四条通西洞院にあるため、新町通を通って帰って来たのだ。
新町通ではいよいよしんがりを行く放下鉾がやって来た。
放下鉾の会所は新町四条上ル、
巡行の順番は放下鉾のあと岩戸山が続き、
本巡行のしんがりは船鉾が務める。
が、岩戸山と船鉾は新町通でも四条より南側に会所がある。
一番南側に(会所が)あるのが岩戸山で、次に船鉾である。
新町通は狭いので、先に放下鉾が会所に着いてしまうと、
そのあと来る岩戸山と船鉾が放下鉾の会所より南にある会所へたどり着けない。
そのため多分広い御池通あたりで巡行の順序を入れ替え、
放下鉾より船鉾と岩戸山などを先に行かせ、
新町通に入る時は放下鉾がしんがりとなるのである。
そんなわけで、新町通でのしんがりは放下鉾となっているのだ。
すぐ目の前を曳き手の人が縄を引いているから、
ぶつからないように見物人は道路の端へ除けていなくてはならない。
狭い新町ならではの光景だ。
放下鉾の音頭取りの人の青い浴衣が遠くからでも目に入る。
沢山連写したがこれでも間引いている(;^ω^)
稚児人形の三光丸くんも見えて来た。
あっという間に目の前を通り、通り過ぎてゆく。
目の前を過ぎる時の車輪のギシギシ言う音と、お囃子の音が響きわたる。
そして見たかった、巡行での見送り「バクダッド」
巡行の時、鉾の後ろにつけて揺られている見送りを見たかったのだ。
この皆川泰蔵氏作の見送りを目にした時は、
これで思い残すことはない、くらいテンションが上がる(>_<)
でもまだこれからなのだ。
やがて放下鉾も会所に辿り着くが、
会所へ着くまでの間に稚児人形の三光丸が
稚児舞「太平の舞」を舞う姿を見せてくれる。
3人の人形遣いが3人がかりで、新町通でも稚児舞を見せてくれるのだ。
三光丸くんは大きく手を広げて、体全体で舞っている。
これを見たかった。
実際に三光丸くんが舞を舞っている所をこの目で見てみたい。
それが叶った瞬間。(´;ω;`)
放下鉾が会所へと進む。
その間も音頭取りの人がエンヤラヤーと音頭を取って統制を取る。
そして三光丸も舞っている。
会所に辿り着く。
会所に着いても、しばらく三光丸は舞を舞い続けてくれる。
大きく手を広げて、太平の舞を見せてくれるのだ。
右へ大きく動いたり、前へ大きくのめったり。
三光丸の太平の舞を現地で生で見られて感激だった。
そうして舞い終わると周囲の見物人たちから大きな拍手。
こうした一体感が狭い中であるから新町での巡行見学は見逃せない。
最後に放下鉾の役員の方が裃姿で
見物人と放下鉾の関係者、曳き手などに向けて挨拶をする。
「今年も無事に巡行を終えることが出来て---云々、」
というような挨拶である。
挨拶が終わったあと、挨拶した人の音頭で、
見に来ている見物人や巡行に参加した役員、曳き手、囃子方、
などすべての人と三本締めをする。
私も三本締めに参加して手を叩いた。
三本締めが終わって初めてこれで巡行がすべて終わるのである。
新町通で人知れず巡行の締めが行われるのがとても好きで、
巡行の終わりを見ることが出来るので、
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