伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

落書き犯掴まる

2008年02月27日 | 一般のニュース
最近、立て続けに重大な事件が次々に起って、
看過出来ずに様々な思いに胸がふたがれるわけだけれど、
一方であまりにも続けて事件が起りすぎると
、どれだけ重大な事件でもあっという間に忘れてしまうという
情けない現象が見受けられる。

それはまあ、物忘れがひどい私に限定されるのかもしれないが。

ただ、どうしても見過ごす訳には行かない事件があったので、
忘れてしまわないうちに、
このブログにメモ代わりに書いておかなければならない。

それは、京都の阪急のさる駅で、
落書きをしている所を見つかって現行犯逮捕されたという、
落書き犯の事件だ。
K都新聞に報道されていた。

その犯人は立命館大学に通う23歳の大学生で、
実名も書いてあった
(が、その名前は忘れた。確か右京区太秦?に住む林?とか)。

私はこの記事を読んだ途端にイカリに震え、
ひたいに青筋を立て、怒髪は天を突き、
その姿がまるで毘沙門天の化身のように見えたとのちのちまで人々の噂になったという。

何故欲を捨てぬか、と私は怒り狂った。

わざわざ大学に入り、
しかも京都で1、2を争う名門私大に通っていながら、落書き。

高い学費を払いながら、したことが落書き。
何のために大学に入ったのか。
落書きをして名前を新聞に晒すため?
大学生が落書きって。

恥ずかしいと思わないのか?最近の学生は。
この落書き学生の気持ちが分からない。

落書きをするという行為を
恥ずかしいという風には思わないのだろうか。

大学生にもなって、23歳にもなって、
隠れてコソコソと落書きをする、
という行為を恥ずかしいとは思わないのだろうか。
何ですか、この頭の悪い学生は。
(余罪もあるらしい)


落書きと言っても、かなり悪質な落書きである。
壁面に大きく、落書き書体で、
消えないペンキだか何かで書く。

よく商店街のシャッターだとか、
町の壁などに見かける、
あのきたないなぐり書きをしてある、あれだ。

仮にも大学生として、大学に通いながら、
それなりに勉強をして大学へ入っただろうに、
自己表現だか自己顕示欲の方法が落書きしかないとは、
恥ずかしいにも程がある。

ああいう落書きが良いとでも思っているのだろうか。

馬鹿な若者が、以前テレビのインタビューで、
あのような落書きを、あれはもう芸術ですね、
とか脳天気なことを言っていたが、
それを見ながら殴りたくなったことがある。

芸術ならば、最低でも署名があろう、
人に迷惑をかけないであろう、
それと、
幼稚な自己顕示に過ぎない落書きとの区別もつかない近頃の脳天気頭には、
何を言っても無駄なのであろうか。

まあ大学生の質が悪くなっている、というのは事実だ。

立命だけの質が落ちている訳ではない。
同志社大学生なんて、殺人を犯している。

京都大学は特別なステータスがあったと思うが、
婦女暴行犯を輩出した。

落書きなんてチンケな罪ではない。殺人に婦女暴行だぜ。
やりたい放題だ。
母校の名前に泥を塗る、
などと言った殊勝な考えは彼らにはまったくないのだろう。
恥ずかしい、という感情さえないように思える。
落書き犯として新聞に名前が載ることを恥ずかしいと感じない。

いやだいやだ。
恥を知らないとは、なんて恥知らずなことなんだろう。

生まれてこのかた恥を晒し、
恥を垂れ流しながら生きて来た私が、そう言ってみる。



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風林火山ファン

2008年02月19日 | テレビ
「風林火山」が現在ハイビジョンで再放送されている。
我が家は貧乏なため、ハイビジョンを買うことが出来ない。
だから再放送を見られないのは辛い。


この前、あるビルに入って、
そこの中にあるソフマップの近辺をうろうろしていた。

すると、展示されている液晶テレビにお姫様なガクトが一斉に映った。

何事かと思ったらそれがハイビジョンで再放送されている
「風林火山」の一場面らしかった。
悲しいかな、音声が聞き取れず無音で場面が進む。

それでも思わずガクト姫に見とれていたら、
店のお兄さんが何かお探しでしたら…、と近寄って来た。

恥ずかしくなり、
いえあのう、見ていただけで…
ごにょごにょと誤魔化してしまったが、
続きが見たいために、まだそこら辺をうろうろし、
違うテレビの前で再び陣取った。

はっきりとガク虎様に見とれていたのだと言うべきだった。

その時、家にハイビジョンがなくても、
再放送の時間帯に電器屋の前に陣取っていれば、
かなりの高い確率で「風林火山」の再放送を見ることが出来る、
ということを学習した。
だからと言って、毎日電器屋の前をうろうろすることは出来ないが。

その後、すり寄って来た電器屋の兄ちゃんに、
自分の家の旧式テレビ(デジタルにあらず)で
ハイビジョンを見るにはどのようなことをすれば良いのか、
共同アンテナなのだがそれでも見られるのか、
などと聞いておくべきだったと今は後悔している。

導入する予定などさらさらないが、聞くだけでも聞くべきだったと。
何故ならハイビジョンにせよ、デジタルにせよ、
今のテレビから移行する場合、どのような作業で、
何を足せば良いのか、それがさっぱり分からないからだ。

WOWWOWならどうすれば良いのかは分かる。
その程度には知っておきたいではないか。
テレビを買い換えずにハイビジョンなり、
デジタルに移行するテクニックを。

無駄な努力にせよ、参考のためにでも知っておけば、
安心という保険が手に入る。



さて、京都新聞の記者に「風林火山」ファンがいるのではないか、
という疑惑を以前ここで明らかにした。

新年があけて早々だったからだいぶ前になるのだが、
新たに間違いなくそうだという証拠を握ったので、
それをここにばらしてしまう。

記事が出てからすぐにここに書こうと思っていたのだが、
あれやこれやでボツにしてしまっていた。
でも没にするにはどうしても惜しいので、
今ごろだけど書いてしまう。

というのも、
京都新聞の風林火山ファン疑惑を暴くのは
私の義務かもしれないとさえ思っているからだ。

その記事は山梨県の鉱山の遺跡の記事で、
そこから金を精錬した形跡が見つかったというもの。

記事は5段階に分かれていて、その段落の書きはじめに、
それぞれ、本分文字の倍の大きさの黒い四角があしらわれてあり、
そこに白抜き文字が印字されている。

四角の中には白抜き文字で段落ごとに
「風」「林」「火」「山」の文字。

最後の5番目の段落の書き始めには長四角の黒短冊の中に、
「疾如風徐如林侵掠如火不動如山」という、
武田の旗印の有名な孫子のあれがご丁寧にきっちりと書かれている。

たかが鉱山の発掘の記事にこの力の入れよう。
武田信玄の甲州金の財源になったのではないかという記事だが、
見出しからしてとってもマニアックなのだ。
だから京都新聞が好きさ。




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階段駆け登り

2008年02月17日 | 京都
相変わらず手が冷たい。

どのような対策も取れず、
冷たい指先でキーボードを打ち、
ミスばかりしてどのキーを打っているのかさえ自分で分からない。

そんな寒い2月の風物詩になっているのが、
京都駅ビルで行われる階段駆け登り。

いつ頃やっていたか忘れていて、
確かお正月頃にやっていたはずという曖昧な記憶だったが、
今年は2月16日に行われた由。

あの階段駆け登りはすっかり京都の風物詩になっている。
見ていてもとっても楽しい催しだ。


京都駅ビルに、屋上へ向う大階段がある。

駅ビルの構造はとても複雑で、
駅の中に劇場やデパートやホテルや何やらがいっぱい入っているので、
私にはどこに何があるのか、未だによく分からない。
でも駅階段といえば皆ふんふんと言うほど駅ビルでは有名だ。

駅階段では普段、有名人を呼んでトークショーだの、
ライブだのをやっていたりするが、
正月明けには階段を利用しての駆け上り大会が
いつの頃からか行われるようになった。

実は、私は駅階段がどこにあるのか知らないので
(どれを駅階段というのか知らないので…)
違う所のことをごっちゃにして言ってるかもしれない…。
すみません。


ともあれ大会の主旨は簡単で、
ただ単にいかに階段を早く駆け上るかを競う。

4人一組だったかで、
いちびりな人はコスプレして参加したりしている。
ただ駆け上るだけなのに、これが面白い。

これに参加するために、日頃訓練する人まで出て来た。
優勝の常連は確か消防士さんだったから、さもありなんだ。

目立ちたいために参加する人から
真剣にスポーツとして取り組んでいる人まで雑多で、
人気が人気を呼び、ついにテレビで中継するまでになった。


この階段駆け上りは、明らかに新たなスポーツだと思う。
これをオリンピックに含めて欲しいとさえ思っている。

駅の階段は何段あるのか知らないけれど、相当ある。
単純でいて、見た目にも面白く、運動量もある。

東京のテレビでよくやってるサスケかヤスケだか知らないが、
あんなものより明らかに遥かに優れたスポーツだ。

単純だからこそ優れているのだ。
即刻オリンピックに含めるよう、要請して欲しい。




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ジェニーの近況

2008年02月12日 | 人形
この前、
バービーを置いている所が少なくなったと
愚痴を書いたのだけれども、良く考えたら、
京都で少なくなったということなのだった。

大阪のキディランドあたりへ行けば、沢山置いていることだろう。
でも、そこまで行く情熱がなくなって来た。

バービーもそうだが、ジェニーもめっきり減って来た。
ジェニーは、噂ではもう絶滅寸前だそうだ。

京都市内の百貨店は3つあって、リカちゃんは3つとも置いてある。

リカちゃんとバービーが置いてあるのが2箇所、
リカちゃんとジェニーが1箇所で、
バービーとジェニーの両方を置いてあるところがない。
だから、バービーとジェニーを見に行こうと思ったら
はしごをしないとならないという不便な境遇だ。

もしジェニーがなくなったら、
日本の子供のお人形で27センチサイズがなくなるということで、
それはちょっと寂しい。

リカちゃんだとちょっと体型的に物足りない。
可愛いけど、小さすぎるし。

ジェニーは足が長すぎ、
ボディが小さすぎてアンバランスだけど、
でも、27センチというあの大きさが良いのだ。

リカちゃんのお姉さんとかいう設定にして、
存続されないかな。
血の繋がった姉という設定は無理があるから
(リカママがいるから)、
リカちゃんのモデルクラブのお姉さんとかさ、そんな風にして。

モールドもジェニーでなくてもいい、新しいモールドでも良いよ。
17歳リカちゃんでも良い。
とにかく27センチサイズを延命して欲しいよ…。

リカママは、今はどうか知らないけど、
ジェニーよりはサイズが小さいのだ。
25センチくらいだったと思う。
中途半端だなと思った。
どうせなら、ジェニーと同じサイズにしたら
ドレスも共有出来るのにね(出来て出来ないことはないのだが)。

前にも言ったけど、27(~29)センチサイズと言っても、
私の好みのものというか、
求めるものにぴったり合致したものはなかなかない。

Momokoは華奢すぎて、
素体がぐらぐらするし(今のものが改良されているのかどうかは知らない)、
Misakiは顔は可愛いのだけど、ボディ、特に腰から下が何とも頼りない。
理想的なのはやっぱりバービーなのだけどなあ、、
体が硬すぎるけど。


今の女の子はお人形で遊ばなくなったそうだ。
そう言えば今は着せ替えのカードゲームなどが流行しているようだ。
子供たちは、ゲームに夢中になって
お人形の着せ替え遊びをしなくなったというのだが、
私の子供時代からすれば考えられないことだ。

お人形の着せ替え遊びは、楽しかったけどなあ。
あんなゲームが楽しいのかしら。
ただ、着せ替えゲームも、
一時の単なる流行にしか過ぎないように思える。
たまごっちとかファービーとか、
流行って消えて行ったブームのような。

世間には、一過性のブームがある。
それらは必ず終わりが来る。

そういう時には、
細々とではあっても長く続けてやっている方が、
長い目で見て有利で、強いと思うのだ。

ある時期、セーラームーンが大流行し、
その人形がすごく売れてジェニーが危機的状況に落ちたことがあった。

でも、結果はご覧の通り。
セーラームーンはもうなくなり、それはブームでしかなかった。
今はもう知ってる人も少ない。

メーカーはブームになった時に売れさえすれば良い、
と思っているのだろうけど。

栄枯盛衰。
だからこそ、長く続けることが強いのだ、と思うのだが。



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鞍馬天狗参上

2008年02月04日 | テレビ
NHKで昔懐かしい「鞍馬天狗」を放送しているのを見てしまう。

私はどうやら野村萬斎が好きなようだ
(その割りには正しい表記を覚えていないのだが)。
映画「陰陽師」もレンタルで見たし、
狂言師だから姿勢が良く、声が良い。
狂言師は発声がしっかりしているのが良い。

イロモノ扱いされている和泉もとやの「北条時宗」もきらいでなかった。
もとやも発声がしっかりしていて、
お腹から声が出ていたし、聞きやすかった。
ワイドショーですっかりイロモノ扱いなのが残念だ。
その頃から狂言師に好意を持つようになったのだと思う。

NHKの「鞍馬天狗」を見て何が嬉しいと言って、
新選組がまるっきり悪役になっていることだ。
私はアンチ新選組で、彼らをテロ集団だと思ってる。

まあ、新選組はブラックで、どんどん人を斬り、
殺伐としているところが良いと思うのだ。
それが時代劇での新選組のポジションであるべき。

昨今はあまりにも新選組が持ち上げられすぎているような気がして
気持ちが悪い。

それだから鞍馬天狗が世の悪を正したいのだとか言って、
悪の組織・新選組を付け狙うのが文句なく痛快で、
やんややんやと喝采を送りたくなって来る。


でも、近藤役の緒形直人はすごく良い。

「信長」ではええええ?とキャスティングを疑問に思ったが、
童顔だと思っていたのに、
「鞍馬天狗」では憎々しげに顔を歪めて、それに迫力がある。
模範的な悪役ぶりにびっくりだ。

動きが機敏で、見るからに気合が入っていて、
無駄なほどに殺気がこもっている。
香取君と雲泥の差だ。素晴らしい近藤勇だ。
まあ別に好きでも嫌いでも、
特に興味のある俳優でもないのだけど。


鞍馬天狗といえば、
市川雷蔵様もかつて映画で演じていたのだが、
今回の野村萬斎で鞍馬天狗、というキャスティングが新鮮だと思う。

私の場合、ドラマはキャスティングの魅力で決まると思っているので、
これはどんぴしゃだと思った。

古い題材だけれど、新鮮さがある。
「大菩薩峠」とか「おろち」とか「忠直卿行状記」など
雷蔵が演じていた定番時代劇を、
今風にリバイバルしたら面白いのではないかとも思う。
これらも定番ものだったのを、雷蔵で撮った訳だから。


「鞍馬天狗」はNHKでは珍しく京都でロケしているのも嬉しい。
松竹京都撮影所が協力しているようだ。

大覚寺と下鴨神社は行ったことがあるので、
画面に出て来たら見当がつくが、
隨心院は行ったことがないので今度行って、確めてみたいものだ。

民放の時代劇でも大覚寺は定番ロケ地なので良く出てくると思うけれど、
民放ドラマは見ないので確認のしようがない。


以前、上鴨神社へ行った時に、入り口の小さい川でロケしているのと遭遇した。

その時も松竹京都のバスが停まっていたので、
松竹の時代劇だったのだろうけど、何の撮影なのか分からずじまいだった。
有名な人はいなくて、大部屋さんたちばかりだった。

ただ私たちが神社の前を歩いていたら、
ごく普通に時代装束の町娘さんやらがぞろぞろとバスに向って歩いて来るので、
私自身がいつの時代に来たのだろうと一瞬不思議になった。


最後に美術を西岡善信が担当しているのが嬉しい。

NHK木曜時代劇では、
京都の撮影の時には彼が美術を担当することが多いようだ
(松竹京都が協力している関係?)。

西岡さんは言うまでもなくかつての大映の美術監督で、
大監督と共に日本の映画芸術を構築して来られた方だ。
現在でも活躍なさっておられるのが嬉しい。

そのせいか、「鞍馬天狗」の場面の端々に
大映映画のムードが感じられる所もたまらない。
つい、あれ?これ「眠狂四郎」だったっけ?とか「悪名」?
と思ってしまったり。



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