伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

祇園祭・船鉾の曳き初め

2024年07月15日 | 祇園祭
メンバーシップに動画が上がったのでSNSは大騒ぎだが
そこはスルーして…、自分には祇園祭も大事なので…。

スケートっぽくないというかコンテンポラリーな感じだが
(あんまり面白くないコンテンポラリー的な?)
でも編集なしだし正式な仕上がりがどうなるか
創作意欲があるのと、忙しいのが何より。。



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祇園祭で山鉾が建った直後に行われる山鉾の曳き初めは、
四条通の曳き初めには行けなかったが、
翌日(13日)の新町通の曳き初めへは行って来た。
曳き初めとは本巡行に先がけて山鉾の試し曳きをすることである。


新町通の曳き初めには、
新町通に建つ船鉾、放下鉾、岩戸山の3基が参加する。
以前の合同巡行の時は北観音山・南観音山なども参加していたが、
前祭(さきまつり)と後祭に分離してからは
前祭の曳き初めは3基のみとなった。

新町通の曳き初めは3時ころから始まると聞いていたので、
地下鉄でそのころ四条烏丸へ行き、船鉾を目指した。
曳き初めが3基しか出ないので一番目立つ船鉾を目指すことにしたのだ。

雨が降らないかと心配だったが、幸い曇り空で、雨は降らずに済んだ。
曳き初めには久しぶりに行く。
見物人が沢山いることもあり、相変わらずカメラは満足に撮れなかったが…



船鉾は四条新町下ル、仏光寺通あたりに建っている。
地下鉄四条駅を降りて新町通まで行き、
少し下がると沢山の見物人と共に船鉾が見えて来る。




新町通は狭い通りなので通りいっぱいに鉾が威容を見せていた。
鉾の姿を見るだけでテンションが上がる。
曇り空なのもあり懸装品はビニールで覆われていたが、
巡行まではビニールで保護されていることが多い。
梅雨の真っただ中なのでいつ雨が降ってもいいようにだろう。


弾き初めは本巡行とは違い、一般の人も鉾を曳くことが出来るので、
その曳き手の人たちで狭い新町通がいっぱいで、
身動きが取れないほどだった。



到着した時はまだ音頭取りの人はいなくて、
鉾を曳く縄もまだ準備されていなかった。
待っているうちに準備が整い、音頭取りの人が鉾に乗った。




待つ間は長く感じるし、しんどいが、
この待ち時間も山鉾巡行(の曳き初め)のもしかしたら醍醐味かもしれない。
ワクワクしながら始まる時を皆で待っているからだ。


お囃子が大音量で流され聞こえて来ると、
皆がいっせいにカメラやスマホをかまえてシャッターを切る。
というより、みな動画を撮ってる。
バシバシとシャッター音を響かせているのは私一人だった。






目の前を通る船鉾に向かって夢中になってシャッターを切っていたので、
祇園囃子や音頭取りの人のエンヤラヤーの声、
目の前を通り過ぎてゆく鉾の迫力を感じている暇すらなかった。
つくづく駄目な自分(>_<)


それでも目の前をギシギシと音を立てて動く鉾は迫力満点で、
圧倒された。





何度見ても新たに圧倒される。
それほどの迫力だ。
久しぶりに本物の動く音を聞いたのでよけいすごかった。


船鉾は名前の通り船の形をしている。
他の鉾とは形が違って船そっくりに作られているのが人気の鉾だ。



目の前を通る船鉾にのけ反りそうになりながら、
懸命にシャッターを切った。





動くまではなかなか時間がかかるが動き始めたらあっという間で、
目の前を通り過ぎてゆく時も大迫力なのだ。



後ろからは岩戸山が同じように四条通へ向って動いていた。
見物人で一杯なので岩戸山へは近づけない。
しかたないので今回は船鉾一基だけに的を絞る。


船鉾が仏光寺通から四条通まで上がってゆくのに後ろからついてゆき、
四条通の手前に到着した。
(船鉾の)曳き初めは四条まで上がると、
そこからまた船鉾の会所まで下がってゆく。
辻回しはしないで、音頭取りの人が鉾の後ろ側へ乗って、
後ろへ曳いてゆくという、後ずさりする方法で戻ってゆく。
狭いので方向転換が出来ないのだ。
(四条通の曳き初めも同様)

船鉾が四条通まで進むと、
四条通を挟んで北側には放下鉾が見えた。



放下鉾の曳き初めも見たい。
四条通の北側へ行きたい。
そう思ったが通行止めなどがしてあって、北側へは行けなかった。
そうこうしているうちに放下鉾はさっさともと来た会所まで動き始めた。

船鉾はしばらくは四条通にそのままで留まって、
見物人のカメラに収まっていたが、
放下鉾は留まっていなかった。

そんなわけで残念ながら今年の曳き初めは船鉾を見ただけだった。
それでも船鉾の動くさまを間近で見たのは久しぶりだったので、
その迫力満点の威容に改めて圧倒されっぱなしだった。





帰りに菊水鉾へ寄る。
ビニールに覆われているが、懸装品が良く見えた。



宵々山も宵山も雨模様のようだ。
大した雨でなければ良いが…、
巡行の日は今のところ曇りで気温もそう高くないようだ。





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