伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

祇園祭・宵山を少しだけ

2024年07月16日 | 祇園祭
祇園祭の宵山。昼間に少しだけ行って来た。
祇園祭の団扇が欲しかったので貰いに行ったのだ。

四条烏丸を歩いていて、見物客の人たちが団扇を持っていると、
ものすごく悔しい💦。
悔しくて仕方がない。
我ながらさもしいが、祇園祭の記念の団扇が欲しいのだ。
そんなわけで団扇をもらいに?宵山へ出かけた。




四条烏丸を起点に、まず長刀鉾へ。
長刀鉾は嫌いではないがすごく混んでいて、人が並んでいて、
鉾の前では左側通行をさせているくらいに沢山の人だかりだ。
だから長刀鉾は苦手なのだが記念に。







それから四条烏丸を少しだけ上がった西側にある孟宗山へ行く。



ここは竹内栖鳳の見送りがある。
掲げられているのは原作を織にしたもの。



胴掛けも平山郁夫の絵を織にしたもの。
鮮やかな色合いで、これが巡行の時に山を飾る。
こんなふうに近くで懸装品を見られるので宵山飾りが好きなのだ。


烏丸から四条通を西へ行く。
函谷鉾、菊水鉾、月鉾などを外から眺めたあと、
新町通まで行き、目当ての放下鉾へ行く。



水引の華厳宗祖師絵伝がもう掲げられている。素晴らしい。


放下鉾は一番好きな鉾の一つだ。
宵山での会所は無料で見られるからだ。
もちろん浄財としていくばくかの小銭を入れるが、
基本は無料で会所へ上がれる。

函谷鉾も菊水鉾も月鉾も会所へ上がるのには1000円くらいかかる。
でも放下鉾は唯一無料だ。だから好きなのだ💦
疲れた時はそこで一休みも出来る。
しかし今回行った時は何らかのテレビ撮影の最中だった。
3人くらいだが、テレビクルーがいて、放下鉾の人に説明を聞いている。
狭い会所の2階で小さくなりながら人をかき分けて撮影した。




放下鉾のシンボルと言うべき見送り、
皆川泰蔵のローケツ染め「バグダッド」。
今年もこのフクロウに会えてうれしい。



そして放下鉾の稚児人形「三光丸」くん。
放下鉾の稚児人形だけはからくりで(人形遣い二人がかりで)
動かすことが出来る。
(函谷鉾や月鉾、鶏鉾などの稚児人形は動かない。鉾に乗っているだけ)
が、放下鉾の稚児人形は、
長刀鉾のお稚児さんと同じ稚児舞を舞うことが出来るのだ。
だから三光丸がすごく好きだ。

浄財を少し出して写真に撮らせてもらった。



稚児人形が被る冠も展示されていた。
後ろには稚児人形が着る衣装も。
17日の朝、これらを人形に着せ、鉾に乗せ巡行するのだ。


函谷鉾なども外観だけ写真に撮ったが
最後に帰りに月鉾の屋根の裏を今年も撮った。
円山応挙の描いた草花図が見られるはず。




屋台も出ていて人が群がっていたり、
お祭りムードもむんむんだ


コロナがあったり骨折したりして、今年、何年振りかで宵山へ出かけた。
宵山や宵々山へはいつも昼に行く。
昔は友達と夜に出かけたりしたが、
近年は懸装品を見たいため、と
まだ混雑していないであろう昼に行くことにしている。

歩いているうち暑くなり、腰がしんどくなり、
昼でも人がいっぱいでなかなか思うように歩けないこともあり、
早めに切り上げることにした。


四条烏丸付近では団扇を配っていたので、
やっと団扇をもらうことが出来た。
限定なのでタイミングが合わないともらえない。



もらった中ではわかさ生活の団扇が一番良かった。
普通の配られている団扇は骨の部分がプラスチック製だが、
わかさ生活の団扇はなんと、本格的に竹で出来ていた。


裏の山鉾の位置を描いた地図も一番分かりやすかった。



大急ぎでほんの少しだけ昼間に宵山をかじって来た。
歩いているとカメラクルーがそこここでロケをしていた。
大掛かりなものではなく、3、4人のスタッフでレポーターは浴衣を着ていたり。
夏の風物詩・祇園祭をほんのちょっと見て来ただけだが、
それでもあの宵山の大観衆の中の一人になれたことが嬉しくて仕方がないのだ。
やっぱり祇園祭は良いなあ。最高。






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