伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

世界フィギュア続き

2016年04月04日 | フィギュアスケート2014~
女子については、ショートを見て、
どうしてもアメリカ女子に優勝させる、
というアメリカ開催の意志を感じて萎えてしまい、
それからどうでも良くなった。

まあゴールドもワグナーも実力のある選手だし、
一度も台乗りしたことがない(らしい?)のが不思議なくらいなのだし、
自国開催だからそれでもいいのか、なんてもう、
自分の中では捨ててしまっていた。

でも、フリーで、テレビ放送時には見られなかったのだが、
先にユーチューブで浅田真央の「蝶々さん」を見て、
そしたらすべてが浄化されてしまった。
昨日とても悔しかった男子、
テレビで見てやっぱりよく寝られなかったさ。
だけど、真央の演技がすべてをもう忘れさせてくれ、
いろんなもやもやした感情をどこかへ捨て去って行ってくれた。

3Aを飛び、3F-3Lを飛んだ。
案の定、URがついたんだってさ。
だけどそれでもセカンドループを飛ぶ真央が私は好きなんだ。
どんなに刺されても刺されても果敢にセカンドループ!
アクセルとループに拘りすぎて晩節を汚してしまったバカな選手、
とかボロカス言われてたな。
それでもセカンドループを飛ぶのさ。真央は。

天女を見ているみたいだった。
良い演技だった。
結果は7位、過去最低の成績だった。
でも、競技を続行するという。
すごいじゃないか。立派だ。
続行を喜んでいる人が沢山いるという。
こんな成績の真央でも見たい人が沢山いるなんて、
不思議なことだ。
彼女のジャンプは絶対刺されるから、
もうとてもトップには行けないだろう。
だけど、それでも見たいのかな?そんな真央を。
それでも見ていたい、
と思うファンをたくさん作って来たのだろうね、彼女は。


宮原選手はどこまでも安定のさと子だった。
演技は素晴らしかった。きれいだった。
メドベの後でもいっさい動じずノーミスだったし。
ジャンプも大きくなっていたと思う。

けどやはり欧米のダイナミックな選手たちに
ノーミスされたらどうしても見劣りがしてしまうんだろう。
気の毒で仕方がない。
あんなに丁寧でストーリーを感じさせる滑りが出来る選手なのに。
本郷選手も頑張っていた。
リバーダンスに観客もノリノリで、彼女も乗っていたな。
今回のアメリカの観客はとても感じが良かった。
沢山入っていたし、
アメリカではフィギュアが衰退しているのかと思っていたけれど、
まだまだ見に来る人もたくさんいるんだな。
本郷選手だけどちょっと雑な感じはしたかな。
それと、インタビューで鈴木の名を出すのが減点要素だな。
自分の名を言えと鈴木から脅迫でもされてるのか?

優勝したメドベデワだが、
彼女のプログラムは点取りに特化したプロで、
とにかくどんなせこい方法だろうがちょっとでも加点を狙う。
まあああいう演技が優勝になってしまうんだな。
ただ何度も言うけど彼女は3-3を二つ持っているのがすごいし、
ミスをしない。
ただこれも何度も言うけどタノがくどい。
タノりすぎて美しくない。
2A-2-2の三連続タノには笑ってしまう。
でもこれでも、ジュニア時代に比べて減ったんだぜ。
そして、タノが改善されているのにびっくりした。
前のは腕が曲がっていて、本当に汚かった。
今でもあまりにもタノが多いと美しくないということを証明してしまったな。
ちょっとリッポンでも見習ってほしいな。
けどフリーでヨナ越えをしたのは拍手だ。

それからゴールド選手。
これだけお膳立てしてもらっていて
台乗りすら逃すとはよほど運がないというか何というか。
ミスしても宮原より上にしてもらって、
…嫌いな選手ではないんだけど。
その代わりアメリカはワグナーを台乗りさせたな。
彼女も実力のある選手だし、
これまでタイトルがなかった(らしい)のが
不思議なくらいだったので今回はまあいいか?
アメリカは絶対自国からメダリストを出す、
という執念があったからなあ。
でもワグナーのエモーショナルな演技は悪くない、
メドベの点取りプロと比べるとやはりワグナーは惹きつけるものがある。

…あと、テレビで見た男子フリーの話になるが、
宇野選手の涙に不覚にもつい心を動かされてしまい、
男子で一番心に残った。
構成を変え、後半の4回転でひどいこけ方をして、
ああっ、痛そう、
と思ったのにそのあとに3Aを飛ぶすさまじい根性。
そして、満足に出来なかった悔しさだけを口にするインタビュー、
彼も羽生選手に負けず劣らずの負けず嫌い、
気の強い根っからのアスリートなんだと思った。
初出場で、男子3枠復活させた功労者だというのに。
立派だった。とても立派なフリーだった。
胸を張って帰って来てほしいな。羽生選手とともに。

羽生選手は、どこか体の具合が悪かったのではないかと思った。
多分足かと思う。
ショートの時でいっぱいいっぱいだったのではないか。

4回転ジャンパーで心配なのがそこなのだ、
4回転をしすぎてつぶれてしまった選手を私は今まで多く見て来た。
だから羽生選手にそれを心配してしまう。
もう体がボロボロなんではないか・・・
そんな心配までしてしまう。
彼自身、ピョンチャンまでしかもたない、
と思っているフシがあるような気がして仕方がない。
軽々と4回転を決めていながら、
全然丈夫そうなフェルナンデス選手がうらやましい。
ちょんと押したら折れてしまいそうな羽生さんが心配でたまらないんだぜ。

思いつくまま好きなことを書いた。
まだいろいろ感じたこともあったんだがこのくらいで。



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