マイ・レストレス・ハーツ/My Restless Heart

トウキョウの東をさまよい続ける【左一白】の備忘録

Farewell My ColorfulDays!

2014年01月26日 19時16分00秒 | 一口馬主

 2歳夏のデビューから6歳冬まで30戦、本当によく戦い抜いてくれました。関東オークス優勝、牝馬交流重賞でも何度も上位に食い込み、ダート戦だけではなく準オープンの芝1200mでも勝つことができた高い能力。それほど人気の高いお馬さんではなかったけど、自分にとっては最高の愛馬でした。本当に楽しい“色鮮やかな日々”を送ることができました。


 初めてパンフで馬体を見た印象は、小さいながらもトモだけが異様に大きく、悪く言えば不格好。ただ入厩厩舎が藤原英昭厩舎ということで、「同じフジキセキ産駒のエイジアンウインズみたいな育ててくれるかな?」って軽い気持ちで出資。まあ、予算オーバーで一口55万円というこで、懐具合的には思い切った出資でしたがねw


 出資した翌年、牧場見学ツアーで初めて会いました。

 

 

 

 不格好の馬体もかなり整って来て「もうすぐ入厩するよ」と牧場の方に言われて時は嬉しかったなぁ。その時強く思ったのは目が輝き。すごく強気な目というか眼力があるというか。ドリームジャーニーの当歳に見た時もそんな印象を持ったのですが、走るお馬さんというのは馬体や血統云々というよりも内面的な意識の強さがモノを言うかもしれません。


 印象に残ったレース。勝ったレースはもちろんそうですが、3着入線の第1回レディスクラシックも印象深いと思いです。ただ、今思い返すと心によぎるのは2012年のTCK女王盃。もしこのレースで勝っていればその後のレース選択も大きく変わったことでしょう。2着だったことでその年の夏のクラス編成で準オープンに格付けされ牝馬交流重賞に出ることができなくなりました。明らかにダート適正がないお馬さんが選出され、ダート適正があり勝ち負けになるお馬さんが賞金が足りないというだけで選出されないというのは何とも不可思議。優勝劣敗の世界ですが文句を言っても仕方ありませんが…。


 その後芝レースに活路を求め、準オープンで勝ち負けを演じるわけですが、思えばダート2100mの関東オークス勝ち馬が芝1200mの山城ステークスも勝つのですからカラフルデイズの奥深さがよ~く分かります。


 最後2つのレースは牝馬交流重賞に選出されて、ともに3着。勝つことはできませんでしたが、現地で2つともその勇姿を見ることができ、たくさん勇気をもらいました。アイアムアクトレス、ミラクルレジェンド、ラヴェリータ、クラーベセクレタ、アスクビューティー、そしてメーデイアと強いお馬さんたちとも戦うことができ、大きなケガもなく無事に繁殖に上がれるのですから喜ばしいこと。ただ、エンプレス盃に出て欲しかったな。そして、藤原英昭先生のコメントも聞きたかった。


 初年度に配合されるのはどの種牡馬になるのでしょうか?


 血統的にキングマンボ系(ルーラーシップ、ロードカナロア、ワークフォース)辺りがベストと思いますが、白老ファームということでやっぱりオルフェーヴルになるのかなw 眼力のある仔を産んでくれたら、ぜひ出資したい!


 カラフルデイズありがとうね。お疲れ様。またどこかで逢いましょう。