ウインの会員特別募集馬、3頭ともパッと見は悪くないね。
《愛馬の出走～その62Ｒ》
ウインプロスパー：12月22日 中山2Ｒ／2歳未勝利（ダート1200ｍ）
鞍上：三浦皇成騎手
今週の出走を予定しているウインプロスパーは、19日（水）に坂路にて最終追い切りがかけられました。相手は2歳新馬のサウスマキシムで、プロスパーが3馬身半ほど後方から追いかける形でスタートします。序盤はゆったりとしたペースだったため、頭を上げる仕草も見受けられましたが、残り2Fからはビッシリ追われ、11秒9、12秒1という非常に優秀なラップで併入フィニッシュしています。トレセン帰厩後は坂路で馬なり調整が多かったプロスパーで、初めてここまで一杯に追われたところを見ると、勝負気配が漂います。
高橋祥調教師は「今日はビシッとやりましたが、ラストの反応は良かったですね。今回は1200mですから、少しピリッとさせておかなくてはいけませんし、いい追い切りができたと思います。以前中山のダート1200mを使った時と今とではまったくの別馬ですから、この条件でもしっかり結果を出してくれると思います。いい形で今年最後の競馬を締めくくりたいですね」と勝利を意識していました。
そして20日（木）は追い切り明けですが、北馬場でハッキングを消化。元気一杯な姿を見せており、午後からの出馬投票では今週の中山土曜2Rダート1200mに三浦騎手で出走が確定しています。騎乗予定の三浦騎手は「左回りの方が乗りやすいのは確かですが、馬も1戦毎に成長していますからね。前々走のような形で馬の後ろでしっかりと溜められれば、瞬時に抜け出す脚はあるんです。そういう形になれば逆に直線の短い中山の方が合っているかもしれませんよ。うまく勝利に導けるように頑張ります」と気合が入っていました。
右回りのダート1200mという条件に不安がないわけではありませんが、状態面での上積みは十分ですから、初勝利を期待したいところです。
人気を何度も裏切っていますから、今回はそれほど人気にはなりそうもありませんね。
モタれる癖がありますから、4コーナーでいい位置を付けられればいいけどなぁ。相手関係をみてもそれほど強そうなお馬さんも少ないし、チャンスといえばチャンスなわけですが…。今年最後の愛馬出走だから、頑張って欲しいところではあります。