馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

NHKマイルCの傾向

2014年05月10日 17時31分23秒 | 重賞短評、傾向
1番人気が強いレースをするか消えるレース。

NHKマイルC
このレースは皐月賞無視で来る馬、皐月賞に含みを残しつつ結局マイルに来た馬、皐月賞を使った馬、という違う路線を通ってくるから比較が難しい。
かなり臨戦から絞り込めるのですが、その順番や紛れは結構すごく、堅い時と荒れる時の差が激しいレースです。
では傾向。
①前2走でこのレースより格上の可能性のあるレースを走っている。(GIはもちろん、トライアルGⅡや最強馬が集うレースは、場合によってここよりレベルが上、しかも良績ならなお○、特に近年はトライアル掲示板、皐月賞6着や朝日杯連対馬が絡んだり)
②強い馬が集うレースで好走あり。(ラジオNIKKEI、朝日杯、弥生賞、スプリングS、あとはメンツ見て、崩れていても復活がある)
③NZTで出遅れた馬は注意。(展開が大切なコースだけに、1つの不利で大きく後退する、過去の大穴馬、ムラマサノヨートー、ダノンゴーゴーや、昨年ならオリービン)
④皐月賞をパスした毎日杯組。(大物タイプに多い、最低連対は欲しい、ディープスカイ、ダノンシャンティ、コティリオン)
⑤連勝中の馬。(片方はオープン以上、カレンブラックヒルとかインパルスヒーローとか)
⑥馬場が速い時は、先行で調子のいい馬で決まることもある。(2009年がそう、差すメンツもイマイチの年だったが時計は速かった)
@近年をちょっとチェック
2013年
マイネルホウオウ@スプリングS3着でNZTは出遅れから。
インパルスヒーロー@3連勝でファルコンS勝ち、左回り巧者。
フラムドグロワール@朝日杯JF4着も1月以来で人気なかったが。
2012年
カレンブラックヒル@3戦無敗でNZT勝ちから。
アルフレード@朝日杯1着で休み明けスプリングS大敗から。
クラレント@デイリー杯2歳S勝ちも、その後イマイチで弥生賞から。
2011年
グランプリボス@朝日杯1着で休み明けスプリングS4着から。
コティリオン@ラジオNIKKEI3着も詰め甘く、前走毎日杯レッドデイヴィスの2着から。
リアルインパクト@朝日杯2着から休み明けのNZT11着から。
2010年
ダノンシャンティ@ラジオNIKKEI3着、共同通信杯2着、毎日杯1着から。
ダイワバーバリアン@朝日杯3着、きさらぎ賞5着、弥生賞4着から。
リルダヴァル@野路菊S勝ちの後、休み明け毎日杯ダノンの3着、皐月賞6着から。
2009年
ジョーカプチーノ@ファルコンS(中京1200)勝ちの後、NZT3着から、馬場が速く先行して後ろが追いつけず。
レッドスパーダ@スプリングS2着から。
グランプリエンゼル@500万の1200Dと橘S(1200芝)を連勝。


だいたいわかると思うのですが、このレースはメンツのレベルによっては格下GIで、皐月賞トライアルの方がレベルが上ということもあるようです。
東京なのですが、なぜか中山コースのレベルの高いレースと相関が結構あります。
ではチェック
①キングズオブザサン、ロサギガンティア、ホウライアキコ、ショウナンワダチ、アドマイヤビジン
②キングズオブザサン、ロサギガンティア、ショウナンアチーヴ、ホウライアキコ、アトム、マイネルディアベル
③ショウナンアチーヴ
④エイシンブルズアイ
⑤ミッキーアイル

1番人気が10年で5勝しているものの、二桁人気の馬も3勝してます。
とにかく荒れる時は二桁人気の馬も入ってくるという感じで、今年はミッキーアイル一本かぶりの様相も、どっちに転ぶかっていうと荒れる方のようにも感じてます。
年によっては予想以上に速くなって前半3ハロン33秒台ということもあって、そうなった時でもミッキーアイルは踏ん張れるのかというのを思ってしまいます。
もちろんカレンブラックヒルの年のように楽に行かせてもらえれば勝利濃厚とは思いますが、同じ1番人気でもこれだけ抜けている人気馬を楽に行かせることがあるんでしょうか。(カレンブラックヒルは1番人気でも3.7倍でした)
まあやってみないと分からないので確証なんてものはないのですが、軸として信用できるかというと人気ほどではないような。
で、あとは定規となる馬を探す感じに。
まずはアジアエクズプレス、朝日杯で勝ったわけですが、ショウナンアチーヴは完敗、アトムは厳しいところに押しこまれて負けて強しでしたし、ショウナンワダチは積めた感じ、それにロサギガンティアは勝っている、まあデムーロの超絶好騎乗はあったのですが、地力がないとできない芸当ではありました。
次にタガノグランパですが、ミッキーアイルには全く歯が立たなかった馬ですが、サトノルパンには競り勝ちました。
そして桜花賞組、ハープスターは牡馬牝馬合わせて3歳最強と言われていて、その馬との差がどうかというところ。
このあたりの比較で少し見えてきそうです。
では予想。
◎ロサギガンティア@あくまでミッキーアイルを軸にするのは不安だからですが、スプリングS勝ちならここでは大威張り、皐月賞のダメージが無いか心配も東京マイルはベスト、遅いペースで動けないレースが多かったのですが、今回は流れるだけに決め手が生きる可能性大。
○ミッキーアイル@能力はこのメンツではずば抜けている、ただ自分より前にいる馬を追いかける気性、これまでのように楽に行かせてもらえるかは不透明、さらに上がりが一番速かったシンザン記念でウインフルブルームに詰め寄られたように決め手勝負になった時にも不安は残る。
▲アトム@唯一ミッキーアイルを破った馬、ディープインパクト産駒らしい豪快な決め手を持ち、京都や中山よりは東京が向くタイプ、不利なく本来の力を出せれば使ってきた馬より力は上のはず、あとは休み明けの仕上がりがどうか、スケールで。
△ショウナンアチーヴ@実績も能力も十分、後藤に乗り替わって開花した感があるものの、今回は乗り替わりで、その点がマイナスか、休み明け前よりズブくなっているような印象も少し良くないのですが、決め手は◎と同じくらいには。
×アドマイヤビジン@直線の長いコースでの好走が目立つように東京の方が良いタイプ、さらに桜花賞3着のヌーヴォレコルトに迫ったレースが中京のマイル、ハープスターが世代最強なら、桜花賞の方がNHKマイルよりも格が上の可能性も、なら十分勝負になる、二桁人気で来るならこの馬か。
×ホウライアキコ@桜花賞では差しを見せて新境地も馬体重が増えないようで、その分アドマイヤビジンより下に、能力はアトムに勝ったことからも上位なのだが、やや気性的な問題もあり、格なら上に思うのですが。
×ショウナンワダチ@決め手はショウナンアチーヴにも引けを取らないようには見えるものの、強い相手との実績でここに、ショウナンカンプ産駒は未だ未知なところも多く、ここが試金石なところも。

サトノルパンはタガノグランパとの比較で下げました。
ただ武が乗るのは少し恐いところありますが。
まだ考えてることもあるので本決まりではないのですが、いろいろ考えてですかね。
もう一つあるのでこのレースはここまで。


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