馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

2015年2回中山1週の感想

2015年03月03日 17時06分55秒 | 重賞短評、傾向
自分の気分だけで早かったり遅かったり、反省します。

中山記念
近年はそこそこメンツが揃ってきたレース、雨の中で勝ったのはヌーヴォレコルト。
予想通りのタイキパーシヴァルの逃げも4コーナーにはつかまって、前にいたのは人気3頭。
ロゴタイプが早めに抜け出し、やはり中山では走る、それをヌーヴォレコルト、イスラボニータ、マイネルフロストが追うが、ヌーヴォレコルトが内から強引に伸びて、ゴール前ぐいっと伸びてロゴタイプを差したところでゴール。
ヌーヴォレコルトは好スタートも下がってくるタイキパーシヴァルをさばくところで他馬を邪魔したり、かなり無理な内を突いたりで、少し後味は悪いものの、狭いところをこじ開けられる根性は見事の一言。
ロゴタイプを中山で差し切るのだから一流と言って良さそうですね。
2着のロゴタイプは中山巧者で、この馬に中山で勝ったラブリーデイも次走で強敵を破ってのGⅡ勝利と、物差しとなる馬、GIでは一息も今後もデムーロ兄弟が乗ってくれそうで、期待できる。
デムーロ弟の騎乗としても、内は入れないくらいに開け、外にやや出して後ろの馬にも追いにくくしたりと見事だったのですが、内をこじ開けられてしまいました。
3着は伸びあぐねるイスラボニータとマイネルフロストの外からステファノスが伸びて3着確保。
イスラボニータマークで追い出しが遅れたのが誤算だったらしいです。
この馬は中山は不利なタイプだけに広くて直線の長いコースなら今後恐い存在になりそう。
イスラボニータは出来の問題でしょうか、雨が良くなかったのかも。
ただ一つ恐い仮説としては、血統的に早熟の可能性、新潟2歳でハープスターの2着と早めデビューで軽量の3歳時は対抗できたもののGI勝ちで斤量が増えていたこのレース、そのあたりが原因だと今後が心配ですね。
JCでの力負けも一つの要因かもですが。
いずれにしても今後を見ていかないとです。
傾向は、今回は強めのメンツで上位人気4頭の勝負でだいたい良いと思ってたのですが、イスラボニータが飛ぶのは意外でした、その分儲かりはしたのですが。
年ごとのレベルが違うので、そこを大事にする傾向が良さそうですね。
しかし微妙に雨が多い時期で、2開催分馬場が劣化しないことを祈るだけですなあ。

阪急杯
不良馬場の中、コパノリチャードは思いの他逃げず、控えたら直線伸びず、直線は大外から飛んできたダイワマッジョーレが差し切り。
コース巧者が有利なレースだけに、前走同じコースで好走したダイワマッジョーレが勝利。
鞍上の新規JRA騎手のデムーロ兄も好騎乗でした。
2着は抑えてどうかのミッキーアイルで、決め手に屈したもののこのレースができれば今後が楽しみ、ただスピードタイプではあるのでこのレースが向いた感もあり、次が試金石というところでしょうね。
3着は洋芝巧者のローブティサージュ、気性の問題や近走から人気はもう一つでも、夏にはレッドオーヴァルと対等な力を示していた馬、コースが向けば十分来ても不思議なかったし、道悪が向いたということもあるのでしょう、おしい内容。
コパノリチャードは逃げ馬ですから、何かで来なくても文句は言えないのが難しい、強いて言えば逃げたら良かったのかもですね。
同じ控えてもミッキーアイルと対照的な内容でした。
ダイワマッジョーレは差す競馬が板について、今後が楽しみも、距離はマイルがぎりぎりなんでしょうか、高松宮を狙うのも面白いかも。
ダノンシャークは地力は当然高いのですが、コースが得意でないのと58kgも響いた感じ。
レッドオーヴァルは今回は馬場なんでしょうか、ちょっと分からないですね。
傾向としては、コースとしてはコパノリチャードとダイワマッジョーレが向く感じで、どっちから入るかという感じ。
自分はコパノリチャードから入って泣けましたし、穴で狙ったローブティサージュも来ていて、なんとも。
今後上昇が見込まれる馬が出てきていて、結構レベルは高かったんじゃないかと、各路線に分かれていくとは思いますが、人気に一角にはなれそうな馬たちじゃないかと思います。

アーリントンC
レベルに問題あるレース、と思ってましたし、ここ数年は未来のGI馬が出てきていたのですが、今年はそうではなさそう。
勝ったのは関東から参戦のヤングマンパワー、前走ジュニアC3着で前を差し切れず、後ろの馬に差されるような馬がなぜ、という感じなのですが、ペースの緩さで出負けも目立たず、オープンに慣れて叩き合いを制した形。
とはいえネオルミエールは全く伸びず、アルマワイオリはこの緩いペースでの追い込み、となるとそれでもアルマワイオリが届くようなレースはやはりレベルに問題ありと感じてます。
ちなみに3着は逃げたマテンロウハピネスが差し返して食い込み、こういうタイプはレース慣れすると恐そうですね。
個人的にはネオスターダムをPOGで持っていて、勝ってしまいそうで立ち上がったものの、、、、。
最後にリズムを崩したのが残念ですが、こういったレースで最後まで持つようになると強くなる可能性もあるので、そのあたりに期待で。
アルマワイオリは前走がまぐれと思われていましたが、もみじSでは凄い伸びを見せていましたし、かかって負けたレースの負けっぷりもそう悪くないので、溜めれば来る可能性は結構あったと思います。
ネオルミエールは流石の藤沢の馬、久々の人気馬を飛ばすで定評が厩舎で、買った方は残念でしたね。
ナリタスターワンは初の強敵相手、経験負けか、馬体重減が悪い方に出たかでしょうね。
傾向は、大崩れしない馬か、逃げ馬とか、とにかく紛れの大きいレースで、開幕とはいえ馬場が読めない上に阪神はダートからの馬も結構くるレースでそういうことになるのでしょう。
それでも強い馬が出てくればしっかり来るので、今回は紛れでこういった馬が来たと見た方が良さそう。
しかし難しいレースです。
という感じで、レベルは疑問がありますが、一応阪神JF組の変わり身は考えておくべきでしょうか。

やはり後藤騎手が亡くなったことに触れないといけない気分です。
なぜ、どうして、と皆思っていますし、コメントもそういったものが多く、自分も同じ心境です。
そしてその理由を考えてしまうのです。
ここから書くのはあくまで自分への納得のためのもので、こうに違いないなどと思ってるわけではないことをは先に書いておきます。
見たくない方は見ない方が良いかも知れません。
数日考えて、思い出したのはリヤンドファミユという馬で、オルフェーヴルの全弟として知られている馬です。
馬も骨折するとそれが影響してその後、全力で走らなくなる、ということがあるようで、この馬も骨折して復帰後のレースの関係者のコメントで骨折を怖がっているのか、あるいは精神的なものなのか、全力を出してない、と言ったことを何かで見ました。
後藤騎手も2度にわたる落馬、そこから信念を持って復活しても、レベルの高い重賞ほど厳しいレースになりやすく、トライアルやGIシリーズが始まるこの時期に、思い出してしまったかもしれません。
復帰してGIで勝利をおさめるには、その恐怖を越えないといけないのですが、万が一超えることができないと自身が痛感してしまったら。
心の病で、事故のショックで事故に関わることができなくなる人がいるという話をききます、電車の事故のせいで、電車に乗れなくなったなどです。
そうなると自分の気持ちとはうらはらに、どうしようもなくなるらしいのです。
そういったことが関係してるのではないかと、想像してしまいます。
週末、花束を持って中山競馬場に入ってきた方を見ました。
開催競馬場では、3月いっぱいは献花台と記帳台が設置してあるそうです。
今回はここまでです。


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