馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

2015年2回福島3週の感想

2015年07月23日 17時45分07秒 | 重賞短評、傾向
メインの荒れをうまくつかめるか、が鍵でしたね。

函館記念
このレースの傾向は、北海道の洋芝巧者vs地力が上の馬vs内枠の馬、というのがあって、これまでは内枠は穴っぽくて紐荒れ要員を探す、という印象だったのですが、今回は完全に内枠の馬で決まる結果に。
マイネルミラノは思ったほど行けず、気合いをつけてのやっとのハナ、前走のように内枠ならスムーズに出て行けたのですが、外枠はやはり不利で、結果気合いをつけたのが裏目で最後は失速。
それを追いかけるような形で内枠の馬が追走、勝ったダービーフィズは内をするすると上がって行って、ハギノハイブリッドを競り負かして勝利。
鞍上の岩田はこうゆう乗り方で勝ったことが結構あって、ある意味自信の騎乗だったのではないでしょうか、内枠でスタートが有利になって、比較的前に付けられたのも良かったし、内枠と鞍上の判断が良かった感じ。
もちろん力あってのことですが。
2着のハギノハイブリッドも同じ感じで、内枠で好位につけ、しぶとさで上がって行って抜け出しそうなところで競り合いに、決め手勝負でなくしぶとさを生かすレースが良かった感じ、こういうレースが得意なら小回りの方が良さそうですね。
3着のヤマカツエースは3歳のこの中に入ると厳しいのは当然だったのですが、揉まれない競馬に持ち込めたが大きく、軽量も効きました。
この馬も内枠が有利に出た印象、次が試金石でしょうね。
このあとがエアソミュール、レッドレイヴンで、本来能力上位の2頭だったのですが、外枠が響きました。
函館や札幌は後半になると急激に内が有利になることがあって、今回はそれが顕著に出た印象。
紐荒れで内を馬を探ってたのですが、逃げるマイネルミラノも内を走るから良いかと思いきや、ダッシュがすべて。
内の馬を選ぶにしてもこの馬たちを選べるかは、また別の判断をしないといけないので、難しくはありました。
岩田がこういう頃の馬場が得意なことを知っておくと良いかもですね。
いずれにしても上位は次が大事、恵まれた部分も大きいので、対等なレースでどうかは今後を見ていかないと。

最近はおとなしく、新馬と重賞くらいにしか手を出さずにいるのですが、新馬はなかなか難しいですね。
福島だけなのですが、短距離は結構強い馬がわかり易く、だいたい2択で軸は当てられるくらいではあるのですが、比較的人気サイドにはなってます。
問題は1800で、強い馬がいればその馬が圧勝するのですが、そうでないとビンゴゲームのように、凄い人気のない馬も平気で来ますw。
そこで悩むのが新種牡馬の距離適性です。
ワークフォースとダノンシャンティが新種牡馬で目立っているのですが、その距離適性や得意な脚質が見えにくい。
ワークフォースは結構調教駆けして、良い時計は出すのですが、意外と決め手を見せるタイプではないのかな、というのが印象。
父がキングズベストですから、キングカメハメハに系統は似ているのかな、と思うのですが距離はこっちのほうが持つ一方で追い比べで見劣っている感じがしています。
つまりは比較的長い距離で、先行して抜け出すレースが良さそう、だからこそダッシュ力の足らない産駒は厳しいのではないかと。
そして新馬戦では、人気で大事に乗られたりすると前の馬を逃がしかねないのではないかと。
まだ性質が分かってないですから、乗り方もフワッとしたものになるのは仕方ないですが。
ダノンシャンティの方は距離に融通性があって、今行われている新馬の距離ならどこで走ってもおかしくない。
2頭勝っていますが、短距離の逃げ切り勝ちと、1800の差し切り勝ち、つかみづらい感じは否めません。
いずれにしてもこれからということではあるのですが。
ヴィクトワールピサ産駒やカジノドライヴ産駒も勝っていたりしますが、まだ目立つ感じではないですしね。
やはりダイワメジャー産駒、ディープインパクト産駒が好調なのではいつもの感じではありますが。
果たして新種牡馬から大物が出るのか、ハービンジャー産駒も2年目で何か掴んで活躍する馬が出るかもしれませんし。
まずは今週の2歳オープンのレースをしっかり見ていきましょう。
では、今週はこんなところで。