馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

種牡馬から見る、今年の3歳戦(キングカメハメハ編)

2010年02月24日 21時33分11秒 | 重賞短評、傾向
第2弾です。

キングカメハメハ
まだつかめていない所もあるのですが印象で。
昨年まではミスタープロスペクター系っぽい、キレはあるけど上位に上がると甘くなる、スピード見せると末が続かず、追い込んでも最後に届かないなんとも歯がゆい馬が多かった気がしました。
ところが今年はローズキングダム、アパパネと大物を輩出、ともにセンスがあって能力高く、勝負根性にも長けています。
しかし、ある程度想像できることとして早熟である可能性はそれなりにあるでしょう。
また距離に関しても、能力でカバーしてしまう可能性はあるものの、基本はマイラーな印象です。
ローズキングダムは強いと言われながらも、着差は少ないけど完勝タイプ、勝負根性もあるのですが、なぜか厩舎は2000未満しか使ってません。
もちろん確勝を選んでたまたまなのでしょうが、2000mの小回りの力が知りたいし、距離適性も牡馬なら本当は知りたい。
キングカメハメハ産駒の他のイメージとして、頭打ちになるとそこから再度の飛躍がなかなか無いイメージ、更に他の馬より完成する時期が早く、その分強そうに見えるのだけど、まわりに経験が付いてくるとそう強く感じなくなってしまうところもあるような。
さて、一方のアパパネは常に1番人気にはならない馬w。
勝ち方は綺麗に勝っているのに妙に評価が上がらない、正直強さを感じない馬みたいなのです。
こっちはなんとも不思議な感じ、それでも2才時での完成度の高さが決め手だったのでしょう。
あとは騎手の好騎乗も見逃せません、阪神JFではうまく内に切れ込んで抜け出してきました、強い、というよりうまい、と言った感じです。
さて、ここまで書いて来て、なんだか春のクラシックが心配になってきました。
現時点での完成度はこの2頭大丈夫なのでしょうが、なんというか騎手がうまく乗ってくれている部分も多分にあるように思います。
例えば、ルーラーシップの若駒Sのような不利で本当は強いのに勝てない、ってことになることもあるんじゃないでしょうか。
能力の高さは認めますし、キングカメハメハの現役時のパフォーマンスを見たら大物が出て当たり前にも思うのですが、完成度の高さと成長力への疑問、不利や苦しいレースへの対応を考えると大物と断じて良いかまだ見極めが必要なんじゃないでしょうか。
そのあたりを見ればもっと産駒に対して沢山のことが言えるのだと思うのですが。
実は今週の中山記念のキングストリートもサンプルとしては面白い、この馬はまだ底を打ってないのですが、この厳しいレースで勝ちきれるのか。
と、かなり支離滅裂ですが、分からなくても触れておきたかったので、何かおかしなところとか参考になることがあったら教えてもらえると助かります。

この産駒は意外と海外で活躍しそうな気がするのですが、どうなんでしょう。
最近はダートにも強い馬を出してきてますしね。

種牡馬から見る、今年の3歳戦(ネオユニヴァース編)

2010年02月24日 18時19分41秒 | 重賞短評、傾向
最近は新種牡馬が活躍することが多くなって、昨年ならネオユニヴァース、今年ならゼンノロブロイでしょうか。
そしてキングカメハメハ産駒が2年目で爆発、イメージとしてはネオユニヴァースは試してみたいけど、キンカメも、って感じですかねw。(安易過ぎるか、、、)
そこで種牡馬ごとの傾向をイメージで書いて行こうかと。

ネオユニヴァース
大物が出ているのですが、意外とコンスタントさは無いようですね。
強い馬のイメージとしては、スピードもあり器用で自在のレースができ、使える脚は長続きしないものの一瞬の切れ味はかなりのもの。
例えば、アンライバルドの皐月賞での4コーナーでのまくりなんて象徴的です。
そういう意味では位置取りや器用さが必要な中山や阪神内周りは有利、皐月賞向きです。
逆に東京みたいなコースは脚が長続きせず不向き、京都も内周りなら良いのですが、外回りは決め手勝負になると危ないと見ています。
今言ったのがあてはまらなかった結果がきさらぎ賞です、ネオヴァンドームが見事に決め手を見せ凌ぎ切ったのですが、これはデムーロの騎乗のたまもの。
ネオユニヴァースもそうだったようで、長続きしないもののの切れ味は一級品だったものだから、しっかり溜めた上でここぞという時に良いところを突いて抜け出す、ネオヴァンドームにデムーロが乗って出てくるようなら要注意、もちろん皐月賞も面白いです。
一方でやや早熟な傾向もあるようで、成長力には疑問符です、そういう意味では菊では危ない人気馬の可能性も。
さて、それでも活躍馬が少ないというのはネオヴァンドームが負け続けたレースを見ると分かるのですが、弱い相手だと早め抜け出しからの粘りを狙うと決め手に欠け差され、3,4コーナーで前を追い始めると直線では脚色同じになる、と言った難しさがあります。
逃げれば良いわけでもなく、追い込めばキレを発揮するわけでもなく、どちらかというとセンス磨いて、メリハリの利いた騎乗をするべきなんでしょう。
牝馬に活躍馬がいないのも、気性的に脚を小出しで使ってしまう馬が多いんじゃないかと。
大物は自分で強さの見せ方を分かっている印象で、牡馬の方に出るのはそのあたりでしょうか。
ちなみにネオヴァンドームの話を何回も出しましたが、自分のPOGの馬なのでずっと見ていたからです、一方でヴィクトワールピサも持ってますが、スケールあって良いけど決め手勝負心配と思ってます、、、。

本当は2頭くらい書こうかと思ったのですが、ちょっと長かったので、1頭づつに^^;。
まああくまで傾向ですから、あてはまらなくてもあしからず、こういう見方をするとその父でその脚質は厳しいだろ、とか分かってきます。

エスポワールシチー強し!(その他いろいろ)

2010年02月24日 17時30分38秒 | 重賞短評、傾向
今年最初のGIフェブラリーSは結局は強い馬が力の違いを見せる形に。

フェブラリーS
ペースは当初言われていたよりは遅く、前半3ハロン34秒後半、それでもエスポワールシチーはスタートの芝部分でやや出負けして危ないところもなんとか上がって行きました。
このペースなら前も後ろも文句なく力が出るレースだったのですが、終わって見たらダートの最強レベルのレースを使って来た馬が上位に。
芝からの馬は惨敗、紙面ではダート適性云々のコメントが飛び交いましたが、適性あって経験を積んだ馬がGIに出てきているのだし、エスポワールシチーも逃げで負けてから経験積んで今の強さなのだから、ここで勝つ芝馬が出るなら、それはクロフネ級かそれ以上と言って良いことになるはず。
それでも上位は順当で堅かったですねえ;。
4着ケイアイテンジンは今後なめてはいけなさそう、上昇してきてGIの常連になれるのかも。
5着のグロリアスノアはよく差して力は示したものの、距離は少し長かったか、1400以下なら今後も注意。
にしてもダート馬のレベルは本当に高くなりました、交流で賞金が稼げるのを知って芝にしがみつかずにダート挑戦する馬も増えたし、ダート適性の高い種牡馬も増えたのでしょう。
路線も増えて戦いやすくなりましたしね。
でもドバイは相変わらず遠く、日本の馬はクラシックでは今回の芝馬のようなありさまなんですよねえ、でも頑張って欲しいです。

クイーンC
勝ったアプリコットフィズはセンスの良い先行から楽々抜け出し、横綱相撲でした。
それにしても2着のプリンセスメモリーは異常な末脚、ただ1頭の34秒台で34.3は凄い。
確かに自分の過去ブログの傾向(格上重賞を除いて全て3着以内)で生き残った7頭に残っていたのですが、、、やっぱりまさかを狙って買わないと穴は取れませんね。
3着はテイラーバートン、なんというか決め手に欠けてまた3着、能力あるから一回追い込みを試しても良いと思うんですが、トライアルはローテーションが厳しくなりそうです。
ブルーミングアレーは使い詰めが出たとのことで、オークス狙いに切り替えるらしいですね。
ギンザボナンザは溜めた方が良いと思ったんですが先行することに、それでもう終わりな感じで、新馬戦のような驚異の追い込みがあれば、アニメイトバイオのような決め手を見せられたかも知れなかったんですが。
アプリコットフィズはジャングルポケット産駒のクセに器用でスピードあって強い内容。
でもGIに通用する決め手かというと、足を掬われそうな気もします。
Hペースや混戦の経験もなく、崩れる可能性も結構あるんじゃないかと思うんですが。
ただ勝負強さがあったらかなりの強さになるかもですね。

京都記念
Sペースから抜け出したブエナビスタをジャガーメイルが追い詰めてゴール、ドリームジャーニーは京都より阪神内周りと中山向きで59kgではここまで。
ブエナビスタは学習能力も高く、抜け出して遊ぶクセは後ろから来たらまた伸びる勝負根性に変えてきました。
それでも追い込みで鍛えておかげもあるので、個人的には安勝のおかげだと思ってますが。
それに本当に強い競馬をするというのであればやっぱりもう少し後ろからの差しの方が良さそう、今回はジャガーメイル程度の脚だったから良かったものの、本当に強いところとやることになったら切れ負けする可能性も。
勝てば良いというわけではないんじゃないでしょうか。
もちろん器用さはあまり無く、エンジンのかかりに時間のかかる馬だけに先行も良いんでしょうが、横綱相撲はまわりが弱い時にだけできるもの、対等な相手ならどうか。
秋に答えが出ますかね。

今週の東京の新馬戦だとホローポイントが今後かなり面白いんじゃないかと、能力も高いし芝でも走りが見てみたいところです。
これで中山開催に変わって、トライアルな季節になってきます。
今年の牡馬は賞金がばらけている印象で、重賞勝ちの無い2勝馬は出られない可能性もあるし、トライアルにも有力馬が分散して、期待の馬たちが順当に勝って来てくれれば面白いし、その合間で優先出走権争いも熾烈になるんじゃないかと。
牝馬は混沌としてアパパネもうかうかしてられません、ラブミーチャンていう地方の強い馬も出てくるし面白くなるんじゃないでしょうか。

今回はこんな感じで。