ただの偶然なのですか

私のお気に入りと日々の感想  

映画「チェンジリング」クリント・イーストウッド監督の感想

2009年02月25日 | 映画
ああ、救われない、救われない、救われない…。
汚い奴はどこまでも汚くて、腐りきっていて吐き気がする。
でも、これは実話ですから、私の気分が悪いのは監督のせいではありません。
良心に基づいてとことん真実を追究するクリント・イーストウッド監督の姿勢には感服します。
ここまでやるのか、そこまでやるのか、さすが巨匠です。
『ミリオンダラー・ベイビー』や『ミスティック・リバー』と同じく、本作も名作なのは間違いないでしょう。
世の中には、いい人もいるし腐った奴もいる。
人生にはこういうことも起こり得ます。
客観的に現実を直視しないで感情に流されていては戦えません。
気分で感想を書くのも気分で生きているのも私の悪い癖です。
この気分、しばらく引きずりそうです。