今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

市と市民の協力

2008-05-11 | Weblog
今日は1:00pm~東洋大学院の学生さん・・・といっても
コンサルタントやホテル、不動産といった社会人のそれぞれ
の業界のプロの方々です。

東洋大学院と加西市が「公民連携」推進という分野で協定を
結ぶということで今日は議会や地元企業、観光地、商工会議所
原始人会、北条まちづくり協議会などとの意見交換を行なわれ
ました。

議員に対する質問では・・・

①様々な行政サービスを民間委託することについてどのように
 考えるのか?
②上下水道事業の民間委託または民間手法の導入について
 どのように考えるか?
③少子高齢化がすすむ加西市だが、その強みのひとつにため池
や鶉野飛行場がありこれらを 活かすことで活性化してはどうか?

概ねこうした質問だったと思います。議員も8名7名ほど参加
してましたの一人に3度ほどしか発言の機会がなかったのが
残念ですが、3年ほどかけてじっくりとプランを大学院としても
練って提案したいとのことでした。

ここで・・・・
公民連携・・・分かりにくいですが、要するにこれからの加西市の
運営は行政だけの問題では立ち行かない。行政と市民が力を出し合う
ことで活性化させていこうというものです。
これをこの業界ではPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)
と呼びます・・・最近PFIやらPPPやらNPMやらとやたら
横文字略語が多いのにも困ったもんです。

いろんな意見がでまして今日なにか結論をというものではなく
意見交換会でしたので詳細は割愛しますが、私個人として
思うことは、
①民間委託、民間手法というものには総論賛成なのだが
   その前に市役所は何をやるところかをきちんと議論
   しておかなければ、とりあえず民間でやれるものは
   なんでも放りだす。ということになりかねません。
   よく、行政サービス・・・という言葉を使いますが、
   窓口業務や手続き業務などは、行政の果たす役割の
   核心ではないように思っています。
   たとえば、75%にも及ぶ市街化調整区域とどのように
   市の活性化とリンクさせ緩和させていくのか?
   少子高齢化にどうクサビを打つのか?
   生活保護をふくめたミニマムの保証にどう取り組むのか・・
   こうした政策の先頭を切り開くことこそが期待される
   と思います。。

ああ、また1000字を超えてしまいました。
とにかく、こうした良い意味で「外」の人からアドバイスをもらう
ことはいいことです。
一過性のイベントで、瞬間的に出入りする人口が増えることも
悪いことではないけれど、「定住人口」を増やしていくことを
重要視することが大切だと思います。

取り戻せ!加西の未来
井上ちあき



 
  
















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