今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

7月臨時議会 開幕

2007-07-07 | Weblog
本日(といっても日付がかわりましたので正確には昨日ですね)
臨時議会が開幕しました。

再任された市長の所信表明
八巻教育長の、教育委員としての再任に対する同意
病院事業会計の補正の説明
本年度のこりの一般会計予算の説明
がありました。

市長の所信表明については、臨時議会では市政一般に対する
質問ができない決まりになっていますので、
所信表明の主旨の範囲に限って緊急質問という形式で質問が
認められます。
13日に再度本会議が開催されますのでその折に質問をさせて
いただく予定です。
内容はまた来週に・・・

それから教育長の人事案件ですが、
「宇仁小学校の老朽化した校舎の建て替え」から発展して
新構想学校というものが行政から提案されています。
幼保小という案が当初ありましたが、それに中学校までの
一貫校にして宇仁以外、また市外からも通学できるような
学校という案が昨年の議会でも議論されていました。

現在の時点では中学校までの一貫校には反対ですので
理由は少々長くなりますのでまたの機会にしますが、
まず第一に新構想学校と銘うった学校に特色をもたせることで
たの校区からも通えるようにすることは実は本末転倒では
ないかと考えています。
学校教育が重要という点では市長、教育長とも共通している
とは思いますが、義務教育の現場、今の小学校・中学校の
質の向上を目指すことが大切であって、あたらしく特別な
一校をつくることが大切なのではないと思っています。
また一貫校をつくることで加西にはこの児童が年々減少している
にもかかわらず、5つ目の中学校ということになってしまう
危険性があります。校区の問題にまで踏むこめるのか、義務教育の
内容を文科省のいいなりではなく、地域意向が反映できる質の
高い教育にしていけるのか課題は簡単ではありませんが
同時に議論されなくてはならないと思います。

ながくなりましたが、こうした新構想学校を選択肢のとして提案した
八巻教育長をの教育委員の再任に同意するにあたっては、
同意自体が中学校を含めた新構想学校の強い推進とセットでないことを
確認して同意をしました。

学校教育問題には病院問題同様に強く関って生きたいと思っています。

月曜からは決算審査が監査委員によっておこなわれます。
本会議は13日に再開され、17日からは予算委員会が開催されます。
先日から予算書の????という点について行政内の担当部局を
回ってお聞きしているところです。

は?それって私が非常識なの?行政の常識なの?と思うところがあり
戸惑うところもあります。
例えば、コンサルに支払われる数百万円・・・予算申請の根拠を聞くと
まったく意味不明・・・出せる資料がないとのこと・・・
でも、きちんとコンサルに支払われる内容を示してくれる部局もあり
そうしたところでは納得できるものです。

予算委員会のメンバーにもなっていますので様々な点について
「市民の当たり前」の視点で臨みたいと思います。
どの点につっこんだのか?どんな回答だったのか?
またご報告します。
ただ、気になるのはどの方向に市政が舵をきろうとしているのか?
その予算がこうだ!だからこの予算は大きくつけるが、ここは削るという
ところがまだ読み取れずにいます。













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3 コメント

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不適切だと思われたらアップなしでいいです (招き猫)
2007-07-07 12:30:43
3点気になるところがあります。
宇仁小学校の老朽化した校舎の建て替えについてですが、これは議員さんのほうから強く求められて予算化したものと聞いています。
ただ、児童数が減っていくのにそのままの建て替えでは誰も納得しない。
そのため厚生・文科などの枠を超えた一貫校を作る計画と合わせる事で、折り合いがついたんじゃないですか?
中川市長は最初の最初は、統廃合と言っていたと思います。

次に加西病院の産科復活にまず数億円使われるわけですが、以前のコメントで無理だとの指摘がありました。
もちろんなんとかなる可能性もあるだろうし、なってほしいものですが、その投資が無駄になってしまうリスクを考えた上での選択でしょうか?
加西市の病人の1割ほどしか現在加西病院に掛かっていないという話を聞き、妻も産科復活というけれど「これだけ不安材料を聞いた後だと別の病院に掛かる」と言っている現状では費用対効果の意味でも疑問を感じます。

最後に、一部の市役所職員の質は低いです。
私も何度も「民間企業ならクビやぞ!」という対応をする職員に出会いました。
自分の部署の申請についてすら知らない、認可基準もわからない・・・
例え不正採用がなかったとしても、点数で選んだ結果こういう職員が多いのなら、採用制度の見直しは加西市の将来にとってとても大切だと思います。
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Unknown (井上ちあき)
2007-07-08 01:39:13
招き猫さまへ
いつもコメントありがとうございます。
どれもこれも、1度のコメントでかたがつきそうでない難問ですが。
宇仁小の建て替え問題については、その地域の血のにじむような用地確保から、当時の行政が完成年度も指定していた段階まできていたのに未だに建て替えられないままとという歴史的な背景があります。もちろん以前の議会でこうした地元からの熱心な声もあり当時多くの議員が賛同していたと思われます。
また就任当初、市長も建て替えに前向きであったように思われます。その後さまざまな会議やいろいろな登場人物があるなかで、一旦は予算の凍結、これはやめるということではなく、全体を見回してかんがえようということだったはずです。その後選択肢の一つとして幼保小の一貫校案が出、その後、さらに急遽中学校までが追加された一貫校案がでてきたという認識を私は持っています。
また、この一貫校案には、地元を含め、折り合いがついてはいないのが現状だと認識しています。
この件はとにかく登場人物も多く、何が現状なのかは全員が一同に会して発言する機会がなければ共通認識がもてない状態ではないでしょうか。
正直私も意見の最終段階にはいたっていませんが、
これだけ人口減少が急激になり、私が小学生のころの約半数になっています。市内全体で2800名くらいだと思います。このまま11小学校を維持していくことは財政上では難しいでしょう。反面、加西では小学校校区というものが地域社会の基礎であって大切にされている背景や、こうした地域社会を見直さなければならないとを考えるとできれば維持していきたい。
また、人口減というよりも過疎化対策が全く機能していなかった行政の不作為責任も否めないでしょう。
行政施策の不作為で人口が減っている面も多分にあるのに、人口が減っているから学校は統合するでは
納得いかんでしょう。
いずれにせよ、建てないと地元がなっとくしないので
変わったものにしよう、じゃー一貫校で。という安易な論理ではゆるされないと思います。
地元の方とも何度もお話をしていますが、市をあげて
校区の見直しが可能なのか、これからの加西の義務教育をどうするのか、という議論が現実には市民を交えてされていないと思います。まずここをやらなければなりません。さきほど財政を圧迫するとも言いましたが、だからといって教育に投資をしないということにはならないと思います。一度や二度のシンポジュームや有識者会議でお茶を濁されないように、正直ごまかされないようにしなければなりません。既定路線に
のっかってしまってはなりません。
明確にこの案・・・と明言できずにすみません。
現状では人口を増やすために家を建てて住むことができる施策。加西市の学校にかよえば徳育はもちろん
塾へ行かなくても十分な学習ができる教育環境を
近隣他市が追随できない間にやる。これと同時に
宇仁小を建てることがよいのでは・・・と現状では
思っています。中学校の一貫校には反対。教育委員会から10ヶ月まえに説明を受けた限りでいうとメリットが理解できません。
実はもともと私は校区全廃論者でした。各学校が競争というもにさらされ、評価されないと質の向上は生まれないと思っていました。また北条鉄道は廃止し、
市内をバスが四方八方に巡回。そのバスでは小学生以下と高齢者は無料。どこの学校にでも通える。選ぶことができる。さらには周辺地域からも高齢者が便利に中心部にくることができ、行政サービスを受けたり、買い物をすることができる。。。。ここまでの荒療治が必要と思ってましたが、前述しましたように
地域社会というものを見直すなかで、学区フリーという考え方が両立しなくなってしまいました。ですので校区を維持しながらも、各校の質の向上を目指すために学校運営協議会の設立が望ましいと思っています。
でないと。。。。子ども達の将来は現実の話として、富める層とそうでない層の2極化が怖いことに固定化するものと考えています。そうさせないためにも小学校教育が大切。。。すみません話がそれてしまいました。

産科再開については、今知りうる限りで言えば、
産科の医師が加西病院でどうぞ産んでくださいということであれば安心されてはどうでしょうか?
1人の医師が365日ということではなく、神戸大の方からも隔週土日というサイクルでヘルプも来られるようです。事前に通常分娩かどうかは判別でき、そうでないものは他の病院での分娩をすすめられるとお聞きしています。通常分娩であれば個室化もはかられていきますので、加西病院をご利用されてはどうでしょうか。

最後に職員の件ですが、本当にがんばっている職員は多いです。でも私たち見たときにその行政の当たり前は、社会の当たり前とちがうで!という物も多いのも事実です。また条文や決まり規則に厳密すぎて、血の通った仕事になっていないときもあります。
職員をやる気にさせ、加西を形作っているのは我々なんだ、その責務とやりがいに誇りをもって欲しいと思っています。そして十把一からげに市職員=なまけものと今回の選挙でもそうでしたが、批判しないことも大事だと思います。
まだまだどのお話もこれからもじっくりといきたいテーマです。


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Unknown (井上ちあき)
2007-07-08 01:48:37
ある医療従事者さまへ
あらためてコメントありがとうございました。
もちろん見ていないコメントは一つもありません。
なかなか、それぞれのコメントやテーマに、
「その結論はこれです!」と書ききれないものも多いのですが。

実は来週には院長ともお話をさせていただく予定です。また救急の現場のお話を消防にも聞きにいくアポを取っています。
ご提案のように医師の現場に同行させていただいて体感することは大切だと思います。。。嫌がられそうな気もしますが。。。
とにかく、現場をみないで理屈で物を決めるようなことのないようにしないといけませんね。

来週の報告もまたアップしますのでまたご意見ください。
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