今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

3月議会審議の状況

2010-03-18 | Weblog
月曜から水曜の朝から夜まで委員会室に缶詰状態でした。

私は予算委員ではなかったので、傍聴でしたが、

委員の皆さんお疲れ様でした。

さて、いろいろあるのですが、

今回は21年度の補正予算(現状にあうように予算を修正)

が提案されてました。

特筆すべきは、来年度にも基金(いわゆる貯金にあたるもの)

を使い果たしてしまうといわれていましたが、

かなり基金を残せるようです。

その要因は大きく3つ。

①大型店舗や工業団地からの固定資産税。

②昨年の緊急経済対策交付金や12月の2次補正
 で国から配られた「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」
 →このきめ細かな交付金では加西市には9300万円が
  きました。
  なかなかできなかった道路補修や保育園の修繕
  市営住宅の修繕、幼稚園の遊具修繕、
  小学校のプール浄化装置改修
  木造校舎の耐震診断などなど・・
  もちろん市も負担をするお金も足しますが。

③そして、何より市役所のがんばり。

やることせんと、とか、防犯灯もつけないで・・
と批判もありますが、それでも財政を改善することは
市民生活の改善に必ずつながります。

また、下水道会計が来年度あたりには帳簿上は
赤字から脱却しそうです。

もちろん借金はまだまだありますが、確実に回復
基調にあると言えます。
もちろん、H20年から30%値上げしたからだとも
言えますが、まずはそれぞれの財政を整えることも
大変重要です。

では、あと何で賛否わかれているかと言うと。

概ね2点です。

①男女共同参画の推進のために、町の三役に女性が
 なると、その奨励のために10万円が町の会計
 に市から補助される(使途は自由)というもの
 (予算は150万円)

 ・・・女性が地域自治の場に参加できる機会が
    できるのか?それとも効果を望めない
    安易な政策なのか?

②玉丘史跡公園での広いスペースの貸し切りを
 有料化する条例

 ・・・ある程度の減免措置を前提に、一定の
    貸し切り状態には受益者負担として
    有料化するか?
    それとも、老人会など利用者との
    意見交換などがされていない。
    料金徴収の方法が不明確などの理由で
    不適切か?

金額は大きくありませんが、このあたりは大きく

賛否がわかれ、総務委員会・予算特別委員会では

両方とも否決となっています。


このあたりは、最終日採決を前にもめることでしょう。


私が、どう考えるかは、最終日後あらためて。



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき