今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

視察先の魚津市から

2009-07-15 | Weblog
今日から、会派での視察に来させていただいています。

朝から出発して、やっとお昼ごろについた魚津市では

「地域特性事業」について担当職員の方々の説明を

いただきました。

この事業は、魚津市長が力説されている

地域が元気になることが、魚津の元気になる

ということに基づいて行われている事業です。

13の地区が、それぞれに地域振興会をつくり

その振興会が、その地域に必要なイベントや

事業などに市から補助してもらうことを

申請する事業です。

つまり、地域自治といえるでしょう。

写真は、その地域特性事業として認められて

今NHKで有名になっている直江兼続の話に

でてきた魚津城跡にある大町小学校です。

そこで地域の大人たちや子供たちの手で

手作りされた魚津城のジオラマ。すごく精巧でしたよ。

小学校の一室が、博物館のように運営されていました。

またその小学校の外の壁が城の白壁のように

地元の皆さんの手で手作りされていました。

国の統治状態は、ご存知のとおりグダグダですが

自治体の経営は、国民・市民と直接対話する

場ですからしっかりとしなければいけませんが、

今大変、課題となっているのが、この地域自治です。

職員の方もおっしゃっていましたが、

地域の連帯感が薄れていることが残念でなりません。

加西でも、それぞれの地域がもっと連帯して

もっと自主的にその地域にかかわっていくことが

必要だと思います。

市民と行政が地域づくりに協力していくということは

本当に必要な予算を必要なことに使うという視点でも

大切なことです。

ただ、先日も書きましたが市民の払っている税をもって

行政が何を公的にするのか、しないのかという線引き

定義をしておかなければ、金がなくなった行政が

市民参画・協働という美辞麗句を駆使して

住民に依存することになるので注意が必要だと思います。

私が小さいころ、町対抗のバレーボール大会を

必死になって応援したのを覚えています。

今でも多くの町で盆踊りが続けられていますね。

近所のおじいさんやおばあさん 子供たちのこと知ってますか?

また、次の機会に書こうとおもってますが、

ここ3年間で30世帯分の児童虐待・育児放棄が

この加西市で確認されています。

よく加西市は排他的といいますが、そうでしょうか?

よい面をみれば、まだまだ近所付き合いのある田舎です。

決して、都会風になればよいというものでは

ないと思っています。


それから、政務調査費を使った視察には批判が多いのですが、

こうして、税を使わせてもらっていることを自覚しながら

しっかりと現場をみることは、非常に大事なことだと思ってます。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき