9/22・・・一昨日に9月定例会が閉会しました。
一般会計の補正予算、病院事業会計補正予算など
多数の議案がありましたが、
大きな争点は2つでした。
1つ目に、市長はじめ副市長、教育長の報酬と期末手当の
増額したいという提案をどう判断するのか?
2つ目に、小学校統廃合議論がある中で、校舎などの耐震
診断(2時診断)をするための補正予算を組むが、
富合小・賀茂小の分はいれていない提案をどう判断するのか?
ブログですので、かいつまんでの説明になりますが・・・
1つ目の点については、市長について言えば本来94万円/月の
報酬を現在自主的に70万円に減額しているものを84万円に
戻したい。
提案の大きな理由は就任3年になり、市債も50億削減などの実績を
あげている。また市長という責任と能力と実績に対して相応の報酬
があってしかるべきという点と理解しています。
議決結果は5:12で否決となりました(新聞にもでていましたね)
主な反対理由は 市債の削減などの実績は認めるが、同時に市の貯金で
ある基金も底をつきかけており、財政基準も県内でワースト5の状況
(実質公債費比率)、またゴミ袋などを筆頭に市民負担をもとめる中で
今、報酬の増額は認められない。
補正予算という期中の補正ではなく、来年度当初に議論すべきものである。
およそこうした理由だと思います。
当然、多くの市民の方々のご意見であるとも思いますが、
私は、この議案には賛成討論を行い賛成しました。
(もしお時間があれば、議会の録画をご覧下さい)
理由は大きく2つです。
1つに、直接選挙で選ばれた市長に、加西市の舵取りを信託したと
いう事実は変わりません。市長という職責にたいして相応の報酬を
私も含めて市民は負担をすべきだと根本的に考えています。
その「相応の」という金額は、現在根拠となりえるものは
それ以前よりも4%削減し94万円相当とした「報酬審議会」
の結論と、それを認めた議会の結論だと思います。
その94万円を上限とした範囲での裁量は本人に委ねられる
べきと考えています。
市の財政が厳しいことは理解していますが、今回の増額をもって
即、市の財政が破綻するということでないのであれば、
財政と3役の報酬を直接結びつけることは妥当ではないと思います。
財政に結び付けて反対をするなば、特別職の議員報酬も連動させるのか?
という問いに答えなければ、矛盾するのではないかと思います。
こうした、増額した行為を含めて、4年任期の間になした市政運営の
結果を選挙で問われるということだと思います。
また、補正のタイミングは良いとは思いませんが、補正することを
「緊急時」という縛りを強化することは、市政運営の弾力性を
損なうと思いますので「良い」とは思っていませんが
「だめ」ということではないと考えています。
賛否の結果は私の考えではないほうになりましたが、
議会の議論が「議論の正当性」だけでなく
わけのわからん屁理屈がまじってくることが
影響しているように思えることが残念です。
長くなってしまいましたので、2つ目の議論について
は次回・・・
取り戻せ!加西の未来
井上ちあき
一般会計の補正予算、病院事業会計補正予算など
多数の議案がありましたが、
大きな争点は2つでした。
1つ目に、市長はじめ副市長、教育長の報酬と期末手当の
増額したいという提案をどう判断するのか?
2つ目に、小学校統廃合議論がある中で、校舎などの耐震
診断(2時診断)をするための補正予算を組むが、
富合小・賀茂小の分はいれていない提案をどう判断するのか?
ブログですので、かいつまんでの説明になりますが・・・
1つ目の点については、市長について言えば本来94万円/月の
報酬を現在自主的に70万円に減額しているものを84万円に
戻したい。
提案の大きな理由は就任3年になり、市債も50億削減などの実績を
あげている。また市長という責任と能力と実績に対して相応の報酬
があってしかるべきという点と理解しています。
議決結果は5:12で否決となりました(新聞にもでていましたね)
主な反対理由は 市債の削減などの実績は認めるが、同時に市の貯金で
ある基金も底をつきかけており、財政基準も県内でワースト5の状況
(実質公債費比率)、またゴミ袋などを筆頭に市民負担をもとめる中で
今、報酬の増額は認められない。
補正予算という期中の補正ではなく、来年度当初に議論すべきものである。
およそこうした理由だと思います。
当然、多くの市民の方々のご意見であるとも思いますが、
私は、この議案には賛成討論を行い賛成しました。
(もしお時間があれば、議会の録画をご覧下さい)
理由は大きく2つです。
1つに、直接選挙で選ばれた市長に、加西市の舵取りを信託したと
いう事実は変わりません。市長という職責にたいして相応の報酬を
私も含めて市民は負担をすべきだと根本的に考えています。
その「相応の」という金額は、現在根拠となりえるものは
それ以前よりも4%削減し94万円相当とした「報酬審議会」
の結論と、それを認めた議会の結論だと思います。
その94万円を上限とした範囲での裁量は本人に委ねられる
べきと考えています。
市の財政が厳しいことは理解していますが、今回の増額をもって
即、市の財政が破綻するということでないのであれば、
財政と3役の報酬を直接結びつけることは妥当ではないと思います。
財政に結び付けて反対をするなば、特別職の議員報酬も連動させるのか?
という問いに答えなければ、矛盾するのではないかと思います。
こうした、増額した行為を含めて、4年任期の間になした市政運営の
結果を選挙で問われるということだと思います。
また、補正のタイミングは良いとは思いませんが、補正することを
「緊急時」という縛りを強化することは、市政運営の弾力性を
損なうと思いますので「良い」とは思っていませんが
「だめ」ということではないと考えています。
賛否の結果は私の考えではないほうになりましたが、
議会の議論が「議論の正当性」だけでなく
わけのわからん屁理屈がまじってくることが
影響しているように思えることが残念です。
長くなってしまいましたので、2つ目の議論について
は次回・・・
取り戻せ!加西の未来
井上ちあき