今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

加西の救急

2007-07-10 | Weblog
昨日は、消防署へ行ってきました。
今回は消防の件ではなく『救急』という分野について
お話をお聞きしてきました。以前からの加西病院のための
調査の一環です。
消防署のHPをご覧になっても詳細な資料も公開されて
いますが、市民の健康を守る最前線が十分な体制がとられて
いるのかという点です。

簡単なデータですが、最新の今年1月~6月の統計で、
救急搬送を行った件数は・・・757件
うちで加西病院にて対応したのは・・・497件
その他市外へ搬送された件数は・・・・252件
  多いのは西脇市へ87件、小野市へ51件です。
西脇へはやはり脳外科が、小野市へは内科と小児科が多いようです。
一方、小野市からは年間ですが昨年度は47件が加西市へ搬送
されたようです。
近隣市町と救急現場では好むと好まざるに関らず相互協力をしなけれ
ばならない状況のようです。
救急現場では加西病院で実質は70%ぐらいの受け入れをしている
ようです。

加西の救急現場では、加西病院はスムーズに受けいれを行っているようで
4月から救急には内科・外科の医師があたっているようです。以前は
担当科にかかわらず救急の現場にでていたようです。
かなり内科、外科に負担になているんのだろうか?
ただ、医師の方でも一般に専門分野以外は後の訴訟などを考えると
診察しにくい状況のようです。
また現実には他市への搬送時には、加西で受け入れできないのかと救急隊員が
搬送先の病院でいやごとをいわれるケースも少なくないようですね。

現状では救急現場からの加西病院の受け入れについて、病院長も尽力されており
専門科によって受け入れられない科目は別にして、大きな問題はないように
思われす。
消防の現場から見たのと、病院の立場や市民の立ち場での見方はまた
ことなることが現実にあるのかもしれません。
加西の救急の現場の実態についても、情報があればまたお教えください。

もれきくところによれば病院内部では、議会に病院経営改革特別委員会が
できたことがどうも快く思われていないところがあるようですが、
議会の勝手な論理でなく、市民の立ち場からきちんと病院の現場のご意見を
お聞きしながらこれからの加西の医療を考える場にしなければならないと
思っています。


話はかわりますが、前回に新しい消防車が4000万円するというお話を
かきましたが、どうも消防車ってオーターメイドが基本だから、めちゃめちゃ
高いということらしいのです。その地域によって希望する機能が違うから
だそうですが、どーも。。。。やっぱり消防庁が中心に規格をある程度決めて
価格をさげないと。広域でこうした動きや、リースということがこれから
ありそうとのことでしたが、必要な投資だけに早急に取り組んでもらわないと。