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近所で物入目隠し板設置 Fence for storage space

2022-11-05 | 日記

近所から収納スペースの目隠し木製ラティスが壊れ、新しく作って欲しいと相談があった。

 

見た目はそんなに傷んでいないが、業者に取り付けて貰って10年以上経ち木材支柱(特に下部)など腐食している。

現場で詳細に採寸して、せっかく作るなら簡単に腐食しない鉄骨支柱と樹脂板を使うことにした。

目隠しフェンス用樹脂板はホームセンターに売っていない(注文すれば取り寄せ可能)のでインターネットで注文するつもりだったが、いつも手伝っているところで40枚ほど取り寄せるらしいので余分に20枚ほど追加注文して貰った(最終的に18枚使用)。一枚(120x5x2000㎜)2000円で昨年より50%値上がりしているらしい。

支柱は50㎜角パイプ6mx2本をホームセンターで買って、自分でカットして持ち帰る(6m長物は軽トラに積めない)。鉄パイプ値段も同じく50%ぐらい上がっている。驚いたことに木材は倍ほど値上がりしている(合板一枚千円だったのが二千円に!)。

L字アングルを支柱5本上下にミグ溶接(天井と床で固定用)して茶色油性塗装。

開閉扉用に角パイプを鉄切断刃装着スライドソーでカットして直角に溶接(しっかりした作業テーブルがないので結構難しい)して塗装。ミグで点溶接した後アーク溶接したら母材(1㎜厚)一箇所に穴を開けてしまった。溶接で埋めれない(技術がない)のでコーキングで修復。100V家庭用溶接機なので甘くみていたが溶解力は結構強い、その後は連続点溶接。

樹脂板もスライドソーの刃を万能刃に替えてカットして20㎜間隔で化粧ビスで固定(下穴を先に開ける)。結局この樹脂板固定位置が他の部分の横板の取り付け位置になる。

さて現地で水準器2本使い支柱設置作業開始したら、擁壁が垂直でないのが発覚(1300㎜の高さで下が40㎜も空く)。そういえばこの家(わが家から約100m上部)、阪神大震災の時、家屋にかなりの被害があり相当額の費用でほぼ建て替えたらしい。土台(擁壁)はまだ歪んだままのようだ。今でも玄関階段に割れ目があり、修復されてない。

ともかく支柱(5本)だけは上下のL字アングルにアンカービスを入れながら垂直に立てていく、同じ長さに切ったのに少し(5㎜)浮くところもあるがアンカービスは打てる。後で隙間にモルタルを詰める。

支柱が立つと、製作していた扉を兆通ガイで取り付ける。

そして扉の板にに合わせて現地で採寸して樹脂板をスライドソーでカットして茶色化粧ビスで固定する。取り付けは一人作業なので樹脂板の片側をマグネットで仮固定して、片方を手で押さえて3.6㎜の鋼鉄穴あけドリルで下穴を開け化粧ビス4㎜をインパクトドライバーでネジ止め。面倒な作業だが慎重にしないと同じ間隔(20㎜隙間)で水平にならない。

取り付けに丸一日掛かった。あと微調整(ストッパー、取っ手、ロック取り付け)と支柱と擁壁の隙間にモルタル詰めに半日要した。

養生テープの部分はモルタルを擁壁との隙間を詰めたところ。

以前の木製ラティスよりしっかりしたのが出来上がり、依頼主も満足して喜んでくれた。

最近、鉄骨など溶接するのが面白くなった(下手だが)。

他に何か作るものないかな?家のBBQテーブルでも作るか?BBQなどしないけど。

 


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